社会福祉法人山梨ライトハウス

社会福祉法人 山梨ライトハウス

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曲名:青い鳥 作詞:竹内秀秋
作曲:一瀬公弘

※再生ボタンをクリックすると音楽が流れます。ボリュームにご注意ください。

広報誌「うるおい」(拡大版)第344号 2018年11月20日発行

目次 山梨ライトハウスから皆さんへ山視福協から山視民協からことばのミニ解説うるおい俳句教室暮らしのヒント用具部からのお知らせ
新しい図書の紹介 デイジー図書貸出おすすめ図書一般CD点字図書デイジー雑誌テープ雑誌点字雑誌

ライトハウスから皆さんへ

共用品について 盲人福祉センター 梶原 剛

 今回は、共用品について書いてみたいと思います。
 今年出版された『広辞苑』第七版で、「共用品」を調べると、「障害の有無や身体特性に関わりなく、誰もが利用しやすい製品」と書かれています。
 「共用品」の元となったのは、江戸時代の文献に記載されていた、かしわ餅の作り方でした。「こし餡は葉の表側、味噌餡は葉の裏側を表にして包む」というものです。地方によっては、逆のルールのところもあるようですが、これらのルールに従ってかしわ餅を作ると、こし餡か味噌餡かが見て分かるだけでなく、目の不自由な人が触って区別できることになります。
 日常生活で使われているものの中にも、共用品はたくさんあります。視覚障害者に配慮した代表的な共用品を書いてみます。
 牛乳パックは他の紙パックと区別できるように、パックの上部に切欠きがついています。缶ビールや缶チューハイには、ジュースなどと区別するため、「おさけ」と点字で書かれています。また、リンスと触って区別できるように、シャンプーには、ぎざぎざが、ボディソープにはたてのラインがついています。他にも、みんなが使うもので、視覚障害者に配慮された製品がいろいろあります。
 しかし、共用品が作られても、自分が必要とするものがあるかを調べるのは、簡単なことではないと思います。そこで、共用品の普及・啓発などを行っている「共用品推進機構」では、今年度、「共用品データベース」を作成し、共用品の検索ができるようにするそうです。
 共用品は、視覚障害者の生活にも、密接に関連することなので、これからも注目したいと思います。

◎移動ライトハウスのお知らせ
「第10回こうしゅう福祉まつり」へ参加します。甲州市役所1階ロビーでは、福祉用具の体験コーナー、盲導犬による歩行訓練体験を行います。芝生広場「塩むすび」では、成人寮寮生による陶芸作品の展示販売や用具の販売を行う予定です。皆さまお誘い合わせのうえ、お越し下さい。

日時 11月23日(金・祝日)午前10時~午後3時
場所 甲州市役所本庁舎1F市民ロビー、塩むすび
(甲州市塩山上於曽1085番地1)

山視福協から

日本語であそぼ(デイジー図書より) 女性部長 岡部恵子

 誰もが知っている野口雨情作詞、中山晋平作曲 「黄金虫は、金持ちだ、金蔵立てた~」の中にでてくる黄金虫について重大情報があります。実は、ゴキブリじゃないかという説が有力なのだと知り、「えっそれはないでしょ」と、思い何人かの人に聞いてみました、ほとんどの人は、それはないでしょうと。でも、実際、野口雨情の出身地の北茨城地方では、このゴキブリのことを黄金虫と呼ぶ。野口雨情が作詞した頃は、暖かい家や場所にしか住まなかったのでそう言われたそうです。黄金虫について、もう少し詳しく知りたくなりました。知っている方があれば教えてください。

山視民協から

視障者にとっての老人ホームとは 事務局長 桜林正司

 去る9月29日と30日、本会が加盟する全視協は視障者の老人ホームについての集会を開きました。今号は集会での講演と各地からのレポートのまとめについて報告し、この問題について考えてみたいと思います。本会はこれに出席できなかったため会員の体験レポートの提出という形で参加しました。
集会の最初に行われた「盲養護老人ホームの措置の現状と課題・視覚障害者にとってふさわしい使節のあり方」と題する城西国際大学の清水教授の講演では、次のようなことを知ることが出来ました。
1 盲養護老人ホームとは、入所者の70%以上が視覚・聴覚に障害がある施設という位置づけで、2015年度の調査では全国で51施設、入所定数2,954人となっている。「措置施設」であることから入所決定権は行政である。
2 措置とは戦後の福祉の手続きなどのシステムの総称、行政処分。2000年の介護保険制度施行までほとんどの福祉施設は措置制度によって運営されていた。そして、措置権者は、地方分権の流れにより2006年度からは市町村となった。
3 2005年に措置費が一般財源化され市町村は措置控えをするようになり、また養護老人ホームへの措置を行なう要件の改正で「身体上若しくは精神上」という項目が削除され、「環境上の理由および経済的な理由により居宅において養護を受けることが困難な者」と定義されているため、視覚障害を勘案することがなく、財政優先で市町村の判定により一定の所得のある視障者の入所が難しくなっているということなどです。
この講演に続いて紹介された全国から寄せられた20のレポートには
1 介護保険制度のために妻が希望する盲養護に入所出来なかった事例。
2 一般の特養老人ホームに入ったため、晴眼者の中にただ一人の視障者ということで、その寂しさや、生活のしづらさ、盲養護に移りたいと思い、手続きをしているが、それが一向に進まないという訴え。
3 サービス付き高齢者住宅に住んでいるが、思うように同行援護が受けられないという人。
4 各地の視障者用老人ホームなどの見学記や取材など。
その内容は多彩でした。
 私は、ここに述べた集会から学んだことを参考にして、出来るだけ自分の意に沿った老後の暮らしを考えていきたいと思っています。

ことばのミニ解説

 いよいよカレンダーも残すところあと2枚となりましたね。今月は、心理学の用語「セルフ・ハンディキャッピング」を解説します。
 皆さんは、学生時代に試験前「昨日は体調が悪くて全然勉強できなかったんだよね」などと発言したことありませんか?
失敗した時に備えて、あらかじめ予防線を張り、もし失敗したらその原因は外部要因(設定したハンディキャップ)であって、自分自身ではないと失敗によって自己評価や自尊心が傷つかないように身を守ろうとする自己防衛の心理的機能が、「セルフ・ハンディキャッピング」だそうです。こうした行為は無意識のうちに行われることが多く、思い起こせばついついやっていたという人も多いのではないでしょうか。失敗した場合はハンディキャップがあったから仕方ないということで自己評価を下げすぎずに済み、成功した場合にはハンディキャップがあったにも関わらず成功したということで自己評価を高めることが可能です。日々の忙しさに紛れて、家事が行き届かないことを仕事のせいにしてしまうなんていうことがありますが、反省したいと思いました。

うるおい俳句教室 越石 一彦 選評

埜村 和美
秋高し老棟梁の声の艶
(評)雲一つない秋空の下、上棟式の様子でしょうか、棟梁の澄んだ声が響き渡っています。作者は「老」と「艶」という措辞にて深まりゆく秋の深さと美しさを見事に象徴させています。

秋の冷え硬貨を落とす貯金箱
(評)取り合わせの妙は俳句の醍醐味でもあります。秋冷えと貯金箱に落とした乾いた音を関連させた作者の感性はまさに俳人ならではのもの。季語と距離を置いた「二物衝撃」の俳句です。俳句上達を目指している人、ぜひ参考にしてください。

加藤 隆
栗拾ひ思ひ出が浮く里の山
(評)栗拾いの思い出が昨日のことのように鮮やかに浮かんできます。しかし、俳句では「思い出」という直接的な表現は避けた方がよいでしょう。「栗拾ひ早や日の傾きて里の山」等とすると具体的な情景が見えてきます。「思い出」は秘めて読者に想像してもらいましょう。

小松 瑛
峠越え秋風さやか頬ゆるみ
(評)」峠の秋風の爽やかさが「頬のゆるみ」にしっかりと表現されています。ただ、「秋風」と「さやか」が秋の季重なりとなってしまいました。「風さやか頬ゆるみゐる峠越え」等とするとよいでしょう。

小川 賢治
草田男忌昔ながらの店に寄る
(評)」八月五日は中村草田男の忌日。夏の季語となります。「万緑」という言葉を初めて季語として使用した俳人です。「降る雪や明治は遠くなりにけり」は有名な一句。この句を思い「昔ながらの店に寄る」作者の心境がよくわかります。

鏡花忌や思ひ出を抱きひた歩く
(評)九月七日は泉鏡花の忌日。秋の季語となります。忌日俳句は扱いが難しいのですが、ロマン溢れた作家なだけに「思い出を抱きひた歩く」という措辞がぴったりと当てはまっていますね。

石井 迪男
雁渡る山に傾く日を浴びて
(評)」秋の夕暮れの切なさがひしひしと伝わって来る一句です。掲句のように心情表現を極力抑え、情景をありのままに表現することが俳句の深さに繋がっていきます。佳句です。

中牧 洋子
病棟の夜も休まず十三夜
(評)病院には昼も夜もありません。看護師も二十四時間体制で働いています。その病棟の窓の外に後の月である十三夜が広がっている情景。人間の営みと自然の営みの対比が見事に切り取られた一句です。

古屋 保
暦見ずいつでも立てる炬燵かな
(評)季節は人を待ちません。「時間」も「暦」も人間が後から作り出したものであり、暦に関係なく冬が近づいているという一句。誰もが納得する一句ではないでしょうか。

中山 伊知郎
ぶどう狩り小春日和に秋茜
(評)おだやかな秋の一日の一句ですね。しかし「ぶどう」「秋茜」が秋の季語、「小春日和」は冬の季語であり、三つの季語が重なってしまいました。季語は一つに絞って、その季語自体を表現しないことが俳句上達の一歩となります、工夫してみましょう。

小林 文雄
庭の隅ひとりぼっちのちちろかな
(評)秋の夜の庭隅、たった一匹で幽かな声で鳴いているちろろを一句にしました。「一人ぼっち」という擬人化で作者の寂しさも同時に伝わって来ます。

井口 貞子
柿の実を叩き落とした風一陣
(評)」晩秋の寂びれた様子が落ちた柿の実で表現されています。通り過ぎてゆく山風はすでに冬の匂いが混じります。季感あふれる一句となりました。

柿の葉を器がわりにおままごと
(評)今やままごとも進化していて、用具などは実際の器以上のものまで扱われています。柿の葉を器に遊んだ経験のある人なら、掲句を一読して懐かしさが込みあげてくるのではないでしょうか。澄みきった秋空の様子まで伝わって来そうです。 

「総評」

 今月のポイントとしては
 ・季語と距離を置いたいわゆる「二物衝撃」の取り合わせ
 ・俳句は原則として季語は一つ、そして季語自体を説明しないこと
 ・心情表現は極力抑え情景をありのままに詠むこと
 ・一句の中の人間と自然の営みの対比
等がありました。ぜひ参考にしてみてください。
次回は早や初冬の候ですね。季感豊かな冬の一句、楽しみにしています。

「供華一輪大地にあづけ山廬の忌」 一彦

先月号の埜村和美さんの作品に誤りがありました。「師の電話漏れ来る八ヶ岳(やつがたけ)の虫時雨」と紹介しましたが、正しくは、「師の電話漏れ来る八ヶ岳(やつ)の虫時雨」です。大変申し訳ありませんでした。

それでは、26日締め切り厳守でご投句をお待ちしております。

暮らしのヒント

今月の暮らしのヒントは、「冬を乗り切る冷え症対策」です。

 寒い季節になると、手先や足先の冷えが気になりませんか。冷えによる肩こりや腰痛、便秘や肌あれ、抵抗力の低下など、まさに「冷えは万病の元」と言えます。冷え性の改善には、身体を内側から温め、血行を促すとともに自律神経がうまく働くよう生活習慣を整える必要があります。冷え性対策をしっかり行って、冬を元気に乗り切りましょう。
○食事をあたためる食事の工夫
栄養バランスのとれた食事を基本に、冷えが気になるときは身体を温める食材を積極的にとりましょう。反対に、身体がほてっているときは身体を冷やす食材をとります。身体を冷やす食材は、熱を加えると身体を温める食材に変化するので上手にとりいれましょう。また、肉類などに多く含まれるたんぱく質は熱源となる筋肉を作るほか、シシャモやタラコ、アボカドやアーモンドなどに多く含まれるビタミンEには、末梢血管を広げて血液循環を良くする働きがあります。
○身体の隅まで血液を届ける生活習慣
 ・身体を締め付ける衣服や靴は避けましょう。
 ・38~40度くらいのぬるめの湯にゆっくりつかりましょう。血行促進とリラックス効果を得られます。熱い湯は体の表面だけ温まり、内部が十分に温まっていないことが多く、また急激に血圧を上昇させるので避けましょう。
 ・たばこは血液の循環を悪くするのでやめましょう。
○自律神経を整える生活習慣
 ・十分に睡眠をとって心身を休ませましょう。
 ・歩く習慣やストレッチなど、日常に適度な運動を取り入れましょう。筋肉量のアップにもつながります。

新しい図書の紹介

◎デイジー図書

11-1

鈴木 涼美すずみ 著 6:06
おじさんメモリアル

内容 元AV女優にして、慶応義塾大学卒業後、東京大学修士課程で社会学を専攻し、その後、日経新聞の記者として勤めたという異色の経歴を持つ作者が、「おカネを払うことでしか女を抱けないおじさん」の哀しみを浮き彫りにし、さらには性と消費という視点からこの20年の日本を振り返る。冷徹な批評眼が冴えわたる刺激的エッセイ! (音訳者 山本 孝子)

11-2

氏田うじた 雄介 著 2:18
54字ごじゅうよじの物語 意味がわかるとゾクゾクする超短編小説

内容 インスタグラムで話題の、1つの話が54字ピッタリで終わる超短編小説集。「消えた贈り物」「語れない物語」など全90話を収録。各話に解説文を併載し、54字の物語の作り方も紹介する。(音訳者 横内 藤子)

11-3

宇佐美 まこと 著 8:53
れた月

内容 癌で余命半年と宣告されたヤミ金業のマキ子。落ちぶれた取り立て屋の乾いぬい。底辺で生きる人間たちの業と、人生の不思議な縁を描く、書下ろし長編ミステリー。(音訳者 原野 由美子)

11-4

服部 恵佑けいすけ 著 8:58
お役所街道珍道中

驚愕の給与明細書、納税課への異動、さまざまな滞納理由、役所内の困った人たち、大きな矛盾を感じた福祉事務所での生活保護関連業務…。はみだし公務員が見た、お役所波乱万丈の日々。音訳者 志村 理恵)

11-5

はらだ みずき 著 7:07
風の声が聞こえるか サッカーボーイズU-17アンダーセブンティーン

内容 県立青嵐せいらん高校サッカー部の武井遼介は、2年に進級してもAチーム入りが叶わず、Bチームでもがいていた。インターハイでは、スタンドで応援役にまわる遼介らBチームの部員たち。Aチームのために声を嗄らし、練習を重ねた応援歌を熱唱するが、遼介の胸には、このままでは終われない、という気持ちが強くなっていき…。     (音訳者 一瀬 真喜子)

11-6

小俣 麦穂むぎほ 著 4:46
ピアノをきかせて

内容 姉の弾くピアノの音色が楽しく聞こえなくなってしまったことが気がかりでならない響音ひびねは、ふるさと文化祭の音楽劇に出場することになったのだが…。音楽のすばらしさ、家族のきずなや友情のたいせつさが伝わってくる音楽小説。(音訳者 内藤 文子)

11-7

いとう みく 著 4:29
ひいな

内容 小学校4年生のゆら由良は、母親の長期出張の間、祖母の家に預けられることになる。祖母が住むのは、季節がくると、町中がひな人形で飾られるおひな様の町だ。女の子の幸せを願う“ひな祭り”に出会ったちょっと不思議な物語。(音訳者 標 春恵)

11-8

松原まつばら 惇子じゅんこ 著 4:46
長生き地獄

内容 日本人の寿命が延びる一方、長生きを望まない人が増えている。“死にたくても死なせてもらえない高齢者”の現場や、オランダの安楽死協会を徹底取材し、これからの生き方・死に方を考える一冊。 (音訳者 滝口 ちさ子)

11-9

上野 あゆむ 著 9:17
キリの理容室

内容 お金を稼げて、女性も通える理容店を開いて、自分と父親を捨てて男と出ていった理容師の母親を見返すため、理容専門学校を卒業したキリ。カットが下手なキリは、千恵子が一人で切り盛りする店で修業することになるが、雑用ばかりの毎日。幼なじみの淳平は毎日のように実家に来るし、理容学校の同級生のアタルの存在も気になり始めて。(音訳者 影山 睦子)

11-10

三枝さえぐさ 理枝子りえこ 著 2:38
心が3℃さんどしー温まる本当にあった物語

内容 結婚前夜の父と娘の話、耳が聞こえない母の話、ある後悔を抱えている医者の話、選抜リレーを走った足の遅い先輩の話、人生最後のカットを任された美容師の話…。心癒される26の実話を紹介する。(音訳者 西山 良子)

11-11

近藤 史恵 著 6:06
わたしの本の空白は

内容 目覚めたら、自分の名前も家族のこともわからなくなっていたわたし。生活環境にも夫だという人にも違和感が拭えない中、毎日が過ぎていく。何のために嘘をつかれているの?過去に絶望がないことだけを祈るなか、胸が痛くなるほどに好きだと思える人と出会う…。(音訳者 長田 久子)

11-12

荻原おぎはら 政夫 著 5:54
甲州戦国叙情伝

内容 信玄の父・信虎の時代に、武田家を存亡の危機から救った軍師・荻原昌勝まさかつの波乱の生涯を描いた「茜雲」、美濃の出身でありながら甲斐を愛し、信玄を慕い、明智光秀と固い絆で結ばれた快川国師かいせんこくしを描いた「桔梗物語」の2編を収録。(音訳者 小林 素子)

11-13

花戸はなと 貴司たかし 著 5:06
心が3℃さんどしー最期も笑顔で

内容 だれにでも訪れる老病死の不安を、住み慣れた地域でサポート。在宅看取り医が、介護の専門職、行政、地域ボランティアらとの連携や取り組みを明らかにし、「しあわせな最期」の迎え方を語る。『朝日新聞』滋賀版連載を書籍化。(音訳者 佐藤 美代)

11-14

あさの あつこ 著 4:59
末ながく、お幸せに

内容 ある式場で、九江ここのえ泰樹やすき瀬戸田せとだ萌恵やもえの披露宴が開かれていた。出席者は、様々な思いを胸に言祝ぎを花嫁に贈る。その中には、萌恵の実の母と育ての母も含まれていた…。『STORY BOX』掲載を改題・改稿。 (音訳者 小田切 秀子)

11-15

三芳 ただし 著 6:51
時空のパンドラ

内容 人には、誰にでも生まれながらの分身がいる。ミャンマーで生きる日本人医師・三上みかみ貞夫さだおの分身が体験する数奇な運命の結末は?民族、宗教、時空を超えて人を結ぶ、不思議な物語(音訳者 長沼 江利子)

11-16

赤川 次郎 著 3:09
復讐専用ダイヤル 赤川次郎ショートショートシリーズ1

内容 赤川次郎が過去30年間に発表したショートショートから選りすぐりの作品を紹介。「代筆」「妻の味」などショートショート14話と、特別短編1話を収録。ほのぼのしたものから、ホラー、コメディまでバラエティに富む1冊です。(音訳者 小池 めぐみ)

11-17

谷村たにむら 志穂 著 11:59
移植医たち

内容 1985年、移植を学びに渡米した3人の日本人医師を待ち受けていたのは、シビアな命の現場だった。苦悩し、葛藤しながらも、日本初となる移植専門外科を立ち上げるが…。『小説新潮』掲載に大幅な改稿を施し書籍化。(音訳者 薬袋 礼子)

11-18

西村 美紀みき 著 3:09
ゼロからはじめるボウリング入門

内容 たった2週間で200アップ! プロボウラー・西村美紀が教える、驚きのレッスン理論。マイボール・マイシューズなど本格的な備えがなくても、安定したボールが投げられるようになる方法などを解説する。(厚生労働省委託図書)

◎貸出おすすめ図書

2018年もそろそろ終わりに近づいてきました。今年も多くの著名人が、惜しまれつつもこの世を去りました。そこで、今年亡くなられた方々の中から、作家の方を中心に、その著書をいくつかご紹介します。

S11-1

さくら ももこ 著 3:56
もものかんづめ

内容  「こんなにおもしろい本があったのか!」と小学生からお年寄りまでを笑いの渦に巻き込んだ爆笑エッセイの金字塔! 著者が日常で体験した出来事に、父ヒロシや母・姉など、いまやお馴染みの家族も登場し、愉快で楽しい笑いが満載の一冊です。著者 さくらももこさんは、静岡県出身の漫画家でエッセイスト。2018年8月15日、乳がんのため亡くなりました。53歳でした。 (他館複製図書)

S11-2

内田 康夫 著 8:22
後鳥羽伝説殺人事件

浅見あさみ光彦みつひこシリーズの第1作。広島県の三次みよし駅で女性の死体が発見された。被害者は後鳥羽法皇にまつわる伝説のルートを旅していた正法寺しょうほうじ美也子みやこ。彼女と同じ事故で8年前に命を落とした浅見ゆうこ祐子の兄・ルポライターの浅見光彦が捜査協力を申し出る…。著者 内田康夫さんは、東京都出身の推理作家。2018年3月13日、敗血症のため亡くなりました。83歳でした。(他館複製図書)

S11-3

桂 歌丸 著 3:55
歌丸ばなし

「落語を通して、あたくしは人生を磨かれました。」滑稽噺も人情噺も。どうぞ一席お付き合いをお願い申し上げます――。桂歌丸の名作落語集。「井戸の茶碗」「紙入れ」「紺屋高尾こうやたかお」など、大いに笑って時に切ない全8席を、ネタの裏話とともに収録する。著者 桂歌丸さんは、神奈川県出身の落語家。2018年7月2日、慢性閉塞性肺疾患のため亡くなりました。81歳でした。 (他館複製図書)

S11-4

高畑たかはた 勲いさお 著 2:16
君が戦争を欲しないならば

内容 「ここで負けるわけにはいきません!」絶叫は、オリンピックの試合でも、戦争中でも、日本にこだまする。「空気を読む」「流れを見る」、一致団結を求める日本人の同調体質こそ、もっとも恐るべきもの。この日本気質への最後の歯止めが憲法九条である。自身の空襲体験とともに、今、漫画映画の世界的カリスマが語る、平和の重さとそのリアリズム。著者 高畑勲さんは、三重県出身の映画監督。2018年4月5日、肺がんのため亡くなりました。82歳でした。他館複製図書)

S11-5

津本 陽 著 11:10
深重じんじゅうの海

内容 第79回直木賞受賞作。明治11年12月24日夕刻、熊野灘くまのなだの沖に現われた1頭の巨大な鯨に、300人もの男たちが銛を手に、小舟を操って立ち向かっていった。これが“背美せみ流れ”と云われた大遭難の発端であり、慶長以来400年つづいた古式捕鯨の組織“鯨方くじらかた”壊滅の始まりでもあった。文明開化という時代のさ中で滅びていった人びとの絶叫と、燦爛たる愛とをドラマチックに描いた感動の長編。著者 津本陽さんは、和歌山県出身の小説家。2018年5月26日、誤嚥性肺炎のため亡くなりました。89歳でした。 (他館複製図書)

◎一般CD

こちらは、CDデッキでも再生できます。プレクストークをお持ちでない方、もちろんプレクストークをお持ちの方にも楽しんでいただけます。1枚の平均時間は60分くらいです。

11-1

小川 洋子 著 1枚
博士の愛した数式

内容 出演、柄本明、中嶋朋子ほか。ラジオドラマCD。《僕の記憶は80分しかもたない》博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた――記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎごちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。(寄贈 八田 雅子様)

11-2

池波 正太郎 著 4枚
闇は知っている

内容 十七歳の僧・隆心りゅうしんは、彼の心を踏みにじった後家お吉を絞殺し故郷から逃げ出し、山崎小五郎と名を変える。金で殺しを請け負う男が、情にほだされて失敗した時、その頭に残忍な悪魔が棲みつく。江戸の暗黒街にうごめく男たちの凄絶な世界。
(寄贈 八田 雅子様)

11-3

池波 正太郎 著 1枚
霜夜しもよ(鬼平犯科帳より)

内容 のんびりと酒食しゅしょくを楽しんでいた平蔵は、隣部屋の客の声を聞き、かつて弟のように可愛がっていた池田又四郎だと確信した。だが、なぜか直に声をかけることを躊躇わせた。又四郎の20数年の歳月に何があったのか。 (寄贈 八田 雅子様)

11-4

山本 一力 著 2枚
ふし分かれ

内容 稲取屋灘酒問屋いなとりやはなだしゅどんや大店おおだなだが、ここ4年の凶作続きで灘酒なだざけの入荷が激減した。灘からの入荷が見込めず、跡取り息子の高之助たかのすけは代わりに会津の酒の扱いを提案するが、当主の勝衛門かつえもんは「ならん」と言下げんかに駄目を出した。 (寄贈 八田 雅子様)

11-5

佐江さえ 衆一しゅういち 著 2枚
解錠綺譚かいじょうきたん 錠前師じょうまえし三五郎さんごろう

内容 江戸の錠前師・三五郎は、その腕を買われ武家や豪商などから数々の依頼を受ける職人。ある秋の夜、男に請われ、行く先も告げられず駕籠に乗せられる。途中、目隠しまでされ連れて行かれた場所は、ひっそりとしたお屋敷で…。(寄贈 八田 雅子様)

11-6

佐江さえ 衆一しゅういち 著 12枚
対の鉋ついのかんな 大工・常吉つねきち(江戸職人綺譚より)

内容 大工・常吉にとって、名人気質の親方からはじめてひとり立ちする大仕事は、呉服問屋藤兵衛とうべえの茶室普請ふしんだった。常吉は、幾度となく普請場にたたずみ思案し、有名な茶室も見て周り、起こし絵図から材料の細部にまで精根こめて作り上げていった。毎日その様子を見ていた藤兵衛の妾腹しょうふくの娘おさよは、一途な常吉に次第に惹かれていく。  (寄贈 八田 雅子様)

11-7

宇江佐 真理 著 1枚
凧、凧、揚がれ(深川恋物語より)

内容 凧師の末松の家は、今日も凧作りに夢中な子供たちで賑やかだった。「凧は見掛けよりこしらえるのが面倒だから辛抱もいるし、工夫もいる…」おゆいは、大好きなスイカの絵を描いた凧を大空に揚げたかった。(寄贈 八田 雅子様)

11-8

杉本 苑子 著 1枚
しいの葉便り

内容 兵衛じへえ治は彫金師、朝湖ちょうこは絵描き、同じ町内に暮らす独身男で、容姿・気質とも天と地ほどひらきがある二人だったが、互いの友情はこの上なく深かった。 (寄贈 八田 雅子様)

11-9

杉本 苑子 著 2枚
ゆずり葉の井戸

内容 上野広小路ひろこうじの老舗菓子司かしつかさ・金沢丹後では、小豆の精製に上質な水が豊富に必要だった。これまでは筋向いの本阿弥家ほんあみの、「ゆずり葉の井戸」を自由に使わせてもらっていたのだが、本阿弥家が代替わりになり…。(寄贈 八田 雅子様)

11-10

杉本 苑子 著 3枚
銀の猫

内容 関ヶ原の合戦で石田方に付いて戦い、父を亡くした誠吾は、自らも傷つき琵琶湖畔の今津の地で、田原庄兵衛に助けられる。その地で元比叡山横川の荒法師・湯浅ゆあさ濤軒とうけんに薫陶を得ながら成長した誠吾は、濤軒の娘、李枝りえに結婚を申し込んだが…。ほか2編を収録。杉本苑子の珠玉の短編を、守屋政子、河崎卓也の朗読でお楽しみください。(寄贈 八田 雅子様)

11-11

田中 良介 著 1枚
鳥好き良ちゃんの声の野鳥だより 2017年号

内容 「鳥好き良ちゃん」こと田中良介さんが集めた、野鳥の声の録音集です。ホオジロ・カワラヒワ・ウグイス・モズのメス・アオサギ・ジュウイチ・フクロウなどの鳴き声が収録されています。(寄贈 矢崎 繁様)

11-12

田中 良介 著 1枚
鳥好き良ちゃんの声の野鳥だより 2018年号

内容 「鳥好き良ちゃん」こと田中良介さんが集めた、野鳥の声の録音集です。オシドリ・ルリビタキ・カワガラス・フクロウ・ヒドリガモ・オオヨシキリ・オオルリなどの鳴き声が収録されています。(寄贈 バードコール)

◎点字図書

11-1

枡野ますの 俊明しゅんみょう 著 全3巻
感情の整理ができる人は、人生うまくいく

内容 迷い、悩み、悲しみ、憤り…。自分の感情を持て余すことなく、上手に向き合っていけば、人生はもっと善きものになる。感情に振り回されない「禅のおしえ」を、乱れた心を 整理する50の言葉とともに紹介する。(点訳者 河西 春美)

11-2

市川 憂人ゆうと 著 全3冊
ジェリーフィッシュは凍らない

内容 小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉の航行試験中に、閉鎖状況の艇内でメンバーの1人が死体となって発見される。さらに、自動航行システムが暴走し、試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう。そして次々と犠牲者が…。安全保障政策を問う小説。(点訳者 鶴見 貴美恵)

11-3

姫井 由美子 著 全2冊
コンビニ夢物語

内容 幸一は、父・幸造が心臓発作に襲われたのをきっかけに故郷へ戻り、父の酒店をコンビニに改装することを提案するが…。コンビニの実態を知り尽くした著者が描く、田舎町に起こった奇跡の物語。(点訳者 出口 京子)

11-4

大山 ちこ 著 全1冊
エンディングノート

内容 両親の離婚を見ながら育ち、無器用な父の頓死とんしにも遭った2人の兄弟。そのせいか弟は、25歳の誕生日を期して自殺することを頑なに決めてしまっていた。誕生日前日、兄弟は父の墓参りに行き…。(点訳者 鷹野 由美)

11-5

古井 由吉よしきち 著 全4冊
ゆらぐ玉の緒

内容 陽炎の立つ中で感じるのも、眠りの内のゆらめきの、余波のようなものか。老齢に至って病いに捕まり、明日がわからぬその日暮らしとなった。雪折れた花に背を照らされた記憶。時鳥ほととぎすの声に亡き母の夜伽ぎが去来し、空襲の夜の邂逅がよみがえる。つながれてはほどかれ、ほどかれてはつながれ、往還おうかんする時間のあわいに浮かぶ生の輝き、ひびき渡る永劫。一生を照らす生涯の今を描く全8篇。 (点訳者 青い鳥奉仕団点訳部)

11-6

平松 サリー 著 全2冊
おもしろい!料理の科学

内容 食べものには様々な物質が含まれており、料理をする中で変化したり、他の物質に影響を及ぼしたりしています。まな板の上やフライパンの中で、私たちの目には見えない小さなできごとがたくさん起こっているのです…。料理の科学をわかりやすく解説するとともに、マヨネーズやビーフカレーをはじめ、色が変わるカラフル焼きそばなどのレシピや実験なども紹介。(厚生労働省委託図書)

11-7

竹下 文子ふみこ 著 全1冊
スプーン王子のぼうけん

内容 ある国に、かわいい王子様が生まれました。国中の人はもちろんのこと、森の妖精たちも喜んで、王子様が一生おいしいものを食べられるよう、特別なスプーンを贈りました。そのスプーンは王子様のお気に入り。いつもスプーンを持っているので、スプーン王子と呼ばれるほどになりました。食いしん坊で、知りたがり屋の王子様が、ある日、冒険を求めてお城を飛び出して…。(厚生労働省委託図書)

11-8

ジェンマ・エルウィン・ハリス編 西田 美緒子訳 全4冊
世界一ときめく質問、宇宙一やさしい答え 世界の第一人者は子どもの質問にこう答える

内容 「宇宙には行き止まりがある?」「キウイはどうして毛むくじゃらなの?」「サルはこれからヒトになっていくの?」「どうして右と左があるの?」…誰もが答えに詰まってしまう、子供たちが投げかけた131の質問に、各分野の第一人者111人が答えます。(厚生労働省委託図書)

11-9

半田はんだ 滋 著 全2冊
零戦パイロットからの遺言原田要が空から見た戦争

内容 元零戦パイロットの原田要さんは、当時の多くの若者がそうだったように、自ら志願して軍に入り、いかに効率よく大量の人間を殺せるかという考えに何の疑問も抱きませんでした。しかし、戦争によってむごたらしく奪われる命を目の当たりにして何かが変わっていったのです。太平洋戦争において、三度命を失いかけながらも生き残った原田さんが、自らの体験をもとに「戦争とは何か」を語りました。 (厚生労働省委託図書)

11-10

マイケル・モーパーゴ 著、おびか ゆうこ 訳 全1冊
ミミとまいごの赤ちゃんドラゴン

内容 山のふもとのドルダ村では、クリスマスに「山のドラゴンまつり」という珍しいおまつりをします。山にすむドラゴンを追い払い、次の日にはそのドラゴンに感謝するという変わったおまつりです。その由来となった、小さな女の子ミミと、赤ちゃんドラゴンの出会いとは…?  (厚生労働省委託図書)

◎デイジー雑誌

厚生労働省 委託 1枚
声の広報 厚生 第255号 2018年9.10月
朗読ボランティアグループ さくら草 寄贈 1枚 声の雑誌 さくら草 平成30年11月号

◎テープ雑誌

厚生労働省 委託 1巻
声の広報 厚生 第255号 2018年9.10月

◎点字雑誌

厚生労働省 委託 1冊
点字厚生 第269号 平成30年9月20日発行
厚生労働省 寄贈 1冊
ワールド・ナウ 第49号 平成30年11月11日発行
全国盲導犬施設連合会 寄贈 1冊
盲導犬情報 第21号 2018年9月
ニッポン放送 寄贈 1冊
点字・拡大文字番組表 平成30年度後期版
(平成30年10月1日~平成31年3月31日)
ラジオ日本 寄贈 1冊
点字番組表(平成30年10月~平成31年3月版)
全国盲ろう者協会 寄贈 1冊
協会だより NO.29
全日本鍼灸マッサージ師会 寄贈 1冊
月刊 東洋療法 294 2018年10月1日発行
月刊 東洋療法 295 2018年11月1日発行
日本盲人キリスト教伝道協議会 寄贈 1冊
信仰 2018年10月号

≪用具部からのお知らせ≫

 来年のカレンダーが日点でも売られ始めました。そこで、2種類のカレンダーの紹介と、年賀状用にハガキの大きさに合わせた点字器も紹介させていただきます。
商品名:2019ユニバーサルデザインカレンダー 日本の玩具
 •形状は月めくり式の卓上兼壁掛けカレンダーです。
 •点図デザインのテーマは、「日本の玩具」です。表紙に凧上げの凧、本文はお正月遊びで使われる羽子板やコマ、だるま落とし等の昔ながらの玩具が載せられています。本文は左側に点字と墨字のカレンダー、右側に点図が描かれています。
 •点図とは、触図ともいい、視覚障害者が指で触れて理解できるようにした図のことです。やじろべえや竹で作った水鉄砲等、あまり馴染みのないかたも昔よく楽しんだかたも平成が終わりに近づく今、昭和の古き良き玩具を目で見て、手で触れてお楽しみください。
 •点字カレンダーとしての実用性はもちろんのこと、点字に触れたことがない方々にも、点図の素晴らしさ、奥深さに触れていただけるよう工夫されています。プレゼントにもお勧めです。
 •表紙:凧
1月:羽子板
2月:コマ
3月:けん玉
4月:風車
5月:凧
6月:でんでん太鼓
7月:紙風船
8月:水鉄砲
9月:竹とんぼ
10月:やじろべえ
11月:竹馬
12月:だるま落とし
仕様
•大きさ:(幅)218×(厚さ)60×(高さ)157mm
(A5版リング製本×13枚綴り)
•重さ:約80g
•メーカー:社会福祉法人視覚障害者支援総合センター
販売価格:1000円(送料300円が別途かかります)
商品名:バリアフリーカレンダー2019 白地タイプ・カラータイプ
・白地タイプは、白地に白色の文字のシンプルでおしゃれなデザインのカレンダーです。特殊な浮き出し加工で、文字は全て浮き出しているので、見ても触っても読むことができます。
・上下に開く壁掛け用のカレンダーで、白地に白色の文字で印刷されています。
・日曜日と祝祭日には点線で下線が引かれています。また、毎月の祝日が、カレンダーの下部に印刷されています。
・最終週で月が切り替わる場合、その週の翌月の部分は中点が書かれています。
・曜日は英語表記の頭文字で、月は数字と英語の最初の3文字が書かれています。
・印刷されている文字は、型を使い凹凸を付け、文字を浮き上がらせる「フォアフィンガー書体」を使っています。そのため、文字が少し浮き出ているので、指で触ると形が分かります。
・図版や絵柄は無く、白地に白文字だけのシンプルでおしゃれなデザインです。
仕様
・大きさ:(幅)250×(高さ)350×(厚さ)5mm
(13枚つづり)
・重さ:189g
カラータイプは、白地にオレンジ色と灰色の文字のシンプルでおしゃれなデザインのカレンダーです。日曜日と祝祭日がオレンジ色で、そのほかの日や月、曜日は灰色で書かれています。
他の仕様は、白地タイプと同じです。
・メーカー:真美堂 手塚箔押所
販売価格 どちらも:3,455円(送料300円が別途かかります。)
商品名:ハガキ専用点字器(ニモカ製)
•縦書き13行 ×17マス、横書き9行×25マス書く事の出来るハガキ専用点字器です。縦書きとして利用する場合は、窓板の上にあるプレートを蝶盤側(左側)に寄せ、横書きとして利用する場合はプレートを90度回転させ、窓板の上側に寄せて使います。
仕様
•付属品:ビニールケース、カット点筆
•大きさ:(幅)168×(奥行)156×(高さ)9mm
•重さ:140g
•メーカー:日本盲人用具開発センター
販売価格 :2,630円(送料300円が別途かかります。)
プレゼントにされたい方は、お伝え頂ければ日点より包装してお送りできます。
ご希望の方は、山梨ライトハウス盲人福祉センター用具部(電話:055-222-3502もしくは、055-223-1113)まで、ご連絡お待ちしております。