社会福祉法人山梨ライトハウス

社会福祉法人 山梨ライトハウス

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曲名:青い鳥 作詞:竹内秀秋
作曲:一瀬公弘

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広報誌「うるおい」(拡大版)第369号 2020年12月20日発行

目次 山梨ライトハウスから皆さんへ山視福協から山視民協からことばのミニ解説うるおい俳句教室暮らしのヒント用具部からのお知らせ
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ライトハウスから皆さんへ

第3波と言われるコロナ禍の中、月日だけはいつも通り過ぎて今年も残すところあとわずかとなりました。今年も日本テレビ小鳩文化事業団製作の点字カレンダーをYBS山梨放送から寄贈されました。今年のテーマは、「音のある風景」です。一年間、どうぞご活用ください。
そしてこの年末に、大変うれしいお知らせです。情報文化センターの事業に長くご協力をいただいている山梨青い鳥奉仕団が、令和2年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞されました。小田切理事長が、今月8日に文部科学省にて授賞式に臨み、全国73の個人・団体を代表して、賞状を授与されご挨拶をしました。長年にわたる山梨青い鳥奉仕団の皆さんの努力に敬意を表し、この度の受賞を心よりお喜び申し上げます。

続いて、金山歩行訓練士からコロナ禍のソーシャルディスタンスについてのお話です。

シャル・ディスタンシングと手引きのガイドラインについて

 うるおい読者の皆さん、こんにちは。山梨ライトハウス青い鳥成人寮で歩行訓練士をしています金山です。まだまだ続くコロナ禍ですが、こんな時だからこそ、視覚に障害のある方に欠かせない「手引き誘導」について、今回は書いてみようと思います。
 今年2020年8月7日に、日本歩行訓練士会は「新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防における視覚障害者の手引き誘導のガイドライン」を作成・公開しました(https://nippokai.jp)。まずはその冒頭の説明を転載します。

 「新型コロナウイルスの感染拡大の予防に向けた取り組みにおいてはいまだ全国的にも予断を許さない状況が続いています。このような状況の中、視覚に障害のある方々の生活にも大きな影響が出ており、その一つとして『外出時の手引き誘導』においては視覚障害者だけでなく、同行援護従業者や医療従事者、公共交通機関の職員等からも今後のガイドラインを求める声があがっています。日本歩行訓練士会では、全国で活動している歩行訓練士から情報を集め、訓練士の視点から手引き誘導の方法についてのガイドラインを出すことで、視覚障害者のみならず、様々な場面で支援にあたられている方々の安全、安心に寄与していく所存です。なお、本ガイドラインの内容は、今後の政府対処方針の変更のほか、新型コロナウイルスの感染の地域における動向や専門家の知見、意見等を踏まえ、必要に応じて適宜改訂を行います。」

 冒頭の説明は以上です。その後に、手引き誘導の基本的な考え方が提示されています。

 「感染予防の対策をしたうえで手引き誘導の方法は『いつも通りに』!」(中略)「視覚障害者を手引き誘導する際には安全性・安心感の確保が最優先であり、その安全性の確保の中には新型コロナウイルスの感染防止も重要な観点として含まれます。一方で感染の防止を優先するあまりにつまずきや転落、物への接触等、危険な状態を招くことは避けなければならず、感染防止と危険回避の両立をもって安心感の確保を実現するよう工夫していくことが求められています。」 

 引用は以上です。人との距離をとる「ソーシャル・ディスタンシング」は、感染症予防対策の一つとして行われています。距離をとっていては、安全な手引き誘導はできません。「だから手引き誘導は行わない」ではない、ですね。そうではなく、距離をとる以外の感染症予防対策をしっかりと行って、手引き誘導はいつも通りの安全な方法で行う。これが大事ではないでしょうか。もちろん、新型コロナウイルスはまだまだ未知のウイルスで、わからないことがたくさんあります。この先の見通しも持ちにくいです。そんな中で、今まで少しずつわかってきたことをもとに、今できる最大限の予防対策を行うしかないと思います。
 具体的には、「新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防における視覚障害者の手引き誘導のガイドライン」にポイントとして挙げられているように、「検温、マスクの着用、手洗い、消毒等の配慮は双方が十分に注意する」こと、「向かい合っての会話は避け、話す際には双方とも同方向を向くようにする」などは、いつも通りの安全な手引き誘導の方法を取りながら、手引き誘導する側もされる側にも、十分に実行可能な感染予防対策だと考えます。 


 続いて、先月1日に行われた「白い杖福祉の集い」の席上にて、生活体験文児童生徒の部並びに一般の部で最優秀を受賞されたお二人の作品をご紹介します。

伝えたい、伝えてほしい

山梨県立盲学校 中学部三年 山宮 叶子さん

 新型コロナウィルスの感染拡大により、知事会見が開かれる機会が増えた。5月には、全ての都道府県で手話通訳が導入された。聴覚に障害のある人たちが声を上げたことで実現したそうだ。私も視覚障害者の一人として、多くの人に知ってほしいことがある。

 先日、姉とテレビを見ていた時のことだ。突然大きな音が鳴った。「緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください。」心臓の音が速くなる。揺れるかもしれない。避難訓練の成果で、体はすぐに動いた。私は机の下に入った。でも、姉は落ち着いていて、テレビ画面に集中しているようだった。「机、入らないの」。震える声で聞くと、「地震、茨城だって」と言った。速報と同時に字幕で場所が伝えられたそうだ。速報の後、時間が経てば緊急中継に切り替わり、音声でも情報を得ることができるが、災害時にはすぐに避難が必要な場合もある。視覚障害者の私と、健常者の姉との間の、大きな情報格差を実感した。

 とはいえ、平常時には、視覚に障害があっても、情報の格差を感じることはほとんどない。テレビやラジオ、新聞、インターネットなどのメディアや、パソコン・スマートフォンのアプリ等の技術革新や企業努力のおかげだ。ラジオでは、海外ニュースを伝える時、外国語にかぶせて翻訳された日本語音声が流れるのでとても分かりやすい。パソコンやスマホの音声読み上げ機能などを利用して、ニュースサイトの記事もよく読んでいる。

 しかし、緊急時の情報の即時性となるとどうだろう。例えば、大雨の時だ。危険区域に、危険度別に「避難準備」「避難指示」等が発令される。テレビでは色分けされた地図画像や文字ニュースが映るが、私には見えない。ラジオを含め音声情報は大部分が地名の羅列だ。自分の居住地名が聞き取れても、危険度情報はずっと前に伝えられたきりだ。途切れた情報の意味や全体像の把握にとても時間がかかってしまう。数地域ごとに一言、情報の見出しが入るだけで伝わりやすくなるのに。字幕の音声化でもいい。命に関わる緊急時の情報こそ、格差なく全員に同じ情報を同じ時間に伝えてほしい。情報が入らないことは恐怖だ。

 災害時でなくても、想定外の状況下では情報量の差が生じることもあるだろう。通行中、近くで事故が起こったとする。私は状況が把握できず、次の行動も取れず立ち尽くしてしまうだろう。でもこれは視覚障害者だけのことではなく、遠くで音を聞いて駆けつけた人や、高齢者や小さな子供なども同じではないだろうか。状況が把握しにくくて困ってしまう時、少しでも声をかけてあげれば安心する。情報のシェアや、視覚・聴覚情報の説明は、多くの人の安心や落ち着きや正しい行動につながるはずだ。一人ひとりの行動で、情報格差のない社会を実現できると良いと思う。

指先で視(み)る希望の光

身延町在住 平田政夫さん

 まさか自分が点字をやるなんて思ってもみなかった。
 視覚に障害がある人が情報を得る手段として必要なのは、五感のうち聴覚と触覚である。
 今は昔と違い、目の見えない人でも音声による最新機器で情報を得ることができる。
 また、触覚により物の大きさや形を判断することになるが、最近はいろいろな物に点字が埋め込まれている。でも私は点字が読めない。以前から点字には興味があったが、あの小さな突起にどのような仕掛けがあるのかとても不思議な物に感じられた。しかし、反面では「中途失明者では無理だ」とも聞いていた。ましてや六十五才という年齢と、普段野良仕事などで指先が敏感であるはずがない。
 でも、点字が読めればもっと日常生活が変わるのではないかとの思いから点字を始めようかと決心し、そして山梨ライトハウスに二年前の平成三十年十二月から通い始めた。
 初日にはどんな先生が来るか不安があったが、担当者から「A先生で、平田さんとは相性が合いそうな女性の先生を選んでおきました」と言われ少し安心した。想像していたとおりの美人(後で聞いたが、元スチュワーデスと言うので勝手に想像)で優しそうだ。
 点字は約二百年前にフランス人によって考案され、百三十年位前に日本にも普及したと聞かされ、とても驚いた。わずか六点の組合わせにより六十三通りの文字などが表現されるというので、さらにびっくりすると同時にすごい物を考えたものだと感心させられた。左手の人差し指で触読するという。いろいろな決まり事があり、初日から自分がこのような事を覚え、実際に読む事ができるかどうか早くも心配になってきた。
 A先生が私の不安を見抜いたのか、「少しやってみて無理そうならばやめても良い」と言ってきたが、私にも意地があり「途中でやめるくらいならば始めから点字をやるとは言わない」ときっぱりと言った。
 それから一回一時間三十分で、月二回ペースで講習を受けている。
 指先に全神経を集中させての授業はとてもきついですが、一回でなんとかテキストの一ページをこなしています。
 今年に入り、新型コロナウイルスの関係で三月から四ケ月中断した。中断中には今まで覚えた事を生かし、木製の「点字ネームプレート」を考えだした。これは欅(けやき)に、装飾用の頭の丸い釘を打込み名前を書くもので、オリジナルのキーホルダー。妻と娘の協力を得て試行錯誤して試作品を二十個程作りました。
 点字を覚えた事で今まで見えなかった物が見えた感じで、心が豊かになると同時に、明日への希望が湧いてきました。これからも点字の他にも新たな挑戦をし、楽しく悔いのない人生を送る努力をしたい。

次に、奥秋曜子先生のお料理コーナーです。さあ、Let’s try!

スイーツピザ

材料(2人分)
ピザ生地(市販品)…1枚
カマンベールチーズ…80g
はちみつ…大さじ2~3
下ごしらえ
・ピザ生地は直径20センチくらいのもの。
・カマンベールチーズはゴルゴンゾーラなどの青カビ系のものでもよい。普通のプレーンなチーズでも良い。
<作り方>
①ピザ生地はあらかじめ6~8等分しておく。
 先にカットしておくほうが取り分けやすい。
②そこへカマンベールチーズを適量ずつ、ちぎり置く。
③オーブントースターでチーズがトロッとするまで焼く。
④すぐにはちみつをかけていただく。

山視福協から

ようこそ今年も

理事 返田 順子

 毎年なのですが、10月に入るといつかないつかなと、空からの便りが気になるのです。そんなある朝、「ヒ ヒ カタカタ」という澄んだかわいい声が通勤途中の空から私の耳に届いてきました。そうです、この声こそ寒い寒い冬にしか会えないジョウビタキという小鳥たちなのです。小さな体で中国やシベリア方面からはるばる日本の空を目指して渡って来たんだと思うと、とても愛しく無事渡り終えて良かったね、と拍手したくなりました。
 ジョウビタキはスズメ目ヒタキ科に属し大きさは14センチほど。オスはおなかと胸がオレンジ、顔が黒く頭は灰色。 メスは全体が褐色で下腹と尾っぽがオレンジです。このオレンジ色が暖かみを感じ親しみやすいのだともいわれています。
 また、「ヒ ヒ カタカタ」と聴こえる鳴き声は火をおこす火打石ようだといわれ名前の由来はこんなところからきているようです。

 この鳥は街中にもよくやってきて電線や木の梢などにとまります。そして縄張りを宣言するためによく通る声で鳴いています。みなさまも散歩の折りなどちょっと足をとめて耳を澄ませてみてはいかがでしょう。
 かわいく澄んだ声に出会えたならきっと元気をもらえることでしょう。

山視民協から

視障者の鉄道死傷事故・急がれる安全対策

会長 桜林正巳

視障者にとって駅ホームは「欄干のない橋」と言われ、命の危険が常に伴います。更にコロナの感染予防による新しい生活様式の影響で、厳しさはいっそう増すばかりです。そこで今号は、表題のことについて二つの大きな問題をお伝えし、対策に向けた新たな動きについても記します。
1 ホーム転落事故
 視障者の転落死亡事故は毎年発生し、増加傾向にあり、今年も4件あり、そのすべてがホームドアがあれば防げたものです。11月29日、東京メトロ東西線東洋町駅で、視覚障害者男性が転落後、電車にはねられ死亡した事故は、同駅でホームドアが来年2月に運用される矢先の出来事でした。更に亡くなった男性は、反対側のホームに停車していた電車を自分が乗る電車と誤認した可能性があるとも言われており、これが事実なら、本会が一昨年実施した1回目の電車の調査での指摘どおりであり、こういったケースでの事故は大多数ではないでしょうか。

 ホームドアの設置は、2020年3月末現在、全国で855駅(鉄道の駅の9パーセント)、また、1日の利用者が10万人以上の駅には153設置されています。しかし、車両によって扉の位置や数が異なる駅などでは、設置が遅れています。
2 「無人駅の問題」
 ホーム転落とともに深刻な問題は、「無人駅」です。2019年3月末の時点で、全国の駅の48.2%、4564駅にのぼり、平成14年から400駅余り増え、増加傾向が続いており、更にコロナの影響による収入減などから、今後増加するものと思われます。そうした中、車いす生活者や他の障害者から「乗り降りの際の介助を受けづらくなった」といった声が全国で相次ぎ、大分県ではことし9月、3人の車いす利用者が「移動の自由の侵害だ」などとJR九州に対し訴訟を起こしました。
3 対策に向けた動き
 こうしたことから、国は障害当事者・JRなどの鉄道会社から構成する検討委員会を設置し、来年夏までに課題の解消についてガイドラインを示すそうです。本会は、この動きを重視し、改善策が示されれば、それを前に進めるよう関係団体とともに取り組んでいきます。そして、視障者が安全に利用できる鉄道を目指します。
 今年1年、本会へのご理解ご協力を有難うございました。

ことばのミニ解説

今年も早いもので残りわずかとなりました。来年は丑年です。今月は「丑年」について解説します。

 「丑」十二支で使われる漢字には「からむ」という意味があり、芽が種子の中で伸びることができない状態を表しているそうです。これを後に覚えやすくするために「牛」(動物のウシ)になり、古くから食牛や乳牛、耕牛と呼ばれ酪農や農業で人々を助けてくれる存在として重要な生き物でした。大変な農業を地道に最後まで手伝ってくれる様子から、丑年は「我慢(耐える)」や「発展の前触れ」を表す年になると言われています。

 では、実際に過去の丑年の出来事を振り返ってみましょう。1961年には「NHK朝の連続テレビ小説放送開始」。1973年の「オイルショック」では我慢の象徴のような年になりましたが、1985年にはファミコンソフト「スーパーマリオブラザーズが発売」され、大人気作品へと発展を遂げました。 1997年には「消費税が5%へ引き上げ」が大きな話題になったものの世界初となる量産型ハイブリット車「トヨタ・プリウスが発売」されたことや、2009年には選挙による初めての「政権交代」や「裁判員制度が開始」するなど、今までにない新しいことが始まった年が多いのも特徴です。2021年丑年は、いったいどんな年になるのでしょうか? 新型コロナウイルスの蔓延で、耐え忍ぶ年になるかもしれませんが、地道に突き進むことで新たな発展へと繋げる年にしていきたいです。どうぞ良いお年をお迎えください。

うるおい俳句教室 越石 一彦 選評

埜村 和美
送りこし郷の日溜り柚子の箱
(評)柚子の箱を開けた時の「香り」を詠んだのでは俳句としてはありふれている。さすがに作者は心得ており、敢えて嗅覚ではなく、視覚を強調して柚子色を「郷の日溜り」と表現している。

大空へ子の声響く栗拾ひ
(評)前句は視覚を強調したが、掲句は「子の声」という聴覚により澄み渡る秋空を表現した。「栗拾い」という子等の楽しげな声が秋空をさらに深くしている。今日の夕飯の栗ごはんの味まで想像できて楽しい。

石井 迪男
尾張より土の香乗せて葱届く
(評)「尾張」という固有名詞で土着性のある「土の香」が一層強調された。嗅覚鋭い一句。どこにでもある野菜の「葱」を詠んでいるのも俳句ならでは。

水仙花もの言ひたげな庭の隅
(評)「水仙」は冬の季語。ちなみに、「黄水仙」は春の季語となっている。枯れ果てた庭の隅に儚げに主張するこの水仙は、花弁の白い「日本水仙」であって欲しいと思うがいかがか。

小川 賢治
厄払ひ部屋の中から声がする
(評)節分の夜、厄年の人が厄落としをするのが「厄払い」。さて、どんな声が聞こえて来たのか。単なる豆撒きの「鬼は外」ではないようで想像するだけで楽しい。

去年今年空に瞬く風の音
(評)「瞬く風」という表現が新鮮。「瞬く」は光りがきらきらするという意味があり、新年に向かう風が光を纏って吹いている様子を詠んでいる。過去ではなく未来に重点を置いた作者の気持ちの顕われ。

小林 文雄
はらはらと無性に涙秋の午後
(評)「はらはら」という涙に対する措辞が晩秋の空気にも通じ、深みある一句となった。多くの読者の共感を誘っている。

秋寒や少し気になる痴呆症
(評)前句同様、いや、前句にも増して読者の共感を誘う一句。「最近物忘れが激しくなって」と挨拶程度のユーモラスな痴呆症であり、季語の「秋寒」との取り合わせも絶妙。

中牧 洋子
枯露柿と渋皮煮との交換便
(評)事実を直接的に詠んだ一句には説得力がある。空想ではこうはいかない。何気ない暮らしの一場面が、実りの秋と人々の生活を見事に包括している。

今日はマルりんごの皮が渦を巻く
(評)生活の一部を切り取って詠むことが大景を詠むことに通ずるということを前述したが、掲句は、台所での何気ない一場面が作者の前向きな人生の方針までも見事に表現している。「マル」という措辞が実に明るく、作者の性格が凝縮されている。

相沢 幸雄
去年今年コロナウィルス終息見えず
(評)冬の乾燥期を迎え、コロナウィルスはさらに勢いを増している。掲句のとおり、コロナウィルスにとっては年末も年始も関係なしといったところか。

干し柿を仲間に奪われ男泣き
(評)食べ物の恨みは恐ろしいと言うが、それが干し柿と分かると思わず笑みが零れる。しかし、寒暖差の激しい甲州特産の干し柿の美味しさを知っている人なら「男泣き」の気持ちは分かるはず。

伊東 一敏
コロナ下を時駆けて早や師走かな
(評)相沢さんのコロナの一句と同様に、今年は新型コロナウィルスに明け暮れたという時事俳句。「早や師走」は実感。ステイホームはまだまだ続き、来年は静かなお正月になりそう。

「総評」

今年の流行語大賞は「3密」に決まったとのこと。まさに、新型コロナウィルスに明け暮れた一年になってしまいました。来年のオリンピックまでの終息をただただ祈るばかりです。さて、今月のポイントとしては
 ・ありふれた視点で詠まない
 ・五感を駆使して詠む
 ・固有名詞の効用
 ・語らずに想像させる
 ・作者ならではの新鮮な表現
 ・読者の共感を誘う
 ・小景が大景に通じる
 ・時事俳句
等がありました。ぜひ参考にしてみてください。

次回は早や令和三年のスタート号、皆さんならではの「年末年始」の一句、楽しみにしています。

「数へ日や里川のなほ細りゐる」 一彦

それでは、25日締切り厳守でご投句をお待ちしております。

暮らしのヒント

今月の暮らしのヒントは、「おいしいごはんの炊き方」です。日本の食卓に欠かせない「ごはん」。

今回は、毎日のごはんをもっとおいしく味わうためのポイントを紹介。炊きたてのおいしさを保つ保存法や、炊飯器以外でごはんを炊く方法も解説します。

【計量】
ごはんをおいしく炊く上で大切なのは、米と水のバランス。米1合(約150グラム)に対して水200ミリリットル(200グラム)が目安です。カップで計量する方が多いと思いますが、実は計量時に若干の誤差が出てしまいがちです。正確な計量を行うためにもはかりを使うことをおすすめします。また、はかりを使う利点として、カップでの計量時にありがちな「今、何杯入れた…?」といったうっかりミスを防ぐこともできます。

【研ぐ】
まずは米の表面の汚れを取るために米を水の中で軽くかき回して洗い、最初の水はすぐに流します。ソフトボールを握るような形に指を開き、水を切った状態で米同士がこすり合うように10回から20回ほどかき回します。続いて、水を注いで白く濁った水を流します。この研ぎからすすぎの工程を2回ほど繰り返し、最後にもう一度すすぎ、米をザルにあげて水を切ります。
ポイントは、ボウルを使って研ぐこと。金網製のザルを使って米を研ぐと、必要以上に米の表面が傷つき、米が割れたりでん粉が流れやすくなったりします。米は研ぐ間も水を吸うので、研ぐ工程は3分以内を目安に終わらせましょう。

【浸水】
吸水が不十分だと芯が残ったごはんになりますが、しっかり吸水させることで、ふっくらと炊き上がります。電気炊飯器の場合は吸水も含めて炊飯器が自動的にやってくれるので、研いだ米と目盛り分の水を内釜に入れてスイッチを押せば大丈夫です。鍋炊きの場合は、事前の吸水が必要です。浸ける目安は30分から1時間程度。おすすめは保存容器に入れて冷蔵庫で2時間浸けておくこと。半透明だった米粒が真っ白になり、爪でボロっと割れるくらいが吸水完了の目安です。

【蒸らす】
蒸らしの時間は炊飯道具によって変わります。大半の電気炊飯器には蒸らし時間も含めてプログラムされているので、炊き上がったらすぐに食べられます。鍋炊きの場合は、火を止めてから10分ほど置いてください。鍋の余熱で米に熱を加えつつ、残った水分が米に吸収されます。そのため、蒸らしの途中で蓋を開けるのは禁物。炊きあがったごはんが硬いようであれば、蓋を閉めて蒸らしの時間を延ばすと改善する場合もあります。

引用:政府広報オンライン

新しい図書の紹介

◎デイジー図書

12-1

読売新聞社会部 著 7:24
孤絶 家庭内事件

内容 介護殺人、ひきこもり、児童虐待…。周囲から孤立した家族の中で起きた悲劇。事件の背景には、限界まで追い込まれた当事者の苦悩があった-。誰もが直面するかもしれない事件を総力取材した『読売新聞』連載をもとに単行本化。(音訳者:志村 理恵)

12-2

高橋 一清かずきよ 著 6:11
芥川賞直木賞秘話

内容 一夜にして有名になり、人生が変わる「芥川賞」と「直木賞」。世界でも例のない歴史を持つ文学賞はどのように選考が行われ、賞の運営と進行はいかに行われるか。芥川賞・直木賞に係った作家たちと、一人の編集者のものがたり。(音訳者:原野由美子)

12-3

長嶋 ゆう 著 6:22
私に付け足されるもの

内容 トラに襲われたい。くっつけたい。あってほしい。地面を掘りたい。移動したい。いなくなってほしい。一緒に日食が見たい…。これは、くだらないのに難しい、願望の話。充実の全12作品を収録。『文学界』ほか掲載を単行本化。(音訳者:田中美智子)

12-4

はらだ みずき 著 11:28
銀座の紙ひこうき

内容 本は紙でできている。それは、時代が変わっても、変わらない。雑誌黄金期に紙の「仕入」に奮闘する若者の仕事と恋を描いた、ハートフルな人間ドラマ。『読売プレミアム』連載を加筆修正し書籍化。(音訳者:武藤紀子)

12-5

末吉 暁子 著 4:43
赤い髪のミウ

内容 いじめを受けて不登校だったこうは、小学6年の春から「神が宿る」という沖縄の離島にある施設で新たな生活を始めた。そこで、ミウという赤い髪の少女に出会い…。神秘の島を舞台に、悩みを抱える子どもたちの成長と再生を描く。(音訳者:田中美智子)

12-6

夕木 春央ゆうき はるお 著 14:30
絞首商會こうしゅしょうかい

内容 大正の東京。秘密結社「絞首商会」との関わりが囁かれる村山博士の怪死事件が起きる。頭脳明晰で見目麗しく、厭世家えんせいかの元泥棒・蓮野はすのが見つけた4人の容疑者の共通点は、事件解決に熱心すぎることだった。(音訳者:祢津彩子)

12-7

朽木 祥くつき しょう 著 7:21
月白青船山つきしろあおふねやま

内容 夏休み、鎌倉の大叔父さんのお屋敷に預けられた兵吾ひょうご主税ちからの兄弟。2人は地元の少女、静音しずねと知り合って遊ぶようになるが、ある日、“時間が止まった”谷に迷い込んでしまい…。鎌倉の歴史と伝説が彩る、本格ファンタジー。(音訳者:井口登美子)

12-8

安東 祐介 著 8:55
逃げ出せなかった君へ

内容 ブラック企業に入社した3人の同期。久しぶりに深夜の居酒屋で人間らしく笑い合った3人だったが、極悪上司に目を付けられ過酷な追い込みにあった夏野は…。命と仕事の6つの物語。『小説野性時代』掲載と書き下ろしを収録。(音訳者:北村裕子)

12-9

まはら 三桃みと 著 5:32
空は逃げない

内容 佐藤倫太郎(りんたろう)と佐藤林太郎(りんたろう)は、同じ大学陸上部の棒高跳びの選手。A太郎、B太郎と呼ばれるふたりの前に、練習風景を熱心にスケッチしていた芸術学部の女子・石井絵怜奈(えれな)が、突然、自分も棒高跳びの選手になりたいと志願し…。(音訳者:武藤紀子)

12-10

嘉悦 洋かえつ ひろし 著 9:17
その犬の名を誰も知らない

内容 奇跡の生還を果たしたタロ、ジロとともに昭和基地で生き延びていた、知られざる“第三の犬”がいた。なぜ歴史に埋もれてしまったのか? はたして犬の正体は? 封印された“第三の犬”の正体をめぐる真実の南極物語。(音訳者:佐々木泰子)

12-11

村岡 恵理 著 11:14
ラストダンスは私に

内容 越路吹雪のマネージャーであり、加山雄三やザ・ピーナッツほかの大ヒット曲を作詞した岩谷時子。関係者への詳細な取材と、貴重な資料をもとに、著者の想像も多分に加味しながら彼女の生涯を描く。(音訳者:横内藤子)

12-12

曽野 綾子 著 5:36
死学のすすめ

内容 人生の後半に必要な操作は、許容、納得、断念、回帰。静かに死ぬということとは? 曽野綾子が、死や死にざま、見送る側の務めなど、老いも病いも楽しめる考え方を綴る。(音訳者:河口 恵)

12-13

援川 聡えんかわ さとる 著 5:07
現場の悩みを知り尽くしたプロが教えるクレーム対応の教科書

内容 効率的にクレームに対応するための5つの行動原則を示し、「事例」「対応のツボ」「解説+図解」という3段階で、クレーム対応のテクニックを教える。クレーム予防と、いざという時の警察・弁護士の使い方も掲載。(厚生労働省委託図書)

12-14

スティーブン・スローマン フィリップ・ファーンバック 著 16:42
知ってるつもり

内容 人はなぜ、自らの理解度を過大評価してしまうのか? 気鋭の認知科学者コンビが、行動経済学から人工知能まで各分野の研究成果を総動員して、人間の「知ってるつもり」の正体と、知性の本質に挑む。(厚生労働省委託図書)

12-15

小川 かおる 監修 4:45
難聴・耳鳴り・めまいの治し方

内容 難聴・耳鳴り・めまいはなぜ起こる? 耳の病気か、それとも脳の異常か? 不快な症状の原因から治療法までを徹底解説。難聴を改善する聞こえのトレーニングも紹介する。(厚生労働省委託図書)

12-16

丸山 学 著 6:13
ご先祖様、ただいま捜索中!

内容 図書館に通い、古文書を読み込み、お墓の拓本をとり、菩提寺や本家を取材し、依頼人の先祖の姿を生き生きと浮かび上がらせる。先祖探し&家系図作成のプロが、そのテクニックを実例を挙げて紹介。自力で調査するコツも伝授。(厚生労働省委託図書)

◎一般CD図書

12-1

パーシー・フェイス・オーケストラ 演奏 1枚
ラテン・ヒット・サウンド

内容 そよ風と私、イパネマの娘 他14曲収録

12-2

千と千尋の神隠し 1枚
サウンドトラック盤

内容 いつも何度でも 他20曲収録

12-3

コロンビア・オーケストラ演奏 1枚
カラオケベスト演歌

内容 湯の街エレジー、柿の木坂の家 他13曲収録

◎貸出おすすめデイジー図書

今月は、山梨を舞台にした推理小説を紹介します。

12-1

梓 林太郎あずさ りんたろう 著 7:53
北岳殺意の岩壁

内容 富士山につぐ第二の高峰、南アルプス北岳。その峻険な岩場で死んだ男が残したダイイング・メッセージから、過去にかくされた犯罪があばかれる。山岳推理の傑作。(他館複製図書)

S12-2

松本 清張 著 9:19
事故

内容 トラックに飛びこまれた深夜の重役邸で何が起ったか。東京の事故と山梨県下の二つの殺人事件の謎を追う。(他館複製図書)

S12-3

横山 秀夫 著 8:11
第三の時効

内容 F県警捜査第一課。一班の朽木(くちき)。二班の楠見(くすみ)。三班の村瀬(むらせ)。一筋縄ではいかない強行犯の刑事たちが、覇権を激しく競い合い、難事件に挑む! 非常で独断的な男たちの感動的なドラマを描く本格警察小説。(他館複製図書)

S12-4

大崎 梢 著 7:16
誰にも探せない

内容 埋蔵金探し、それは僕たちだけの冒険のはずだった。なのに、なぜか殺人事件に発展し…。誰が味方で、誰が敵か。手に汗握る青春ミステリー。(他館複製図書)

S12-5

西村 京太郎 著 6:09
十津川警部 愛と祈りのJR身延線

内容 私立探偵・橋本の叔母みさ子は旅行会社の早田敬子はやたけいこに付き添われて身延山に出発したが、帰京予定日を過ぎても戻らず、早田と関係ある男が刺殺体で発見された。男が所持していた16枚の名刺を手がかりに十津川警部は身延山へ…。(他館複製図書)

◎点字図書

12-1

赤川 次郎 著 全2巻
お出かけは13日の金曜日

内容 十数人の女子大生が、初秋の湖にキャンプに出かけることに。その日はまさに〈13日の金曜日〉。彼女たちに、映画を超える恐怖が襲いかかって!? 表題作ほか全3作を収録。赤川次郎おすすめブックガイドも掲載。(点訳者:仲田ルリ子)

12-2

西尾 はじめ 著 全2巻
いまどきの死体

内容 孤独死の急増で、解剖件数は50年間で10倍。人は思いがけず死に遭う。どんな死に方が幸せなのか。3000体を法医解剖した著者が、いろいろな死の様相から、遺体の真実を伝える。(点訳者:瀧本安恵)

12-3

小澤 俊夫 著 全5巻
ときを紡ぐ(上) 昔話をもとめて

内容 昔話研究者が、中国の北京で育った戦争の時代、大学で学び始めたころ、教職に就いたころ、5か月間のドイツ滞在などを振り返る。季刊誌『子どもと昔話』連載「糸つむぎ」のうち、回想記的な部分をまとめる。(点訳者:点訳部)

12-4

冲方 丁 小路幸也 他 著 全4巻
泣ける!ミステリー 父と子の物語

内容 大学教授の父が女子学生にセクハラをしたという疑惑を掛けられ…。小路幸也「美女とお父さんと私」をはじめ、岡崎琢磨、里見蘭ら、人気作家5人が、「父」にまつわるミステリーを綴ったアンソロジー。(点訳者:深澤みどり)

12-5

伊藤 のりよ 著 全2巻
ヘン子の手紙

内容 幼い頃から“ヘンな子”と言われてきた著者。違和感を抱えたままの進学・就職、そして挫折…。出産後、子どもの発達障害とともに自らの発達障害を知った著者が、自分と向き合い、折り合いをつけていく過程を綴る。(点訳者:小田切洋子) 

12-6

伊藤 清 著 全7巻
希望の鎖

内容 東日本大震災の津波に流された父の遺品の顕微鏡が、5年後、アメリカの海岸で発見された。そこに偶然映り始めた物質の謎を解くうち、少年は壮大な命題に立ち向かうことになり…。命の起源を問う本格SF小説。(点訳者:鶴見貴美恵)

12-7

吉沢 久子 著 全2巻
人生のぜいたく

内容 老いても、ひとりでも、自立の意思を持ち、自分らしく面白がって生きることこそ人生のぜいたく。吉沢久子が心豊かな暮らし方を綴る。『ゆうゆう』掲載の記事と「達人吉沢久子老けない生き方、暮らし方」をもとに再編集。 (点訳者:原美代子)

12-8

水島 広子 著 全3巻
50代からの人間関係

内容 50歳からの人間関係がその後の人生の質を左右する。夫婦、親子、友だち、職場の人間関係がうまくいく秘訣を対人関係療法の第一人者が解説する。(点訳者:前田コト)

12-9

斎藤 一久かずひさ 著 全3巻
高校生のための選挙入門

内容 高校生に、選挙に関わる事例を具体的に解説。ネットでの選挙運動の方法、選挙違反の実例、日本と各国の投票率の比較など、気になる事例を掘り下げる。選挙が身近になる11のコラム付き。(厚生労働省委託図書)

12-10

虹山にじやま つるみ 作 全3巻
セパ!

内容 なんでも万能な兄へのコンプレックスから自分の殻にこもりがちな中学生の翔。だが「セパタクロー」というスポーツと出会い、挑戦する喜びを知り…。不器用な少年が脱皮していく姿を、ほとばしる熱量と軽やかなユーモアで描く。(厚生労働省委託図書)

12-11

瀧井 宏臣たきい ひろおみ 著 全2巻
モスクへおいでよ

内容 世界で16億人にのぼるイスラーム教徒。なぜ1日に5回も礼拝するの? なぜ豚肉を食べないの? 東京・渋谷区にあるイスラームのモスク、東京ジャーミイの日本人信徒・下山さんを訪ね、イスラームの世界について聞きます。(厚生労働省委託図書)

12-12

斉藤 ひろし 文 全2巻
西遊記13 風の巻

内容 玄奘三蔵の一行が見つけたニセものの寺で悪事をはたらく妖怪の正体は? (厚生労働省委託図書)

◎デイジー雑誌

山梨ライトハウス製作 1枚
令和2年度 白い杖愛護作文・生活体験文受賞作品

◎一般CD雑誌

内閣府委託 1枚
明日への声 Vol.76

◎点字雑誌

厚生労働省 委託 1冊
厚生 第282号 令和2年11月20日発行
全日本鍼灸マッサージ師会 寄贈 1冊
月刊東洋療法 319号 2020.11.1発行
全国盲導犬施設連合会 寄贈 1冊
盲導犬情報 第25号
TBSラジオ 寄贈 1冊
TBSラジオ点字・拡大文字・音声コード番組表「秋冬号」2020年10月~2021年3月
名古屋ライトハウス 寄贈 1冊
らしんばん 第173号 2020年11月発行
日本盲人キリスト教伝道協議会 寄贈 1冊
信仰 2020年11月号
公明党機関紙委員会寄贈 寄贈 1冊
点字こうめい No.81
全国盲ろう者協会 寄贈 1冊
コミュニカ 2020年・秋・No.61
ニッポン放送 寄贈 1冊
ニッポン放送 点字・拡大文字番組表 2020年度後期版(2020年9月30日~2021年3月29日)
内閣府委託 1冊
ふれあいらしんばんVol.76
厚生労働省委託 1冊
令和元年度障害者施策の概況(障害者白書)〔概要〕

◎貸出おすすめ雑誌

やっと耳に馴染んできた令和2年にもあと少しでお別れです。来年が良い年でありますようにと願います。
今月はデイジー版のカレンダーをご紹介します。

宮城県視覚障害者情報センター製作 1枚
声のカレンダー 2021年 令和3年

月毎に歳時記を、さらに毎日記念日を解説しています。物知りになれる1枚です。お申込みお待ちしています。

また、テープ図書の貸出は、二年後の令和4年3月31日をもって終了となります。利用者の皆様には、カセットデッキからCD図書再生機への移行準備をお願いします。プレクストークの入手困難な方はご相談ください。

≪用具部からのお知らせ≫

まずは、音声式腕時計についてのご案内です。
 セイコーは、以前より販売している音声式腕時計のデザインをリニューアルすると11月に発表しました。おしゃれで使いやすい時計を目指し、時計盤はシンプルな丸型へと変更。より現代的なデザインとなりました。時刻はデジタル表示で、右の側面4時の方向に音声を出すボタンがついています。色は、シルバー、黒とシルバー、白とピンクの3種類となっています。詳細は、またこのコーナーでお知らせします。
 次は、寒さの厳しくなってきたこの時期にぴったりの便利な商品をご紹介します。
なお、今回ご紹介する商品のお取り寄せ時にかかる送料は、期間限定でライトハウスが負担します。期間は2021年1月29日ご注文分までです。

体操ブーブー 1,830円
手のひらサイズのブタのマスコット人形で、鼻のボタンを押すと、かけ声の後、ラジオ体操第1が流れます。これさえあれば、いつでもどこでも、好きな時間にラジオ体操ができます。ラジオ体操は全身運動なので、健康維持やダイエットにも効果的です。外出を控える日々が続き、運動不足かも…とお考えの方にオススメです。
商品仕様
•大きさ:(幅)7×(奥行)5.5×(高さ)8.5cm
•重さ:約94g
•材質:ABS樹脂
•使用電池:単4アルカリ乾電池2本
•販売元:株式会社ハシートップイン
•一般CD付き(取扱説明書)

酒屋のハンドクリーム(チューブ入り 50g) 820円
北海道増毛町(ましけちょう)暑寒別岳(しょかんべつだけ)の伏流水と国稀(くにまれ)酒造の特別純米酒を使用して作った、チューブ入りハンドクリームです。柔らかく肌に馴染み、なめらかで伸びが良く、付け心地はサラッとしていてつけた瞬間かすかに上質な日本酒の香りがします。肌の乾燥対策、アルコール消毒や水仕事のあとのお手入れにいかがでしょうか。
商品仕様
•大きさ:(ふた直径)2.8×(チューブ全長)13cm
•内容量:50g
•発売元:国稀酒造株式会社
※配合成分につきましては、お問い合わせください

指先が出るやわらか手袋 トナカイ柄 2,500円
日点わくわく用具ショップと手袋メーカーが企画・製作したオリジナル手袋です。チャコール(黒に近いグレー)の地に茶色の2匹のトナカイと、白のラインやひし形の模様などが描かれた、全体的にシックな色合いとデザインです。
両手の親指、人差し指、中指の指先の横にスリット(穴)があり、手袋をはめたまま指先だけを出すことができます。寒い日の携帯電話の操作や、外出先で点字を読む時など、指先で何かをする時に手袋を外す必要がなく、外すことによる紛失の心配もなくなります。
商品仕様
•大きさ:約21.5cm
•素材:アクリル、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
•洗濯方法:中性洗剤を使用し優しく手洗いしてください。液温は30℃くらいが目安です。そのあと弱めに手絞りし、日陰で平干ししてください。
•メーカー:株式会社マルミヤ手袋

奥秋曜子の電子レンジ鍋 6,380円
体調管理に気を付けたいこの時期、バランスの良い料理を簡単に作るなら、電子レンジを活用してみてはいかがでしょうか。電子レンジで調理をすれば、手間や時間短縮ができるうえ、火を使わないので子どもや高齢者でも安全です。
こちらの電子レンジ鍋は、直火やオーブンでも使用できるセラミック製。大体2人分の調理にちょうど良いサイズとなっています。外見は、底の深い小型の鍋で、本体と一体化した3cmほどの持ち手が左右についています。色は本体が黒に近い濃い茶色、フタが白です。鍋の内側には触ってわかる水位線が付いています。
料理研究家・奥秋曜子さん監修、電子レンジ鍋を活用した65種類のレシピがついています。レシピはどれも、材料を切る、次に調味料と材料を鍋に入れる、最後に電子レンジで加熱するという簡単なレシピばかりです。
商品仕様
•大きさ:幅23×奥行き19.4×高さ12.6cm
•鍋の内径:15cm
•重さ:1400g
•適正容量:700ml
•材質 本体:耐熱セラミック 蓋:強化磁器
•耐熱温度差 本体:500℃ 蓋:140℃
•メーカー:株式会社ミヤオカンパニーリミテド
•一般CD付(取扱説明書(レシピ集含む))

今回ご紹介した4点につきましては、お取り寄せの際の送料、もしくはご自宅への直送送料は山梨ライトハウスで負担いたします。ただし、2021年1月29日ご注文分までとさせていただきます。なお、代引きでのお支払いをご希望の場合は対象外となります。
商品のお問い合わせ・ご注文などは、貸出直通電話番号 055-223-1113までお願いします。