広報誌「うるおい」(拡大版)第358号 2020年1月20日発行
目次 山梨ライトハウスから皆さんへ:山視福協から:山視民協から:ことばのミニ解説:うるおい俳句教室:暮らしのヒント:用具部からのお知らせ
新しい図書の紹介 デイジー図書:テキストデイジー図書:テキストデイジー:貸出おすすめ図書:一般CD:一般CD:貸出おすすめ図書:カセットテープ図書:点字図書:デイジー雑誌:一般CD雑誌:点字雑誌
ライトハウスから皆さんへ
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今月は、センターの二人の職員からの報告とお知らせです。
「手でみる展覧会2019」に行ってきました
盲人福祉センター 梶原剛
「手でみる展覧会2019」は、去年11月1日~3日、県立図書館で開催されました。この展覧会は、作品を手で触れて鑑賞することを目的にしたもので、今回で7回目となります。11月1日の午後、初めて展覧会に行きました。
まず、入り口を入ったところに、県立盲学校の児童生徒の作品がありました。その日の午前のワークショップで作った粘土を使った作品でした。靴などの身近なものを題材にした作品や芸術的な作品など、児童生徒の自由な発想で作られた個性豊かな作品が展示されていました。
当日触ることのできた作品としては、彫刻家の方、大学の先生や学生が作った作品で、素材の手触りの違いを感じることのできるものや、彫刻の形を楽しむことのできるものなどがありました。
また、彫刻のほかに、ブロンズや水晶など、彫刻の素材を触ることができるコーナーもあり、水晶の原石と研磨した部分の手触りの違いを触ることができました。「さわれる彫刻」のほかに、「さわれる絵本」も展示されていました。
この他、展覧会の期間中、レクチャーや出品者解説などのイベントも開催されました。
このような展覧会がいろいろなところで開催され、多くの人に触ることの楽しさを実感していただきたいと思いました。
情報化対応支援者研修会に参加して
盲人福祉センター 功刀庸子
昨年11月28日(木)・29日(金)に日本点字図書館を会場に開催された「情報化対応支援者研修会」に参加しました。研修会は、視覚障害者の相談支援体制の地域格差を解消するために職員のスキルアップを目的としたもので、眼の構造や疾患に関する基礎知識から、利用できるサービスやリハビリなど、視覚障害についての情報や関連する法律について学びました。参加者は、点字図書館職員や盲学校の先生方約30名でした。
視覚障害全体の中で、ロービジョンの割合が増えていることから、それぞれに合った支援や情報提供が必要になっています。スマホやパソコンから情報を得ることが多くなっている今、視覚障害の方々が情報障害とならないようにサポートしていくためには、職員も一層知識を深めていかなければならないと感じた研修でした。
次に、移動ライトハウスのお知らせです。
来月2月に山梨市視覚障がい者福祉協会が主催する「視覚障害者用具体験会並びにバリアフリー映画上映会」へお邪魔します。
開催日時 |
令和2年2月9日(日) 午前10時~12時 視覚障害者用具体験会 午後1時半~3時半頃 バリアフリー映画上映会 |
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開催場所 | 街の駅やまなし(山梨市地域交流センター) |
上映映画 |
作品名「天国からのエール」 監督 熊澤 誓人 主な出演者 阿部寛、ミムラ、桜庭ななみ 内容 沖縄で小さな弁当屋を営むかたわら、夢を持つ高校生を応援するため無料の音楽スタジオ「あじさい音楽村」を作り、ガンと闘いながら若者たちの夢を後押しした仲宗根(なかそね)陽(ひかる)の実話を映画化。 |
※バリアフリー映画は、聴覚や視力に障がいのある方でも楽しめるように映像に音声ガイドが流れるほか、日本語字幕が表示されるものです。障がいのある方もそうでない方も一緒にお楽しみいただけます。
お問い合わせ先
山梨市視覚障がい者福祉協会 代表 埜村和美
電話:0553-22-6909
事前申し込みはありませんので、是非お出かけください。
最後に、青い鳥奉仕団からのお知らせです。
「読者と青い鳥奉仕団の交流お楽しみ会」を開催します。
日時 令和2年2月16日(日)午後1時30分~3時30分
場所 山梨ライトハウス研修室(2F)
内容 読者と奉仕団の有志による出し物、歌、ゲーム、そして歓談、プレゼント交換。お茶、お菓子の用意もあります。
参加希望の方は、山視協事務局の小林まで、令和2年2月8日(土)締切りです。(☎055-252-0100)
なお、当日の会の問い合わせは、担当理事までお願いします。
点訳部 伊東庸子 (☎055-254-0836)
音訳部 山田恵美子(☎055-275-6327)
皆様、お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。お待ちしております。
山視福協から
山梨県視覚障がい者福祉協会理事 小田切浩子
あけましておめでとうございます。
令和初のお正月いかがお過ごしでしたか?
皆様の健康とご多幸をお祈りいたします。
昨年、「注文をまちがえる料理店」を企画した小国士(おぐにし)朗(ろう)さんによる講演が甲斐市であり、聴きに行きました。
今回は「注文をまちがえる料理店」について紹介します。「注文をまちがえる料理店」とは、一言でいうと「注文を取るスタッフが、みんな“認知症”のレストラン」です。認知症の人が注文を取りにくるから、ひょっとしたら注文を間違えちゃうかもしれない。だから、あなたが頼んだ料理が来るかどうかはわかりません。でも、そんな間違いを受け入れて、間違えることをむしろ楽しんじゃおうよ、というのがこの料理店のコンセプトです。
小国さんは講演の中で、次のようにおっしゃっていました。オー プンに向けて大事にしたことは
1) 料理店として、来てくれた方が十分満足できるような味にこだわる。
2) 間違えることは目的ではない。だから、わざと間違えるような仕掛けはやらない。
1)は、とても大事な視点でした。福祉的な“いいこと”をやっているという意識が出てくると、そこに甘えが生じる可能性があります。でも、「いいことやっているんで、多少いけてなくても許してね」は、絶対にダメ。仮に自分たちがお客さんで来て、ハンバーグを頼んだのに餃子が出てきて、その餃子がおいしくなかったら、なんだか許せない気がしたからです。
2)の「間違えることを目的としない。わざと間違える仕掛けはしない」という点については本当に悩みました。お客さんの期待が「注文を間違う」ことに集中してしまったらどうしよう。いや、むしろそれを期待してこのレストランにいらっしゃる方も少なくないかも、と思ったのです。でも、わざと認知症の方が間違えるように設計するのは本末転倒な気がしました。
わざと間違えるような設計は絶対にやめよう。間違えないように最善の対応を取りながらも、それでも間違えちゃったら許してね(てへぺろ)という設計にしようと決めました。実際の飲食店を借りて期間限定で行い料理人はプロの方です。ホールスタッフの人たちは皆さん笑顔で、自信が持てたようでした。注文を間違えても怒る客はいなかったそうです。
小国さんのお話、まだまだ伝えたいことはたくさんありますがうまくまとめることが出来なくてもどかしいです。
小国さんの、若い人ならではの発想とテレビのデイレクターとしての経験と視点が魅力的でした。大きな反響があり、数々の批判も受けながら、なお前に進もうとしています。
寛容さとコミュニケーションがキーワードだと思いました。認知症に限らず、コミュニケーションをとることからお互いの理解が始まるし、間違えていた認識に気づくこともあります。
人間は社会との接点があることが大切だと思いました。そして何より注文をまちがえる料理店に行きたいです。スタッフの人とコミュニケーションをとりながら美味しい食事を食べるなんてワクワクします。「間違えても、まあいいか」この言葉を励みに失敗やまちがえ続きの毎日を、今年も失敗しないよう努力もしつつ寛容さを意識して明るく過ごしていきたいものです。
山視民協から
重度障害者医療の交流会から本会の発言について
副会長 伊東一敏
うるおい読者の皆さん、明けましておめでとうございます。本会は今年の3月に結成45周年を迎えます。この節目の年にあたり、重度障害者の窓口無料を目指す取り組みや電車の調査と体験会を発展させて実施することなどの課題を含めて、運動を新たに前進させるために力を尽くしていきます。
このうるおい「山視民協から」とともに本会へのご理解ご協力をお願い致します。
今号は、表記のことについてお伝えします。昨年の12月15日、甲府市の障害者センターにおいて、「重度障害者医療の窓口無料の復活を求める会」が主催する交流会が行われ、本会からは私が代表して出席しました。この交流会にあたり、そこで発言するために、山視民協情報読者の皆さんにその実情や意見などを寄せていただくよう呼びかけました。これに対し、5人の人(電話で対話2人、メール3人)から深刻な実情や貴重な意見をいただきました。ここではそうした声を紹介し、改めてこの問題を考えてみたいと思います。
障害当事者や関係者の発言の最初に指名された私は先のことについて話しました。
1 窓口での支払いについて。2人の人からのものです。1人は「今は何とか払えるが、これ以上病気になるとやってはいけなくなる」。もう一人の人は「糖尿病で毎月1度治療を受けているが、支払いがやっとだ。もっとほかのところも見てもらいたいが我慢している。検査も受けたいがそれもできない。それによって新たな病気にでもなったらと思うと不安になる。
2 入院について。これは二人からのものです。「緊急に入院したが支払いの時、手元にお金がなく困っていたら、友達が貸してくれて助かった。」「今は症状がでても軽度なので支払いができるが、入院すると負担が重くなるので大きな不安を持っている。」
3 貸与制度について。「自動還付方式となり窓口で支払いが困難な人には医療費を貸してくれる貸与制度があるが、その医療費の貸付けの手続きにまたヘルパーさんを頼み、タクシーを使うとなるとさらに経済的な負担となるので、障害者にとって手放しでは喜べない制度である。」
ここに述べたことはその窓口無料を復活することによって解決します。皆さんはどのようにお考えでしょうか。
ことばのミニ解説
皆さん、お正月は美味しいお料理をたくさん召し上がりましたか?
先日、お弁当屋さんのメニューにビーガンの方にも安心というメニューを見つけました。そこで、今月は「ビーガン」について解説します。
ビーガンとは、ベジタリアン(菜食主義)の中でも、動物性の食品を一切摂取しないという「完全菜食主義」のことをいうそうです。ベジタリアンは、野菜のほかにヨーグルトなどの乳製品や卵は食べるという人も多いのですが、ビーガンは一切摂取しないそうです。
では、ビーガンの方は、何からたんぱく質をとっているかというと、大豆製品です。豆や豆腐、味噌などの他、大豆ミートやグルテンミートなどで、大豆ミートやグルテンミートは元来大豆アレルギーの人向けに肉の代用品として作られた食品。今ではアレルギーがなくても、ベジタリアンや肉の摂取を控えたい人にも食べられています。また、牛乳の代わりには、豆乳やアーモンドミルクを飲むことが多く、乳製品の代表格であるチーズ、ヨーグルトは植物性の原料で作られたビーガン仕様のチーズや豆乳ヨーグルトが売られているそうです。
語源は、ラテン語 の”vegetus”(ベジタス)「活気のある、健全」に由来するそうで、ビーガンもベジタリアンも語源は”vegetable”(ベジタブル)「野菜」ではないそうで、もともとは野菜を食べることが目的なのではなく、「健全な」食事をすることが目的なんだそうです。今年も、食生活には気を付けて健康な一年を過ごしたいですね。
うるおい俳句教室 越石 一彦 選評
埜村 和美
玄関を清めて発ちぬ受験の子
(評)受験生には盆も正月もありません。しかし、掲句の受験の子には新年だけではなく、季節の節目を大切にしようとする強い意志が感じられます。健やかに成長されており、受験合格も間違いないでしょう。
新入りの令和の子にもお年玉
(評)令和元年に家族が増えたと読むと目出度さも二重に感じられます。家族の幸せが手に取るように伝わってくる一句。
小川 賢治
初競りの箱に詰まったからだもち
(評)「初競り」と聞いただけでおめでたい気がします。さらに「からだもち」という固有名詞で臨場感ある新年の競りの情景が見えてくる。
初参り見える灯はどこにある
(評)初参りの「灯」は参拝者一人一人の願いの象徴でしょう。「どこにある」と自分自身に問うとともに読者にも問いかけている非常に奥深い一句。
石井 迪男
道を行く犬の服着る寒の朝
(評)犬の洋服に寒の朝の厳しさを託している。もちろん、犬を連れている人も着ぶくれています。冬の朝の一情景をさらりと一句に。
新調の杖に鈴付け春を待つ
(評)人生に対する肯定と季節に対する喜びを杖の鈴に語らせた佳句。「他は是れ吾にあらず」、作者は自分自身を決して見失わない人。句に力強さがある。
中牧 洋子
散り果てし街路樹に咲くLED
(評)十二月に入ると各地の街路樹が色とりどりの電飾により輝き始めます。「LED」としたことで現代的な美しさが一層強調されました。しかし、掲句は冬の季感はあるものの季語がはっきりしません。「冬枯れや街路樹に咲くLED」等とすると寒さと光りがさらに強調されます。
山茶花を一輪髪に留めくれし
(評)万葉時代を想わせる和歌の如く詠まれた女心の句。それなのに掲句に古さは感じられない。それは作者が飾らずにストレートに表現しているから。「人間と自然」、「一瞬と永遠」を感じさせる佳句。
小林 文雄
脱衣所のそこまで匂ふ柚子湯かな
(評)「脱衣所」と場所を特定したことで「柚子湯」の香りが一層強調されました。香りを強調させることで、冬至の屋外の寒さまで想像が拡がる。
小松 瑛
ひなたぼこちんまり座する猫の像
(評)「ひなたぼこ」は冬の季語。冬陽の温かさを喜ぶのは人間だけではありません。それがたとえ猫の像であっても。
相沢 幸雄
初春や結果気になる箱根駅伝
(評)新年には今やなくてはならない「箱根駅伝」。もはや季語と言ってもよさそうですが、作者はその辺の事情をよく把握しており、しっかりと「初春」という季語を冠し新年を強調している。
初夢は恩師友とのハワイ旅行
(評)相沢さんの俳句が個性的なのは、五七五に捉われず、かつ口語俳句に徹しているから。前述同様「他不是吾(他は是れ吾にあらず)」、俳句は自分のものであり、今後も作者らしい俳句を期待しています。
伊東 一敏
元朝をともに迎へた母はいず
(評)自分が生きている限り「母」は永遠。作者自身を詠んだ一句ですが、自然の営みの中の人間の営みを捉えており、深遠な一句となりました。
「総評」
令和で迎える初めてのお正月でもあり、今年は目出度さが増したような気がします。本年も「うるおい俳句」を通して素晴らしい一年にしていきましょう。よろしくお願いします。
さて、今月のポイントとしては
・強い意志を一句に込める
・固有名詞で臨場感を
・自分に問い読み手にも問う
・物に託す、物に語らせる
・飾らずにストレートに表現
・場所を特定した効用
・破調と個性
等がありました。ぜひ参考にしてみてください。
次回は二月、一年で最も厳しい「寒」を詠むか、それとも節分等の「春隣」を詠むか、皆さんの自分らしい一句を楽しみにしています。
「初衣桁箪笥は母の余香もて」 一彦
それでは、25日締め切り厳守でご投句をお待ちしております。
暮らしのヒント
今月の暮らしのヒントは、「ヒートショック」です。
・冬季に多発する温度差で起こるヒートショック
暦の上では立春を迎える2月。とはいえまだまだ真冬日を記録することもある、寒さ厳しい季節です。このような時季に気をつけたいのが「ヒートショック」。
ヒートショックとは、気温の低い屋外から暖かい屋内への移動や、暖かい部屋から寒い部屋への移動などによる急激な環境温度の変化によって、血圧が上下に大きく変動することをきっかけとして起こる健康被害の総称です。
・ヒートショックが起こりやすいのは入浴時
ヒートショックは、特に冬季の入浴時に起こりやすいことが知られています。暖房をしていない脱衣場や浴室では室温が極端に低くなりがちで、こうしたなかで衣服を脱ぐと、急速に体表面から体温が奪われて血管が収縮し、血圧が急激に上がります。温かい湯船に入れば、今度は血管が拡張して、血圧が急激に下がります。このような入浴に伴う温度差が血圧を大きく上下させるために、失神や心筋梗塞、脳梗塞が起こったり、その結果として湯船で溺れ命を落としてしまうこともあるのです。
引用:全国健康保険協会 季節の健康より
新しい図書の紹介
◎デイジー図書
1-1
村田 喜代子 著 | 5:36 |
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飛族 |
内容 朝鮮との国境近くの島で、老女が2人だけで暮らしている。ウメ子の母親で92歳のイオと、その海女友達で88歳のソメ子だ。彼女たちの厳しい海辺暮らしと、シンプルに生きようとする姿を描く。(音訳者 井口 登美子)
1-2
高橋 久美子 著 | 7:44 |
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いっぴき |
内容 文筆家として走り出した高橋久美子の6年間の文章をまとめた書。チャットモンチー脱退から約1年半の間に執筆した「思いつつ、嘆きつつ、走りつつ、」のほか、『愛媛新聞』等に寄稿した随筆、書き下ろしの「いっぴき」を収録。(音訳者 武藤 紀子)
1-3
新井 見枝香 著 | 2:32 |
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本屋の新井 |
内容 本は日用品です。だから毎日売ってます。わさわさっと選んでレジにどん。それでいい-。芥川賞・直木賞より売れることもある「新井賞」を設立した現役書店員によるコラム集。
(音訳者 松野 春美)
1-4
氏田 雄介 著 | 2:19 |
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54字の物語 参 |
内容 1つの話が54字ピッタリで終わる超短編小説集。「佐藤の消失」「文殊の知恵」など、爆笑問題の太田光の作品も含む全90話を収録。各話に解説文を併載し、54字の物語の作り方も紹介する。(音訳者 横内 藤子)
1-5
岡田 惠和、峯田 和伸 著 | 2:32 |
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いちごの唄 |
内容 全力で、恋した時間は、永遠なんだ-。ロックバンド・銀杏BOYZの名曲をもとに、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」「ひよっこ」などで知られる脚本家・岡田惠和が書き下ろした青春物語。(音訳者 雨宮 由美子)
1-6
村松 友視 著 | 4:27 |
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老人のライセンス |
内容 「老人のライセンス?そんなもんあるんですか」「あるんですよ」…。類まれなる観察眼で、味わい深い老人を見つめてきた著者が、老成を極めた達人たちを描き、満開の人間力にせまるエッセイ。(音訳者 名取 仁美)
1-7
藤 あきら 著 | 13:50 |
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昭和キッズ物語 |
内容 昭和の時代に子供だったすべての者たちへ…さぁ、愛おしい人たちに会いに行こう-。新潟県の直江津という町に生まれ育った著者が、日本が最も賑やかだった昭和の時代の町の風景、家族やなつかしい人たちのエピソード等を綴る。(音訳者 山本 孝子)
1-8
北村 絢子 著 | 4:45 |
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こころ曇りのち青空 |
内容 日々の診療、自分の悩み、心に引っかかったこと、感動したこと、解決して喜んだこと…。精神科医として仕事を続けることが人生そのものと語る著者が綴る人生論。(音訳者 佐藤 美代)
1-9
小沢 俊夫 著 | 8:27 |
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ときを紡ぐ 上 |
内容 昔話研究者が、中国の北京で育った戦争の時代、大学で学び始めたころ、教職に就いたころ、5か月間のドイツ滞在などを振り返る。季刊誌『子どもと昔話』連載「糸つむぎ」のうち、回想記的な部分をまとめる。(音訳者 祢津 彩子)
1-10
谷 瑞恵 著 | 9:15 |
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まよなかの青空 |
内容 修学旅行で乗った特別列車「あおぞら」にいた、幸運をもたらすと言われる「ソラさん」。ひかるは、後悔だらけの人生をもう一度やり直すため、「ソラさん」を探す旅に出る…。
(音訳者 平嶋 敏子)
1-11
甲府市社会教育センターなでしこ成人学級 | 4:02 |
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そのときわたしは子どもだった |
内容 甲府空襲当時、地元住民や東京からの疎開者であった幼児や女学生だった女性たちの生々しい空襲体験記。(音訳者 桂田 晶子)
1-12
わせい 著 | 2:00 |
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悪魔の子 |
内容 不思議な力を持つ赤ん坊を裏山で拾った作造と富貴夫婦。子どもを諦めていた夫婦は“神様からの授かりもの”だと喜んで育てた。人目につかないように暮らす生活は幸福そのものだったが…。大人のメルヘンを描いた物語。(音訳者 岩間 栄子)
◎貸出おすすめ図書
笑う門には福来る! 笑いが溢れる本をご紹介します。
S1-1
細谷 正充 編 | 11:41 |
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江戸の爆笑力 時代小説傑作選 |
内容 江戸は笑いが溢れていた!「笑い」をテーマに時代小説の傑作短編を精選。山本周五郎、山田風太郎、杉本苑子ほか、バラエティに富んだ10編を収録。(他館複製図書)
S1-2
立川 談四楼 著 | 4:25 |
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声に出して笑える日本語 |
内容 アナウンサーの致命的な言い間違いから、思わずニヤリの上品な下ネタ、そして愛すべき落語の世界の味わい深いセリフまで。酒場で飲んでいても昼寝中でも、行き交う言葉に耳を澄ませて集めた「笑える日本語」の数々。(他館複製図書)
S1-3
『おかんメール』制作委員会編 著 | 2:10 |
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おかんメール |
内容 母の愛と破壊力に満ちた“爆笑”メッセージ集。娘や息子に宛てた心温まるメール、面白いメール、ありがた迷惑メールなど、ネット上に公開されたものを中心に厳選して紹介する。
(他館複製図書)
S1-4
綾小路 きみまろ 著 | 2:27 |
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綾小路きみまろ 爆笑フォーエバー |
内容 「潜伏期間30年」の叩き上げの漫談家・綾小路きみまろのメジャーデビュー15周年を記念した一冊。爆笑ライブ3本のほか、林真理子、ローラとの対談を収録する。(音訳者:田中 美智子)
S1-5
東野 圭吾 著 | 9:01 |
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毒笑小説 |
内容 前代未聞の誘拐事件を扱った「誘拐天国」を始め、毒のあるおかしさに満ちた傑作が1ダース。ブラックなお笑いを集めた短編集。「笑い」追及の同志、京極夏彦との特別対談つき。(他館複製図書)
◎点字図書
1-1
あたそ 著 | 全3冊 |
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女を忘れるといいぞ |
内容 他の女性と比較すると、自分は何かが足りない。女でいる自信がまるでない…。非モテや容姿に対する女子の悩みを爽快に代弁するツイートで人気の著者が綴る、今を生きる女性の気持ちが楽になるエッセイ集。(点訳者 深沢 弘子)
1-2
下田 美咲 著 | 全4冊 |
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人生の作戦会議! |
内容 「好きな人の本命になれない」「年収が低い」「彼女が一度もできたことない」など、あらゆる悩みを王生際ハナコが解決していく、実用エンタテイメント小説!(点訳者 河西 登茂子)
1-3
小島 貴子 著 | 全2冊 |
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女50歳からの100歳人生の生き方 |
内容 多くの女性が100歳まで生きる時代がやってきた。50歳からは自由に、自分らしく生きよう! 働き方から人間関係、資産、健康などすべてを考えなおし、自分が主役の人生を
実践する著者からのアドバイス。(点訳者 宮澤 越美)
12-4
南 杏子 著 | 全5冊 |
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ディア・ペイシェント |
内容 総合病院の女性医師の前に嫌がらせを繰り返す患者が現れる。医師と患者が解りあうのはこんなにも難しいのか…。現役医師が、医療に携わる人々の苦悩と喜びを綴った長編。
(点訳者 小泉 ゆう子)
1-5
小俣 麦穂 著 | 全3冊 |
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ピアノをきかせて |
内容 姉の弾くピアノの音色が楽しく聞こえなくなってしまったことが気がかりでならない響音は、ふるさと文化祭の音楽劇に出場することになったのだが…。音楽のすばらしさ、家族のきずなや友情のたいせつさが伝わってくる音楽小説。(点訳者 野村 三枝子)
◎デイジー雑誌
山梨ライトハウス 製作 | 1枚 |
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第65回白い杖愛護作文・生活体験文受賞作品 | |
厚生労働省 委託 | 1枚 |
声の広報 厚生 第262号 2019年11・12月号 |
◎テープ雑誌
厚生労働省 委託 | 1枚 |
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声の広報 厚生 第262号 2019年11・12月号 |
◎点字雑誌
厚生労働省 委託 | 1冊 |
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厚生 第276号 令和元年11月20日発行 | |
内閣府 委託 | 1冊 |
ふれあいらしんばんVol.70 | |
全日本鍼灸マッサージ師会 寄贈 | 1冊 |
月刊東洋療法 308号 2019.12.1発行 | |
全国盲ろう者協会 寄贈 | 1冊 |
コミュニカ 2019年・秋・No.59 | |
日本盲人キリスト教伝道協議会 寄贈 | 1冊 |
信仰 2019年12月号 | |
ラジオ日本 寄贈 | 1冊 |
ラジオ日本 点字番組表(令和元年10月~令和2年3月版) | |
ニッポン放送 寄贈 | 1冊 |
ニッポン放送 点字・拡大文字番組表 2019年度後期版(2019年9月30日~2020年3月29日) | |
自由民主党 寄贈 | 1冊 |
自由民主 第95号 令和元年12月発行 |
≪用具部からのお知らせ≫
今回は、4月より価格の変更を予定している商品をご紹介します。ご購入の予定がある方は、変更前のご購入をお勧めいたします。
◎点字用紙
90K(キロ)160円が、4月以降・・・165円
110K 210円が、220円
135K 310円が、330円
◎ルーズリーフ大(4穴)用紙付き
標準サイズの点字用紙を綴じるルーズリーフ。色は黒と青
販売価格 :1,080円が、1,240円
商品の特徴
•点字用紙100枚付き
仕様
•色:黒色・水色
•大きさ:(幅)280×(奥行)220×(高さ)36mm
ルーズリーフ 大用紙(4穴用) :340円が、480円
◎ルーズリーフ 中(4穴上とじ)
寸長用紙半サイズのルーズリーフ(4穴)。
表紙の色:赤/緑/黄/橙/水色(在庫は赤のみ)
販売価格 :600円が、700円
商品の特徴
•点字用紙寸長半裁4穴100枚付き
仕様
•色:赤/緑/黄/橙/水色
•大きさ:(幅)205×(奥行)158×(高さ)25mm
ルーズリーフ 中用紙(4穴用) :180円が、300円
◎ルーズリーフ 小
N632、SP-6小型点字器用のルーズリーフ。
表紙の色:赤/緑/橙/水色(在庫は赤のみ)
販売価格 :450円が、640円
商品の特徴
•用紙100枚付き
仕様
•色:赤/紺/緑/橙/水色
•大きさ:(幅)200×(奥行)102×(高さ)25mm
ルーズリーフ 小用紙(4穴用) :150円が、280円
3月末までは、現在の価格で販売します。どうぞ、ご利用ください。
ご希望・ご質問の方は、電話055-223-1113、用具直通・貸出専用電話までご連絡お待ちしております。