新着情報

広報誌「うるおい」第424号 2025年7月20日発行

ライトハウスから

生活体験文募集のお知らせ

【目的】
目の不自由な方たちが日常生活の体験を綴り、その発表を通し自立心の高揚を図るとともに、県民一人一人が視覚障碍者福祉への理解を深めることを目的とします。

【主催】
山梨県  山梨日日新聞社  山梨放送  山梨ライトハウス

募集方法
題 名 自由。
部 門 ・児童生徒の部 県下の目の不自由な児童生徒
    ・一般の部 県下の目の不自由な人
募集規程 400字詰め原稿用紙3枚、点字紙4ページ(70行)以内。原稿用紙の1行目に題名、2行目に学校名と学年又は市町村名、3行目に氏名(ふりがな)を記入し、4行目から書き始めてください。
応募締切 令和7年9月5日(金)
送り先 〒400-0064  甲府市下飯田二丁目10-1
山梨ライトハウス内「生活体験文係」へ持参もしくは郵送してください。

表彰
部門ごとに最優秀1編、優秀3編を表彰するとともに、応募者全員に参加賞を贈ります。なお、最優秀作文は山梨日日新聞紙上で発表します。

続いて、みーきのお料理コーナーです。

7月号レシピ

暑さで料理作るのも嫌、食欲も進まない季節となりました。
こんな時には沖縄のソウルフード「タコライス」はどうでしょうか?一皿でご飯・肉・夏野菜がとれる簡単な料理です。一般的にピリ辛な味付けですが、今回は子供向きの味付けにしました。子供たちの好きな「とんがりコーン」も入れてみましたが、サクサク感がとてもおいしいです。

お子様タコライス(2~3人分)

【材料】  
ご飯300g
合いびき肉200g
玉ねぎ1/2個
レタス100g
ピーマン1個
ミニトマト6個
とろけるチーズ(細切り)適宜
とんがりコーン20g
サラダ油少々
A
にんにく(チューブ)2cm
しょうが(チューブ)2cm
ケチャップ大さじ2
ウスターソース大さじ1
砂糖小さじ1/2
大さじ1
しょうゆ小さじ1
少々
こしょう少々

作り方
① 玉ねぎ・ピーマンはみじん切り。レタスは長さを3~4等分に切り、1㎝幅のせん切り。ミニトマトは1/2に切る。とんがりコーンは指で粗くつぶす。
② フライパンにサラダ油少々引き、玉ねぎ・ピーマンを中火でしんなりするまで炒める。Aの調味料を加えて混ぜる。
③ 合いびき肉を加えポロポロに炒める。Bの調味料を加えて炒め合わせる。
④ 器にご飯を盛り、③をのせ、チーズ・レタス・ミニトマト・とんがりコーンをのせる。

山視福協から

JR乗り継ぎ案内を利用しての弾丸トラベルでSuicaペンギンをゲット?
             山梨県視覚障がい者福祉協会 角田政樹

 皆さん、こんにちは。山視福協の角田政樹です。今年も寄稿の番がやって参りました。今回は、Suicaペンギン横道三部作の完結編です。
 さて、いきなり横道にそれますが、去る6月8日に、我が山視福協の(研修?)旅行で小田原にかまぼこを作りに行きました。その旅行の前々から、私は職場(病院)で「小田原にかまぼこを作りに行く」と、まるで遠足前の浮かれた小学生のように触れ回っていました。旅行の前日、職場の事務長である「もりこ」女史(あだ名)が、「これ、餞別だよ」と言って渡してくれたのは、保冷バックと凍らせれば保冷剤代わりになるお茶です。そしてなんと、その保冷バックにプリントされているのは、「笑顔のSuicaペンギン」です。「おぉっ!もりこ!」。気分は、高砂殿、スペシャルパッケージinハワイといった感じです。この保冷バッグは、もりこの旦那さんが、東京駅で生ワッフルを買った際、一緒に購入したものです。東京駅の店舗でしか売っていない限定品です。職場においても、私のSuicaペンギン愛は周知のところです。なんと洒落の効いた餞別でしょう。当然、旅行のバスの中では大活躍でした。
 ちょっと待って。既にゲットしてるじゃない。坊や一体何を言っているの。と百恵ちゃんに突っ込まれそうですが、本題はこれからです。
 昨年の私のお話でも登場した「知り合いの鉄ちゃん」が、この保冷バックを見て、食指を動かしまくっているのです。ただの保冷バックならいざ知らず、これはSuicaペンギンです。しかもリミテッド。「人には絶対に譲れないものがあります!」と炭治郎のように言ってのける私。「ならば!買いに行くまで!」と煉獄さんのように言い放つ鉄ちゃん。さらに、「お前も一緒に行かないか。JRの乗り継ぎ案内を使って」「そうすればうるおいのネタにもなる」と猗窩座(あかざ)のように勧誘する鉄ちゃん。「ネタ」と言う言葉に反応して、「うむ!無論、乗り込む!」と煉獄さんのように返す私。さて、こうなると乗車する日ですが、今年の6月は超多忙。空いている日は平日しかありません。午後が休診の木曜日の夕方4時位に甲府を発ち、帰宅ラッシュでごった返す東京駅周辺で買い物をし、夜9時半位に甲府に戻ってくると言う弾丸ツアーです。計画したミッションは3つ。1.丸の内中央口の改札を出てすぐのRLワッフルにてSuicaペンギンの保冷バックをゲット。2.グランスタ東京のどこかで牛タン弁当をゲット。3.これは私の母上が所望する「鳩サブレー」を八重洲口にある大丸デパートでゲット。トム・クルーズも眉をひそめるなかなかのミッションです。この計画を聞いた、もりこも難色を示していました。さぁ、決行日の朝です。またも餞別が。「これ鉄ちゃんに」ともりこより渡されたのは、なんとSuicaペンギンの保冷バッグ。旦那さんが再び購入してきたものを譲ってくれました。これでミッション1がクリアです。このことを、患者さんとして当院に来ていたSさん(岡島デパートの外商)に話をすると、「先生、こうなると八重洲口の大丸デパートで完結するよ」とアドバイスしてくれました。そうなんです。丸の内口に出ないと言う事は、八重洲口1点集中突破で済むのです。お弁当も、生ワッフルの代わりのお菓子も1カ所で買えるのです。
 ちょっと待って。馬鹿にしないでよ。やっぱり既にゲットしてるじゃない。私だってここまで読むのは疲れるわ。と百恵ちゃんに怒られそうですが、本題はこれからですPart2
 まず乗車する前に、駅員さんに乗り継ぎ案内の依頼をします。今回は、東京駅の大丸デパートで鳩サブレーを買いたい。と目的まで伝えました。駅員さんは、乗車券を見て、行く先々の駅での案内を手配してくれるのです。特急の場合は、指定席まで案内してくれます。乗り換えの際には、指定席まで迎えに来てくれます。なんといっても、駅員さんは駅のプロ。新宿駅だろうが、東京駅だろうが、最短距離をすいすいすいーのSuicaです。中でもとてもありがたかったのは、東京駅を案内してくれた方です。なんと、改札を出て、大丸デパートのインフォメーションまで案内してくれたのです。そして、「引き継ぎをお願いします」と大丸デパートのインフォメーションに伝えると、我々に「頑張ってくださいね」と言って去っていきました。感動です。そして、インフォメーションで、買いたいものを4品伝えると、都合2人の案内人がつき買い物を手伝ってくれました。こちらはデパートのプロ。夕方の混雑も何のその。効率の良い導線であっという間に買い物終了。結果、東京駅に着いてから1時間もたたないうちにミッションコンプリート。霹靂一閃すぎます。どこへ行きたい。何をしたい。これを買いたい。と言ったように、こちら側の目的を明確に伝えることで、相手側も対応し易すかったのではないでしょうか。どちらにしても、素晴らしいサービスだと思います。大勢の人の助けを借りてクリアできたミッションですが、えも言わぬ達成感に包まれました。後は、甲府駅直通のあずさで帰るだけです。帰りの東京駅での案内は、先ほど大丸デパートへ連れて行ってくれた方でした。改めて謝意を伝え帰路へ。さぁ、やって参りました。列車です。駅弁です。しかも牛です。言うしかないでしょう。「うまいっ!」× 16回(煉獄さんが言ったのと同じ回数です)。そして、この列車はあずさ。そう、社内販売、かいじにはないですが、あずさにはあるのです。いつも愛飲している「星印」のビールを。なんと、鉄ちゃんが、おもむろに出してきたのは「ジャッキーカルパス」。「お前やるやつだぜ!ジャッキーカルパスなんてつまみを持ってるなんてよ」と伊之介のように言う私。車輪(くるわ)は進み、甲府駅へ。ここでも案内人が来てくれましたが、勝手知ったる甲府駅。喫煙所まで案内していただき、本日のサービス終了。良き体験をさせていただきました。この日関わってくださった方々にスペシャル感謝です。これを書いている日がばれてしまいますが、追加情報です。6月30日から電車の発車音が変わりました。気をつけて聞いてみてください。長々と読んで頂き有難うございます、お疲れ生です。以上です。

ことばのミニ解説

 このうるおいが皆さんのお手元に届くころにはもうすっかり夏本番を迎えていることと思います。今月は、その真夏の気温を表す言葉と気象でいう時間帯について解説いたします。
 夏になると「夏日」「真夏日」などの言葉をよく耳にします。これらはどのような日のことなのか、その基準を皆さんはご存じでしょうか?
 「夏日」は、その日の最高気温が25℃以上になる日を指します。一方、「真夏日」は、最高気温が30℃以上に達する日のことを言います。さらに「酷暑日」は、「猛暑日」の俗称で、一日の最高気温が35度以上の日をいいます。これは、1990年代初め頃からマスコミなどが用いて世間一般に定着したもので、その後、地球温暖化の影響から35度以上の日が増えたため、気象庁が2007年4月以降、「猛暑日」を正式な予報用語としました。
 また、「熱帯夜」は、最低気温が25℃を下回らない夜のことです。
 さて次に、天気予報での時間帯の表現についてです。天気予報では24時間を3時間ごと8つの時間帯に区切り表現しています。これは、天気の変化がわかりやすいように私たちの生活のリズムに沿った分け方になっています。
 午前中の表現として、未明は午前0時から3時頃まで、明け方は、午前3時頃から6時頃まで、朝は午前6時頃から9時頃まで、昼前は午前9時頃から12時頃までです。
 午後の表現として、昼過ぎは、午後12時頃から15時頃まで、夕方は15時頃から18時頃まで、夜のはじめ頃は、18時頃から21時頃まで、夜遅くは、21時頃から24時頃までとなっています。

うるおい俳句教室

中嶋 英子 選

(の)(むら) 和美(かずみ)
かたまりてせせらぎを聴く(あお)胡桃(ぐるみ)
「感想」今回は三句とも青胡桃でした。胡桃の季語は秋ですが、青胡桃は初夏、穂状の花をつけた後、その葉陰に房状の青い実を結びます。作者は山峡に自生した胡桃の木の青い実に出会って、詩心が触発されたのでしょう。渓川の水音が聞こえてきます。

岩風呂に祖父の軍歌や青胡桃
「感想」子どものころ、出征兵士を送り出す軍歌を歌った記憶があります。就職してからは、職場の宴会で、軍歌の合唱に盛り上がったこともありました。その中には戦地からの帰還者が何人もいました。作者のお祖父さんも帰還者だったかもしれません。空の見える岩風呂で思わず口をついて出た軍歌。今も聞こえてきそうです。
もう一句の「青胡桃霧の中より浮かびくる」は、情景の見えてくる俳句ですが、あと少し何かが欲しいです。「霧」は秋の季語なので、それも考慮してなおしてみてください。

小川 賢治
音がして見えないものに遠花火
「感想」盆が近くなると何処かで揚げている花火の音が聞こえてきます。仕掛け花火の名前は知らないけれど、音の大きさや長さリズムからどんな花火か想像するのも楽しいものです。

盆迎え先祖の声も疲れてる
「感想」墓掃除や草刈り、霊棚の供え、家の内外の掃除、来客のもてなしの準備などして盆を迎えます。帰ってくる先祖の霊も疲れているのではないか思いやっている句です。
「盆迎え先祖の霊も疲れいる」としたらどうでしょうか。
もう一句の「潮風に向かって進む夏の風」は、潮風は海から陸に向かって吹く風、そこへ向かっていく作者にどのような風が吹いてきたのでしょうか。よくわかりませんでした。

石川 昭敏
ひとつまみ叩いて振って梅雨の塩
「感想」この時期、私も台所で毎日、塩、こしょう、だし、などの壜を叩いているのでよく解ります。とても面白いと思いました。ちょっとだけ欲しいのに振っても出てこない塩、テーブルに打ち付けてから振って漸くでてきます。思えば、こんなこと何日も続けています。小さな苛立ちの気持も表れています。
「食卓塩叩いて振って梅雨長し」としたらどうでしょうか。

相沢 幸雄
梅雨晴れや体の古傷疼きけり
「感想」梅雨の最中、短い間でも晴れ間が見られるのは気持ちよいものです。古傷が疼くかもしれませんが外に出てみましょう。「梅雨晴れや痛み忘れて隣家まで」
歩くと気分が変わります。上五の「や」と下五の「けり」、切れ字が2か所あるので内容を変えました。
もう一句の「梅雨の時季熱中症にはご用心」は、のどが渇かない私のための標語で、水分を取らなければと注意されたみたいです。梅雨明け間近ですが、何か実際に体験したことなど俳句にしてみましょう。

長田 廣子
ジャーマンの大輪匂いて今日良き日
「感想」ジャーマンはジャーマンアイリスを略した花の名だと想像しました。ジャーマンアイリスは虹の花とも呼ばれるほど色が豊富、結婚式の式場に芳香の大輪の花が飾られ、当人たちはもちろん、親族も友人も幸せをかみしめている様子が伝わってきます。でも、この花、ジャーマンだけでは季語にならないので、「大輪のアイリス匂い今日良き日」「匂い立つドイツアイリス今日良き日」など、考えてみました。

覚えておきたい龍太の俳句 7月
福田甲子雄編著 「龍太俳句365日」より抜粋

炎天の(いわ)裸子(はだかご)やはらかし
炎天の直射日光のなかにある大きな、真黒な岩には、水浴びの子供たちが蜂の子のようにすがりついている。岩の上から水に飛び込んで泳ぐ子もいる。パンツをはいている子もいるが、多くは真っ裸であろう。その中には、女の子も混じっている。プールなんかなくても、谷川の淵に行けばいくらでも水泳の出来るような場所はあった。水が冷たいので、よく体を濡らしてから水に入ることを口うるさく家の人たちに言われたのを覚えている。
 昭和二十八年といえば、まだ何処の川にも水が溢れていた。いつごろからであろう、川の水が少なくなり、水遊びなど出来なくなってしまったのは。この句、山梨の場合の鑑賞だと川ということになるだろうが、海の岩であっても一向に支障はない。大きな固い岩にのぼっている水浴びの子供のしなやかさ、膚のやわらかさが、真夏の太陽の下で輝き歓声が聞こえればそれでよい。
(昭和28年作 句集『百戸の谿』所収)

それでは、25日締め切り厳守でご投句をお待ちしております

暮らしのヒント

 「暑いですね」があいさつの定番となり、あと3ヶ月は続くかと思うとため息が出そうになりますね。そこで今回はそんな季節に欲しくなるひんやりするもののお話です。
 「瞬間冷却」とうたった保冷剤がここ数年ホームセンターやスーパーなどでよく売られています。冬場にお世話になったカイロと違って袋を開けて使うものではなく、袋の上から叩いて使うものです。「叩くなんて…」とおしとやかな皆様はお思いかもしれませんが、お上品にそっと押しただけではダメでした。グーで力強く叩くとわずか数秒で冷却が始まりました。初めて使用したときは驚きと感動が押し寄せました。
 冷たくなる仕組みは化学反応です。開けてはならない外袋の中にはさらに袋があり、硝酸アンモニウムと水が分かれて入っています。強く叩くことで水の袋が破れ硝酸アンモニウムが溶けます。その際吸熱反応という化学反応が起こり急激に冷えます。一般的な保冷剤は冷凍庫で保存しますが、こちらは常温でおいておきます。ですのでお出かけに持っていき、欲しくなったタイミングでパンチすれば冷えた保冷剤がその場で出来上がります。暑い中での外出時にはもちろん、買い物で冷やして運びたい商品がある時も便利です。また急な発熱時や打撲などにも使えるので安心のために常備しておくのも良いかもしれません。
 家にある保冷剤を持ち歩いている方も多いかと思いますが、時間がたつとだんだんぬるくなって役にたたなくなります。そんなとき瞬間冷却の保冷剤も持っていればそこからまたひんやりと過ごせます。冷却の開始点を自分で決められる点がこの製品の良いところです。使い捨てが多かったのですが最近はそのまま通常のジェルタイプの保冷剤として使い続けられるものも出てきました。冷たさの持続時間も様々あります。驚きの科学実験のようでちょっと楽しくなれます。ぜひ一度お試し下さい。

新しい図書の紹介

◎デイジー図書

7-1
『忍者に結婚は難しい』
横関(よこぜき) (だい) 著
11:39

内容:伊賀と甲賀。消えたはずのライバル忍者一族は、令和の今も人知れず暗躍していた。悟郎(ごろう)(ほたる)はお互い忍者だと知らずに結婚したが、いまや離婚寸前。そんなある日、伊賀系の大物政治家が暗殺され…。
(音訳者 一瀬 眞喜子)

7-2
『18歳の壁』
和田 秀樹 著
2:51

内容:目標や夢、親や友だちとのつき合い方、パワハラへの対処法、記憶力を高める方法、ストレス解消法、情報リテラシー…。精神科医・和田秀樹がきれいごとでなく本音で語る、中高生に向けた人生攻略法。
(音訳者 志村 香代子)

7-3
『30歳でも大人な人50歳でも子供な人』
有川(ありかわ) 真由美 著
4:32

内容:大人になることは、「よりよい人間になること」。それには、明るく誠実に生きていくことしか道はない-。みんなに好かれて信頼され、「あの人、大人だね」と言われる人になる97の方法を紹介する。
(音訳者 坂本 啓子)

7-4
『日本の神様と楽しく生きる 新版』
(ひら)(ふじ) 喜久子 著
6:22

内容:太陽の神様、火の神様、財と福の神様、日用品の神様…。私たちの生活は、たくさんの神様と結びついています。四季折々の行事や風習を通じて出会える神様たちを紹介します。内容を追加・再編集した新版。
(音訳者 武藤 紀子)

7-5
『神の国日本(にほん)
並木(なみき) 良和(よしかず) 著
4:36

内容:この生きづらい世界を、日本の神々と一緒に変えよう。大調和の時代へ導く、日本人による全宇宙のための手引き書。
(音訳者 平嶋 敏子)

7-6
『若者が選んだ安倍晋三100のことば』
安倍晋三デジタルミュージアムプロジェクト 著
3:52

内容:魂の政治家・安倍晋三の名言集。数多のスピーチ、国会答弁などから中高生~若手社会人が選んだ100篇を「リーダーの信念」「挑戦する言葉」「日本を語る」「日本と世界」などに分け、選んだ理由と解説補足を加えて収録する。
(音訳者 井口 登美子)

つづいて、厚生労働省委託デイジー図書です。

7-7
『トコトンやさしいコラーゲンの本』
野村 義宏 著
9:07

内容:古くからさまざまな用途に利用され、近年は化粧品や医薬品、健康食品としても活用が進むコラーゲン。その生成や機能、働きなどについて、わかりやすく解説する。

以上、厚生労働省委託デイジー図書でした。

◎貸出おすすめデイジー図書

S7-1
『オホーツク流氷殺人事件』
葵 瞬一郎 著  
8:43

内容:流氷の上で発見された女性の遺体の胃の中から、美しき勾玉が発見された。それは北海道日高の名家・黒石(くろいし)家から消えた呪いの家宝。さらに続いて起きた黒石一族内の連続怪死。常軌を逸した事態に人気作家で名探偵の朝倉が挑む。

S7-2
『愛情漂流』
辻 (ひと)(なり) 著
5:35

内容:子どもが同じ幼稚園に通う2組の夫婦。パートナーに対するほんの少しの隙間から始まった不倫が、4人の運命を大きく変えていく。

S7-3
『日本の流行歌』
(あざ)(み) 俊雄 著
7:26

内容:流行歌は時代を映す鏡。江戸時代の「はやりうた」から現在の音楽配信まで、流行歌のこれまでの歩みを振り返りながら、流行歌文化を通じて、日本人が各時代の社会背景に、いかに音楽を楽しんできたかをたどる。

S7-4
『関東大震災と流言』
水島 爾保布(におう) 著
4:09

内容:百年前、東京の下町で何が起きたのか。迫る猛火、飛び交うデマ、そして暴力。関東大震災の諸相をニヒリズムの目で観察、記録しながらも検閲によって葬られた、水島爾保布「愚漫(ぐまん)大人(たいじん)見聞録」を全文収録し、注と解説を加える。

S7-5
『絢爛たる流離』
松本 清張 著
12:07

内容:三カラットのダイヤモンドの指輪が次々と持ち主を変え、その度に起きる殺人事件。昭和世相史を背景に清張のトリックが冴え渡る。

以上、他館複製図書です。

◎テキストデイジー図書

こちらは文字データを基に作られた図書です。再生には、合成音声読み上げ機能を利用するため、想定された読みとは異なる読み方をする場合があります。こちらの図書は、CDでのお貸出はできません。パソコン・PTR3・センスプレーヤーのオンラインサービスを使い、サピエ図書館から直接ダウンロードしてご利用ください。

7-1
『大人なら知っておきたいすごい『モノの言い方』』
佐藤 幸一(こういち) 著

内容:部下、上司、子ども、パートナー、友だちが思い通りに動いてくれるようになる! 日常のいろいろなシーンで役立つ、相手に好印象を与えるフレーズを、実例やワンポイントアドバイスとともに紹介する。

7-2
『新版 クラシックの名曲・名盤』
宇野 功芳(こうほう) 著

内容:あまたある名曲・名盤から何をどう聴くか。好評を博した旧版の推薦盤のほか、曲目を大幅に増補、新発売のCDを加えて改訂した決定版。豊穣の音楽世界への新しい道案内。

7-3
『たった一人の存在として宝物みたいに扱って』
chun(チュン) 著

内容:死にたいと願ったり、「大丈夫」と笑ったり。気を遣って、頑張って、我慢して。もう傷付きたくない。だから期待しない。そう決意してもやっぱり、生きていたい-。「今日」を乗り越えるための言葉が詰まったエッセイ集。

7-4
『なぜコンビニでお金をおろさない人はお金持ちになれないのか?』
平野 薫 著

内容:なぜつけ麺は大盛無料でも儲かるのか。なぜ駅前の古びた靴屋さんは、お客さんが来ないのに経営を続けられるのか。世の中の身近な疑問を数字で解き明かしながら、気づきの力と数字で考える習慣と分析力が身につく入門書。

7-5
『70歳からの人生を豊かにするマインド・リセット』
和田 秀樹 著

内容:70歳を過ぎたらもう、自分を束縛するものからどんどん抜け出して、自由に生きていい。老後を明るくポジティブに過ごせる心の切り替えスイッチ(=マインド・リセット)を紹介する。

◎点字図書

7-1
(いただき)を目指して』
石川 (ゆう)(き) 著
全3巻

内容:2024年7月、パリオリンピックの頂点に挑戦する石川祐希。バレーボールとの出合い、学生時代の教えと気づき、イタリアでのプロ生活、日本代表への想いなどを語る。多数のカラー写真も掲載。
(点訳者 五味 秀雄)

7-2
『さくらのまち』
三秋(みあき) (すがる) 著
全6巻

内容:澄香(すみか)――それは彼の青春を彩る少女の名で、彼の心を欺いた少女の名で、彼の故郷を桜の町に変えてしまった少女の名だ。澄香の死を確かめるべく桜の町に舞い戻った彼は、かつての澄香と瓜二つの分身と出会い…。
(点訳者 点訳部(吉田))

7-3
『シルバー川柳 バラ色の人生編』
みやぎシルバーネット、河出書房新社編集部 編
全1巻

内容:「おひなさま私にください美と若さ」「人生は短くないが早すぎる」仙台の高齢者向けフリーペーパー『みやぎシルバーネット』などに投稿された60~101歳のリアル・シルバーが詠んだ傑作川柳188句を収録。(点訳者 小鳥居 弘子)

7-4
『世界はなぜ地獄になるのか』
橘 (あきら) 著
全4巻

内容:リベラル化によって格差が拡大し、社会が複雑化して生きづらくなる。「誰もが自分らしく生きられる社会」を目指す社会正義の運動が、キャンセルカルチャーという異形のものへと変貌していく現象を考察する。
(点訳者 天野 宰子)

7-5
『その嘘を、なかったことには』
水生(みずき) 大海(ひろみ) 著
全5巻

内容:帰宅すると、自宅で見知らぬ男が死んでいた。あとから帰宅した妻に訊いても誰だかわからないというが…。物語のラストでこれまでの景色が一変する「どんでん返し」の短編集。『小説推理』掲載を書籍化。
(点訳者 堀内 美紀子)

7-6
『他人と比較しないだけで幸せになれる』
加藤 諦三(たいぞう) 著
全3巻

内容:定年は他人との競争や自己否定から解放される格好のチャンス。不安、悩み、劣等感を手放し、高齢期を実り豊かな新しい人生として生き直す秘訣を心理学に基づいて伝える。
(点訳者 堀内 美紀子)

7-7
(はん)(き)(せき)の女たち』
魚住 陽子 著
全6巻

内容:「どうしてもそれがなければ生きていけないのなら、求め続けるしかないのよ。正しくても正しくなくても、仕方のないことだってある」――。達子(たつこ)と彼女を取り巻く女性たちが織りなす、半貴石をめぐる物語。唯一の未発表長編小説。
(点訳者 松浦 敬子)

7-8
『ブラームスはお好き』
サガン 著
全3巻

内容:パリに暮らすインテリアデザイナーのポールは、移り気な恋人ロジェとの関係に孤独を感じていた。彼女は14歳年下の美貌の青年シモンに出会い…。2人の男の間で揺れる大人の女の感情を繊細に描いた、洒脱で哀切な恋愛小説。
(点訳者 須田 千文)

つづいて、厚生労働省委託点字図書です。

7-9
『氷の城』
タリアイ・ヴェーソス 著
全3巻

内容:雪に閉ざされたノルウェーの田舎町。11歳の少女・シスは、春に転校してきた少女・ウンと運命の絆で結ばれる。しかし、ウンは<氷の城>に一人で向かい、そのまま姿を消してしまう…。ノルウェーの国民的作家の代表作。

7-10
『ラジオ保健室 10代の性 悩み相談BOOK』
NHK「ラジオ保健室」制作班 著
全3巻

内容:体の悩み、性の違和感、コンプレックスなど、10代の若者たちがかかえる悩みごとや困りごとについて、多彩なゲストと専門家が、楽しくオープンに語り合う。10代のそばにいる大人も必読の一冊。NHKラジオ第1の番組を書籍化。

7-11
『ティゲルファル その夜、森で何が起こったか』
斉藤 (ひろし) 著
全2巻

内容:病に倒れ仲間に置き去りにされた少年は、旅の老人と出会い、彼が引き合わせてくれた新しい仲間と暮らし始める。少年はやがて、自分が特別な力を持っていることに気づき…。

7-12
『四つの人形のお話1 ポケットのなかのジェーン』
ルーマー・ゴッデン 著
全1巻

内容:ジェーンは小さなお人形。冒険が大好きなのですが、持ち主の女の子たちはジェーンを人形の家にいれっぱなし。そんなある日、元気な7歳の男の子ギデオンに出会って…。

7-13
『四つの人形のお話3 クリスマスの女の子』
ルーマー・ゴッデン 著
全1巻

内容:クリスマスイブ、おもちゃ屋に並んだ人形のホリーは、持ち主になってくれる子どもを待っていました。一方、身寄りのない女の子・アイビーが、ホリーのいる街へやってきて…。

7-14
『四つの人形のお話4 ふしぎなようせい人形』
ルーマー・ゴッデン 著
全1巻

内容:いつも失敗ばかりのエリザベス。クリスマスにもらったようせい人形が助けてくれて、なんでもできるようになりました。ところがある日、ようせい人形がなくなってしまい…。

7-15
今西(いまにし)錦司(きんじ)と自然』
斎藤 清明(きよあき) 著
全2巻

内容:明治時代の京都に生まれ、登山家、探検家、生態学者として活躍した今西錦司。日本の霊長類学のパイオニアである彼が、自然とは何かを追究しつづけた自らの人生を語る。

7-16
『世界のことわざ ものの見方が変わる!』
時田(ときた) 昌瑞(まさみず) 監修
全2巻

内容:78の国と地域から320のことわざを掲載。その意味だけでなく、背景となる文化や習慣、その国の地理や歴史、観光案内など、さまざまな情報をあわせて紹介する。

7-17
『クロニクル(せん)(こ)の闇7 魔導師の娘』
ミシェル・ペイヴァー 著
全5巻

内容:紀元前4000年の太古の世界。邪悪なものたちと戦ってきたトラクは、ワタリガラス族のレンとともにおだやかに暮らしていた。ところがある日、レンは突然彼の元を去ってしまう。トラクはレンのあとを追い、極北の地へと向かうが…。

7-18
『障害のある女性の困難』
DPI(ディーピーアイ)女性障害者ネットワーク 編
全4巻

内容:2011年に行なった「障害のある女性の生きにくさに関する調査」の結果を掲載。加えてその後10年間の活動をテーマごとにまとめ、今後への提言を記す。

7-19
『雇用保険法』
全3巻

内容:労働者の生活及び雇用の安定、就職の促進、労働者の福祉の増進を図ることを目的とした雇用保険制度について定めた法律。令和4年6月17日改正。

7-20
『災害対策基本法』
全3巻

内容:国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から保護し、社会の秩序の維持と公共の福祉の確保に資することを目的とした法律。令和4年6月17日改正。

以上、厚生労働省委託点字図書でした。

◎一般CD雑誌

『音声広報CD 明日への声 Vol.103』 
内閣府 寄贈 
1枚

◎点字雑誌

『点字・大活字広報誌 ふれあいらしんばん Vol.103』
内閣府 寄贈 
1冊

『令和5年版 自殺対策白書(概要版)』
厚生労働省 委託
4冊

『東洋療法 第367号』
全日本鍼灸マッサージ師会 寄贈
1冊

『TBSラジオ番組表 2025年4~9月(春夏号)』
点字.拡大文字.音声コード付
TBSラジオ 寄贈 
1冊

『情報誌らしんばん 2025年6月 第192号』
名古屋ライトハウス 寄贈 
1冊

『自由民主 第117号 令和7年6月』
自由民主党 寄贈 
1冊

◎貸出おすすめデイジー雑誌

『オレンジページ 7月17日号』
株式会社オレンジページ
1枚

今月のおすすめ雑誌は『オレンジページ 7月17日号』です。オレンジページは1985年創刊、今年40周年を迎えた大人気の生活情報誌です。収録時間はおよそ4時間半。今回の特集は「レパートリー広げてみせます! 今作るべき、夏野菜レシピ」です。今食べたい夏野菜メニューがズラリ。手に入りやすい旬の食材で健康な夏を過ごしましょう。他にも夏の生活にすぐに役立つ情報が満載です。リクエストお待ちしています。

≪用具部からのお知らせ≫

本格的な夏がやってきました。温度や湿度が高くなるこの時期に気をつけていただきたいのが、ゴキブリなどの害虫です。
暗く暖かくせまい所を好む害虫は、冷蔵庫の裏側や家電製品の内部に侵入することがあり、それが原因で機械が故障してしまう場合もあります。
多くの方々がお使いのデイジーCD再生機「プレクストーク」も例外ではありません。CDトレイを開けたままの状態で置いておくと、開いているCDトレイの入り口から害虫が入ってしまうことも。害虫が機械の奥にまで入り込んでしまうと、故障の原因になります。
ここで注意していただきたいのが、害虫の侵入による故障については、メーカーのシナノケンシでも修理が不可能である、ということです。この場合、機械はそのまま廃棄処分となってしまいます。
このような事態を防ぐためにも、「プレクストーク」を使わない時は、CDトレイをカチッと音がするまで閉めて、害虫やほこりが入りにくい状態で保管するようにしましょう。
もし、室内に害虫がいることを確認した場合は、燻煙タイプの殺虫剤や設置型の駆除用品を活用して、害虫を駆除することをおすすめします。