山梨ライトハウス福祉祭開催について
日時 令和6年11月3日(日)午前11時15分~14時
会場 青い鳥成人寮前庭
内容 甲府西幼稚園児による和太鼓、甲府城西高校吹奏楽部による演奏、山梨学院大学チアリーダー部によるパフォーマンス、ふれあいコーラス、お楽しみ抽選会などを予定しています。その他、射的・わなげ・お菓子つりなどのゲームコーナーや無料マッサージ、陶芸作品の販売、食欲の秋にふさわしい模擬店もありますのでみなさん是非お越しください。
続いて、みーきのお料理コーナーです。
青魚が体に良いと知られています。良質なたんぱく質源・高血圧予防・悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすなど、生活習慣病予防につながるからです。
これから旬を迎える「青魚の代表格サバ」を使ったレシピです。サバの苦手な方でも、抵抗なく食べられると思います。塩サバでも同様に作れます。
【材料】 | |
サバの切り身 | 2切れ(150g) |
ねぎ | 4cm |
しょうが | 5g |
キャベツ | 適量 |
片栗粉 | 適量 |
揚げ油 | 適量 |
A | |
酒 | 小さじ1 |
しょうゆ | 小さじ1/2 |
しょうが汁 | 小さじ1/2 |
ごま油 | 小さじ1/2 |
こしょう | 少々 |
B | |
砂糖 | 小さじ1 |
酒 | 大さじ1/2 |
しょうゆ | 大さじ1/2 |
ごま油 | 小さじ1/2 |
にんにく(すりおろし) | 小さじ1/2 |
水 | 大さじ1 |
作り方
① サバは太い骨を取り除き2㎝幅に切る。Aに30分程漬けておく。
② ねぎ・しょうがはみじん切り、キャベツはせん切りにする。
③ ①のサバの汁気をキッチンペーパーで拭き取り、片栗粉をまぶす。
➃ フライパンの底から2㎝くらいまで油を注ぎ、中温に熱する。③をカラリと揚げる。
⑤ フライパンの揚げ油を油保存容器等に移し、そのフライパンで、ねぎ・しょうがを香りが立つまで弱火で炒める。
⑥ 火を止めBを加えて混ぜ、再度弱火にかけ④を戻し入れ、味を絡める。
⑦ 器にせんキャベツを敷き、⑥をのせる。
Seeing AIのお薦め
山視福協理事 堀口 俊二
視覚障がい者、ことに全盲者にとっては、文字を自由に読めるようになりたいというのは長年に渡る夢でした。1980年代のパソコンの普及により、電子化された文字が読めるようになった時は、飛び上がるほど感動したものです。やがて、OCRソフトやスキャナー、専用の読書機などにより、紙に印刷された文字も読めるようになりまたまた大感動。ただ、これはあくまでパソコン等の前だけで夢がかなったということで、いつでもどこでも自由にという夢の実現にはまだまだほど遠いものでした。また、OCRソフト、スキャナー、読書機などいずれも高額で、経済的負担も大きな悩みの種でした。それを一気に解決してくれたのが、2018年にマイクロソフト社から公開されたスマホ用アプリSeeing AIです。スマホさえあれば無料で利用でき、アップデートも無料という大変ありがたいアプリです。2020年に山視福協会員を対象に行ったスマホ実態調査では、スマホを持っていない人が57%でしたが、その後4年間で視覚障がいのスマホ所有者もかなり増えたのではないでしょうか。そこで、今回はこのSeeing AIを紹介してみたいと思います。
このアプリには以下の九つのチャンネルが用意されています。
短いテキスト(印刷物にかざせばリアルタイムに文字を読み上げる)、ドキュメント(印刷物を撮影し、文字認識して紙面全体を読み上げる)、製品(バーコードを見つけ読み上げる)、人物(目の前の人の数や性別を知らせる)、通貨(紙幣を識別して読み上げる)、シーンプレビュー(風景を説明する)、色プレビュー(色を声で知らせる)、ライト(ビープ音の変化で明るさを知らせる)、手書きプレビュー(手書きの文字を読み上げる)
無料とは思えないほど多機能で、単に文字を読むだけでなく、様々な用途で視覚障がい者の目となりそうです。では、早速紙に印刷された文字を読ませてみましょう。
(以下はiPhoneでの説明)
アプリを立ち上げると、まずメニューという案内が聞こえます。何度か画面上を1本指で右に滑らせてチャンネルと聞こえる所に合わせ、画面上を上下に指を滑らせてドキュメントを選びます。背面のカメラの部が紙の中央に来るようスマホをセットし、それを20~30㎝の高さまで垂直に持ち上げると「そのまま」という音声が聞こえます。もし、「右端が表示されていません、上端が表示されていません」などの案内があったら、スマホの位置を微調整し、「そのまま」と聞こえる所に合わせます。ここで手を止め待っていると、「かしゃっ」というシャッター音がして紙面が撮影され、ピポピポッという電子音とともに「処理中」という音声が聞こえ、文字認識が始まったことがわかります。ビープ音が止まり「戻る」という音声が聞こえたら認識完了。2本指で画面を下に1回滑らせると書かれていた文章を読み上げます。表の入ったものでなければかなり正確な読みです。読み終わったら、画面左上の「戻る」というボタンを1本指で素早く2回たたくとメニュー画面のドキュメントに戻ります。後は先ほどの操作の繰り返しで、次から次へと何枚でも読み取ることができます。もちろん、スマホの基本操作にある程度慣れておく必要はありますが、アプリの操作そのものは難しくありません。このほか、チャンネルの「短いテキスト」では、紙にスマホをかざすだけで書かれている文字をリアルタイムに読み上げます。ただ、目で追っているようにスマホを少しずつ左右上下に動かす必要があるので、動かし方に慣れないと行がずれたりしがちです。でもこの機能を使うと、製品や段ボールなどに書かれている文字を読めるので、これはこれで大変便利な機能です。また、最近追加された手書きプレビューも便利です。筆跡その他の条件で読めない文字もあるようですが、少なくともうちのかみさんが書いた文字はしっかり読んでくれました。もう一つ、光の明暗がわかりにくい方に便利なのが「らいと」です。光の方向にカメラを向ければビープ音が高くなるので、電灯がついているかどうかの確認や消し忘れ防止などに役立ちます。紙幣の読み上げも便利ですが、残念ながら新紙幣にはまだ対応していないようです。このほかの機能も使ってみると色々な発見がありますが、紙面の都合上割愛させていただきます。
どうですか。スマホさえ持っていれば、いつでもどこでも普通文字が読めるこのアプリ、使ってみたいと思いませんか。私はスマホ使用歴4年ですが、郵便物の読み上げから宅配便の不在通知読み上げ、買い置きしたカップ麺の区別など今やこのアプリなしでは暮らせません。また、この年になると視覚障がいの友人・知人にも一人暮らしの方が増えていますが、こういった方々にも大好評です。全盲や強度弱視の方でまだお使いでない方には是非お薦めのアプリです。なお、アプリのインストールや操作方法など不安な方はお電話ください。及ばずながら少しでもお手伝いできたらと思っています。
秋もだんだんと深まり、先日気象庁が発表した3か月予報によると、今年の冬はラニーニャ現象で寒い冬になるそうです。この気象用語であるラニーニャ現象について今月は解説します。
ラニーニャ現象とは、ペルー沖やエクアドル沖といった東太平洋の赤道付近の海面水温が平年より低くなる現象のことです。
ラニーニャ現象が発生すると、日本では「夏はより暑く、冬はより寒く」という極端な天候になりやすいことが特徴です。数年おきに発生する現象で、日本だけではなく世界中の異常気象の要因になると考えられています。
ちなみに、「ラニーニャ」とは、スペイン語で「女の子」を意味するそうです。これは、熱帯太平洋で見られる気候変動である「エルニーニョ現象」のエルニーニョがスペイン語で神の男の子に対して名づけられました。
今年の残されたあと3か月間の予報は、10月中は全国的に高温が予想されているそうですが、11月になると西日本と東日本では高温傾向が落ち着き、気温は一転して平年並みになり、初秋のような暖かさの10月から、一気に晩秋らしい寒さになるそうです。そして、ラニーニャ現象の影響を大きく受け、冬の前半(12月~1月)を中心に厳しい寒さや大雪になる可能性があるそうです。今のうちから備えておきましょう。
中嶋 英子 選
埜村 和美
寝不足の黙を分けあう夏のカフェ
「感想」夏という季語で、佳句にであいました。ここは朝の喫茶店、それも屋外の風の通るところ。しゃべらなくても良い気の置けない人たちと卓を囲んでいます。夜遅くまでテレビを見ていたのか、吞みながらおしゃべりで語り明かしたのか、季語は夏がぴったりです。アンニュイな雰囲気に詩情が感じられます。
空き缶の収集ワゴン車夏の果
「感想」空き缶の収集ワゴン車というと、ゴミ収集車でないことは解ります。再生資源なので、私は買い物ついでにスーパーの指定場所に置きますが、片付ける車を見たことがありません。観光地とか公園、自治体の収集場所などでこの情景を見たのですね。「夏の果」という季語でしみじみした思いに導かれます。
小川 賢治
秋惜しむ静かに眠る人の影
「感想」「秋惜しむ」は過ぎ去る秋を惜しむこと。晩秋の午後の病室を思い浮かべました。大気は澄み渡り、草木は紅葉し、冬を前に最後の華やぎを見せている季節、見舞った人は静かに眠っていました。この世のすべては刻々と変化して惜しんでもとどまらず、季節は動いていきます。人も然り。私にはしばし眠っている人の傍らで過ごしている作者の姿が見えます。
秋の風ふるさとに住む人の群れ
「感想」ふるさとの人の群れといったら、どんな光景が浮かんでくるでしょうか。河川清掃、芝焼きなどの共同作業の集合、人寄りと称して公民館などへ集まってくる様子などが私には浮かんできます。秋風が吹いてくると作者にはなぜか浮かんでくる光景なのです。上五「秋の風」は「秋風や」とした方が広がりや余韻が生まれるように思いますがどうでしょうか。
石川 昭敏
公園の車の屋根に木の実降る
「感想」公園の駐車場や山道の木陰に車をとめたことはありますが、私はまだ遭遇したことがありません。乗車しているときだと大きな音がするのでしょうね。車を大切にしている人はキズが心配になるでしょう。深まった秋の情景をよく見てとらえた句です。
相沢 幸雄
猛暑の夏から季節は秋へと変わりけり
「感想」今年もまた耐え難い猛暑が長く続きました。でも、秋がきました。朝の風は冷え冷えとしています。五七五にして切れを入れてみました。「きのうまで猛暑でありし甲斐は秋」ではどうでしょうか。
もう一句の「十三夜初恋の人と一夜を語る」は「初恋の人と語りぬ十三夜」とすると五七五になります。
覚えておきたい龍太の俳句 10月
福田甲子雄編著 「龍太俳句365日」より抜粋
落葉踏む足音いずこにもあらず
「十月二十七日母死去十句」の頭書があるなかの一句。山本健吉著『新版現代俳句・下』(角川書店)に、この句が鑑賞されているが、その一節に次のような文章がある。
「母の足音が身辺から消えてしまったことが、心に沁み透る寂しさなのだ。その母子のつながりを意識させるものが、大地を踏む足音であることが、この句の眼目である。」
裏山の櫟、楢の落葉は晩秋の日射しに乾きひときわ踏む音も高かったであろうが、いまは、母の歩む音はこの天地の何処からもきこえてはこない。母の死の悲愁をこれほど感じさせておりながら、表現はあくまでも客観的な写生に徹していることを注目したい。いかに、その時の自分の心を抑えて自然に向かっているかが、読めば読むほど悲愁を増して伝わってくる。なかなか、ここまで徹することは出来ないものだ。
(昭和40年作 句集『忘音』所収)
それでは、25日締め切り厳守でご投句をお待ちしております。
酷暑を乗り越え、待ちに待った過ごしやすい季節の到来。快適にさわやかライフを満喫したいところですが、この時期にはちょっと気をつけたいポイントがあります。それは「乾燥」です。
今の時期は朝晩の冷え込みが強くなり空気が乾燥しやすい時期です。夏には活発だった代謝が少なくなり、乾燥した空気が鼻やのどに入って、咳や痰、のどの痛みといったつらい症状が出ます。皮膚も乾燥してかゆみが出たりします。マスクをしたり、加湿器を使うなど適度な湿度を保つよう心がけましょう。まだ暑い日があったり急に寒い日になったりと服装も悩ましい時期ですが、薄着で水分を逃がさないよう羽織れるものを持ち歩くなど調節してお過ごし下さい。暑い夏には敬遠されがちだったかもしれませんが湯舟に浸かる入浴も体の湿度を高め、免疫力を高めますのでこれからはのんびり浸かってリラックスしてまいりましょう。梨・ぶどう・柿といった果物や、きのこ・れんこん・芋類といった野菜など秋が旬の食べものも体を潤してくれる心強い援軍です。もりもり食べて潤って、元気に秋を楽しみましょう。
10-1
『彩りの郷にて』
山本 淳子 著
2:09
内容:父が決めた縁談で後妻として嫁いだ桃江。だがそこには知恵に遅れのある幼児がいて…。戦後間もない時代の家族のありよう、生活倫理感情など、皆が解決の付かない何かを抱えて生きる姿を描く。(音訳者 松野 春美)
10-2
『定命』
瀬戸内 寂聴 著
0:57
内容:落椿形くずさずりんとして/奥嵯峨や庵主白寿のひとり酒/今朝もまたこの世に目ざめ梅雨の声/ 瀬戸内寂聴が亡くなる直前まで書き留めていた「いのち」の遺句集。解説付き。
(音訳者 横内 藤子)
10-3
『「男の余裕」のつくり方』
潮凪 洋介 著
3:08
内容:女性の心をあっという間に開かせ、求められる男が持っている「余裕」とは。「自分を笑いとばす」「自己成長を楽しみ冒険を放棄しない」「関係はじっくり深める」など、男の余裕のつくり方を伝授する。
(音訳者 平間 恵美子)
10-4
『きっと、いいことに変わる!』
田宮 陽子 著
5:11
内容:すべてはよい方向へ進む「大どんでん返しの法則」、愛を止めるのをやめて愛することをはじめる、自分を「ステキな変わり者」だと認める…。「試練」や「モヤモヤ」を人生最高のギフトに変える考え方を紹介する。
(音訳者 影山 睦子)
10-5
『老後をやめる』
小林 弘幸 著
3:24
内容:老後(=定年後の隠居生活)をやめることで人生の後半戦がどれだけ豊かになるのか、どんなことを心がければワクワクする毎日を送れるのか。医師としての知識や経験を交えつつ、超高齢社会に効く心と体の整え方を紹介する。
(音訳者 川手 京子)
10-6
『火山に馳す』
赤神 諒 著
12:15
内容:天明の浅間山大噴火で壊滅的被害を被った鎌原村。観音堂に避難した93人だけが生き残った。幕府から派遣された勘定吟味役の根岸九郎左衛門は残された村人で家族を作り、故郷を再建しようとするも、住民達の心の傷は大きく…。
(音訳者 祢津 彩子)
10-7
『生まれ変わっても、君でいて。』
春田 モカ 著
7:20
内容:余命1年を宣告された、高校生の粋。「前世の記憶が残っている」という同じクラスの男子・八雲に、亡くなった親友の生まれ変わりを探してほしいと頼む。やがてふたりは惹かれ合い、限られた時間の中で切ない恋が始まって…。
(音訳者 河口 恵)
10-8
『源氏物語 紫式部が描いた18の愛のかたち』
板野 博行 著
5:22
内容:好きだからこそ深入りしない空蝉、「ロミオとジュリエット」のような大恋愛をする朧月夜…。「源氏物語」の登場人物の中から魅力的な18人の女性の生き方に焦点を当て、彼女たちの真実の愛に生きる姿に迫る。
(音訳者 原野 由美子)
10月は、日本の伝統的な暦に由来して別名、神無月ともいわれます。今月のキーワードは、「神」です。
S10-1
『死神を祀る』
大石 大 著
7:49
内容:東北の寂れた街に、30日間欠かさずお参りすると、恍惚の中で死を迎えられる神社があるという。それを体験した男の日記がネットで拡散され、その神社は話題に。死にたい人たちがその街に集まり、街は活気を取り戻すが…。
S10-2
『雷神』
道尾 秀介 著
12:37
内容:主人公の元にかかってきた脅迫電話が惨劇の始まりだった。30年前に起こった母の不審死と毒殺事件を解き明かすため、姉達と故郷に潜入調査を試みる。
S10-3
『精神科医が教えるちょこっとズボラな老後のすすめ』
保坂 隆 著
4:42
内容:他人の親切には遠慮なく甘える、人間関係を「ちょこっとズボラ」に…。60歳からの人生を思い切り楽しむための、余裕を持った生き方のヒントを紹介する。
S10-4
『うしろのおしず 龍と姥神』
小野寺 S一貴 著
9:02
内容:気づけば車は知らない通りに出た。昭和のにおいが色濃く残る雰囲気で、両脇には衣食住様々な個人商店が…。実体験をもとに書き下ろした、市井の人々の日常に潜む、ちょっと怖くてあったかいお話を収録。
S10-5
『小さな神たちの祭り』
内館 牧子 著
5:08
内容:2011年3月11日、家族全員が津波に呑まれてしまい、今も消息不明。「自分だけが幸せにはなれない」と苦しむ一人の青年の心の復興を鮮やかに紡ぎだす。東北放送開局60周年記念番組の原作。
以上、他館複製図書です。
こちらは文字データを基に作られた図書です。再生には、合成音声読み上げ機能を利用するため、想定された読みとは異なる読み方をする場合があります。こちらの図書は、CDでのお貸出はできません。パソコン・リンクポケット・PTR3のオンラインサービスを使い、サピエ図書館から直接ダウンロードしてご利用ください。
10-1
『アイスクリン強し』
畠中 恵 著
内容:ビスキット、チヨコレイト、アイスクリン。南蛮菓子から西洋菓子へと呼び名が変わりゆく明治の築地居留地で、真次郎は念願の西洋菓子屋を開くが…。菓子目当ての元幕臣の警官達と真次郎が繰り広げる、スイーツ文明開化騒動記。
10-2
『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』
フカザワ ナオコ 著
内容:体にいいことがますます気になる、人生の後半戦。尿もれ、閉経、老眼、腰痛、倦怠感、自律神経の乱れ…。あげたら切りがない体の不調と闘う日々を綴ったコミックエッセイ。
10-1
『松籟邸の隣人1』
宮本 昌孝 著
全5巻
内容:吉田家の別荘・松籟邸に住み、後に総理大臣となる若者・茂。謎の隣人・天人とともに、数々の怪事件を解決していき…。虚と実を巧みに織り交ぜた、連作活劇ミステリー。『文蔵』連載を加筆・修正。
(点訳者 奥本 和代)
10-2
『スミレはカヲル』
椎名 ゆき 著
全2巻
内容:余命宣告をされたカヲル。母と弟を目の前で亡くしたマナト。アルコール依存症の母を支えるリョウ。3人で過ごす時間が、それぞれに希望をもたらして…。表題作に愛知県教育振興会児童文学賞受賞「水玉もようの熱帯魚」を併録。
(点訳者 池水 和子)
10-3
『逃げ出す勇気』
ゆうき ゆう 著
全2巻
内容:今よりも幸せになるために、逃げ出そう! 一旦引いて戦局を見直し、できるだけ傷を負わずに難局を乗り切る。そんな「戦略的撤退」という意味の「逃げ出す」極意を伝える。
(点訳者 長嶋 明美)
10-4
『ひなた商店街』
山本 甲士 著
全6巻
内容:夢をあきらめた貴仁は、佐賀に帰省し、シャッター商店街にある親戚が営むおでん屋で働き始める。ある日、地元テレビ局の食レポがあり、文具店に居候する女子大生・菜実にそそのかされ、忍者装束で対応したところ評判になり…。
(点訳者 点訳部(吉田))
10-5
『無限の正義』
中村 啓 著
全8巻
内容:池袋で連続殺人事件が発生。犯人探しに奔走する警部補・薬師丸遼一のもとへ、ある時、娘から電話が入る。バレエ留学を控える自慢の娘から「人を殺しちゃったかもしれない」と言われた遼一が下した決断とは…。
(点訳者 奥本 和代)
10-6
『隣人を疑うなかれ』
織守 きょうや 著
全4巻
内容:ある日、隣人が姿を消したことで漂い始めた不穏な空気。このマンション内に殺人犯がいる? 死体はない。証拠もない。だけど不安が拭えない。会う人全員が疑わしくなるミステリ長篇。『小説幻冬』連載を加筆修正し単行本化。
(点訳者 河西 春美)
10-7
『私の唇は嘘をつく』
ジュリー・クラーク 著
全6巻
内容:10年前、新聞記者キャットはある事件を追っていたが、女性からの匿名電話のせいでレイプ被害に遭う。詐欺師であるその女性メグは消息を絶つが、捜し続けていたキャットはついに彼女を見つける。そして復讐しようとするが…。
(点訳者 深田 春美)
『音声広報CD 明日への声 Vol.99』
内閣府 寄贈
1枚
『ふれあいらしんばんVol.99 点字・大活字・音声コード付』
内閣府 寄贈
1冊
『情報誌らしんばん 第189号 2024年9月』
名古屋ライトハウス情報文化センター 寄贈
1冊
『かけはし 第442号 令和6年9月』
神奈川県ライトセンター 寄贈
1冊
『第91回 全国盲学校弁論大会全国大会弁論集』
毎日新聞社 寄贈
1冊
『自由民主 第114号 令和6年9月発行』
自由民主党 寄贈
1冊
『オール読物 9・10月特大号』
文芸春秋社
1枚
今月の貸出おすすめデイジー雑誌は「オール読物9・10月特大号」です。今号は第171回直木賞受賞作品 一穂ミチ著「ツミデミック」の大特集です。三浦しをんとの受賞記念対談や読書ガイド厳選10作! 一穂ミチの作品世界の詳しい紹介もあります。
他にも心ふるえる皇室短篇、林真理子「母より」や、自分で決めたのになぜか忘れるあの憎い文字と数字の組合せ、荻原浩「パスワードを入れてください」など直木賞作家による豪華読切も多数掲載。収録時間はおよそ34時間半。秋の夜長のお供にいかがでしょうか。リクエストお待ちしております。
今月は、有限会社エクストラから販売されている新しい携帯型デイジー再生機「センスプレーヤーライト」のご紹介です。
来年2025年3月に行われるサピエ図書館のシステム更新に伴い、シナノケンシ株式会社製の「リンクポケット」はデイジーオンラインサービスに非対応となり、サピエ図書館から直接データを検索・ダウンロードすることができなくなります。
今回ご紹介する「センスプレーヤーライト」は、来年のシステム更新以降もデイジーオンラインサービスに対応する、携帯型デイジー再生機となっています。
主な機能は、デイジー図書の再生、デイジーオンラインを使ったデイジー図書の検索とダウンロード、スマートフォンやタブレットのBluetoothキーボードとして使用するスマートコネクト機能、音楽データの再生、録音、ポッドキャスト、FMラジオなどがあります。
対応するフラッシュメモリはマイクロSDカードとなります。リンクポケットで使用できたSDカードは非対応となりますので、ご注意ください。
なお、デイジーオンライン、ポッドキャスト、ウェブラジオ等を使用するには、Wi-Fi接続が必要です。
価格は85,000円。日常生活用具の視覚障害者用ポータブルレコーダーとして申請できる可能性があります。
仕様
•大きさ:(縦)13×(横)6.4×(厚さ)1.5センチ
•重さ:約140グラム
•インターフェース:USB-C 2.0、イヤホンジャック
•充電時間:約3時間
•連続使用時間:フル充電で約9時間の音楽再生可能
•内蔵メモリ:64GB(43GBまで使用可能)
•microSDカード:256GBまで対応
•保証期間:1年
•販売元:有限会社エクストラ
なお、「センスプレーヤーライト」には、OCR機能を使用した活字文書の読み上げ機能や、色を判別するカラーリーダー機能が搭載された上位機種もございます。
山梨ライトハウスで体験も可能です。体験をご希望の方は、必ず事前にお問い合わせください。
電話055-223-1113(貸出・用具専用電話)まで、お願いいたします。