広報誌「うるおい」(拡大版)第339号 2018年6月20日発行

目次 山梨ライトハウスから皆さんへ山視福協から山視民協からことばのミニ解説うるおい俳句教室暮らしのヒント用具部からのお知らせ
新しい図書の紹介 デイジー図書テキストデイジー貸出おすすめ図書点字図書デイジー雑誌点字雑誌

ライトハウスから皆さんへ

理事長就任あいさつ 利用者の目線に立って

 「うるおい」読者の皆さん、こんにちは。私はこの度、花形幹雄前理事長の後任として、第5代目の理事長に就任しました萩原満治と申します。どうぞよろしくお願いします。
 花形前理事長は、60年以上にわたり、当事者の目線から視覚障がい者が暮らしやすい社会の実現に向けて、尽力してまいりました。山梨ライトハウスに注がれた熱い思いを半ばに、任期途中で逝去されたことが残念でなりません。そのお気持ちを受け継ぎながら、もとより微力ではありますが、全力を尽くして利用者と保護者の方々のため、全国に誇れる施設づくりを目指してまいります。
 山梨ライトハウスは、「視覚などに障がいのある全ての人が、個人として尊重され、その能力を発揮し、その人らしい自立した生活を営めるよう、多様な福祉サービスを総合的に提供していく」ことを基本方針としています。その実現のためには、利用者と保護者がどんなサービスを求めているか、ニーズを明確にする必要があります。私をはじめ職員一人ひとりが、何をしなければならないのか常に考え、その達成に努力する。そんな職場づくりにしっかり取り組んでいきたいと思います。
 皆様方には、どうか前任者同様、引き続きご指導、ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

山視福協から

わが町の鳥  副会長 矢崎 繁

 県や市町村では、わたしたちに身近で親しみのある鳥や木、花などをシンボルとして指定しているのをご存知でしたか。
 先月20日、ライトハウスからの帰りにバス停まで歩いて行きますと、途中から思いがけない鳥のさえずりを聞き、バスを待つ時間を楽しませてくれました。
 その野鳥は、オオルリというとても美しいスズメより少し大きな小鳥です。頭部が青くお腹が白、胸背中は瑠璃色で、ウグイス、コマドリとともに日本に生息するさえずりが美しい日本三鳴鳥と言われています。
 そんなこともあり、県内の市町村がどんな鳥をシンボルとしているのか紹介がてら身近な野鳥について書かせていただきました。
・ウグイス(山梨県、都留市、上野原市、甲州市) ・カワセミ(甲府市) ・フクロウ(北杜市) ・チョウゲンボウ(韮崎市) ・ヒバリ(昭和町) ・シラサギ(中央市) ・ハト(富士川町) ・ヤマセミ(早川町) ・オオルリ(笛吹市) ・ブッポウソウ(身延町) ・メジロ(南部町) ・チドリ(山梨市) ・コマドリ(丹波山村) ・ミソサザイ(小菅村) ・アカゲラ(富士吉田市) ・シジュウカラ(西桂町) ・ヤマガラ(富士河口湖町) ・ハクチョウ(山中湖村) ・キジ(鳴沢村) ・ツバメ(忍野村)となっています。この野鳥から見ますと、山梨県が、いかに自然豊かな地域かということが分かります。
 ウグイスは皆様ご存知の通り、春の訪れを教えてくれる野鳥ですが、この6月は最も子育ての盛んな時期で、縄張りの宣言と危険回避のため盛んにさえずっています。生息地域は里山周辺から標高1500メートルぐらいの山間地までと幅広く生息して、「ホー ホケキョー」とさえずります。
 フクロウについては、里山でも大木がある林や神社などに棲んでいて、樹木の洞に巣をつくります。フクロウは、夜の狩人の異名があり、夜更けに音もなく飛んで小さな哺乳類をとらえます。「ホッホ ゴロスケホッホ」と低音で鳴きます。全長は50cmぐらいです。ヒバリは、野原に春を告げる鳥として空高く飛びながら鳴き、なわばり宣言をし、鳴き終わると木の葉が落ちるようにひらひらと地上に降ります。以前は、麦畑があるとひばりがいたものですが、我が家の果樹地帯では見られなくなりました。ブッポウソウは、全身緑色でくちばし、足は赤色で美しく、大木のある森に棲み、大木にできる洞に営巣します。近年は、巣箱を架設したというニュースもありました。昔はフクロウの仲間のコノハズクが鳴くと「ブッポウソウの声の主と間違われていたようです。ブッポウソウは悪声で、ドナルドダックの声に似ているとか。メジロは、よくウグイスと間違えられますが、目の周りが白くふちどられているのが特徴で、ウグイスより少し小さいです。平地から山地の林、市街地の庭や公園にもいて、冬などは椿などの花の蜜を吸っています。
 上記以外の身近な野鳥として5月~7月に盛んにさえずる野鳥には、カッコー、ホトトギス、オオヨシキリなどがいます。
 カッコーやホトトギスは、ツツドリ、ジュウイチとともに他の野鳥に托卵(たくらん)し、子育てを他人任せにする習性を持っています。オオヨシキリは、この時期川沿いの水辺に広がる葭原に生息し「ギョギョシ ギョギョシ ギョギョシ」などと騒々しくさえずっています。
 皆様も身近な自然に耳を傾けてはいかがでしょうか。

山視民協から

電車の調査と体験会を実施   会長 桜林正巳

 今号は、前号でもお知らせした表題のことについてお伝えします。6月3日(日)午前に実施した電車の調査と体験会には、2人の会員を含む5人の視障者と同行のガイドヘルパーの6人が参加して、この計画を実施するためにこれまでアドバイスをいただいてきた歩行訓練士の金山佐保さんの案内で進められました。そして甲府駅の身延線と中央線の4本の停車している電車の開閉式ドアの押しボタンに実際に触れながら、電車が安全に利用できるかどうかについて調査し、貴重な体験をしました。
その結果、次のことを確認しました。
1 車両のボタンは二つの線とも乗車時(車外)ではドアの左右の低い位置にある。
2 ボタンは乗車時では開閉兼用・降車時(車内)ではドアに向かって右側の高い位置にあり、中央線は上下・身延線は左右に分かれている。
3 身延線のワンマン車は車両の1番前となりドアが開く駅とそうでない駅がある。
4 始発と終点または身延線の特急などは原則として、ドアは開いた状態になっている。
このほか身延線には転落防止用の固定柵が設置され、内方線の点字ブロックが敷かれていることがわかりました。
調査終了後の報告会で参加者から次のような発言がありました。
1 乗車時のボタンの位置にばらつきがあり、低い時は少し腰を屈める状態で操作しなければならないこと。
2 開閉時の空気音が小さく停車の確認が困難であることや停車してからのドアのロックの解除の時間が最長でも1分かかるケースもあり、不安を感じる。
3 混雑の際の自分が立っている位置の確認が困難になり、ホームに電車の音が反響して他の電車と錯覚する恐れがあることなどです。
そんな中で参加者から「初めての体験を通して、実状を知るなかで新しい発見があった。」「全盲者が一人で電車を利用することに尊敬の念を感じる」「実際にボタンを押してみてドアが開いたことに感動した」「この体験から安全性とは程遠く電車を命がけで利用しなければならないことを感じた。」などの感想が聞かれました。今後は、JRへの要望を具体化し、2度目の体験会を計画していきます。

ことばのミニ解説

 いよいよ梅雨の季節となりました。今月は、「梅雨」の語源について解説します。6月の長雨の事が“つゆ”と呼ばれるようになったのは、江戸時代からといわれ、これには三つの理由があるそうです。一つ目は、露(つゆ)の季節だから、雨がシトシトと長く続いて、湿っぽい状態の事を昔の日本では、「露けき」と言っていました。露けき庭、露けき朝などのように使われ、そんなジメジメした状態になりやすい季節だから、露けき季節でつゆとなった説。二つ目は、潰ゆ(ついゆ)季節だから、「夢が潰える(ついえる)」などのように、「だめになる」とか「形が崩れる」などの意味があります。長雨の時期は、衣類などにカビが生えたり、食べ物がいたみやすいことから、つゆ となった説。最後に、梅の実がつはる季節だからという説。果実が熟したり、草木が芽吹くことを昔は、「つはる」と言っていました。梅の実が熟すつはる季節で、つふ季節がつゆとなり、漢字も梅に雨で“梅雨(つゆ)”になったなど、いわれは様々です。
 今年はどのような梅雨になるでしょうか?災害の無い、心も潤うような恵の雨になるといいですね。

うるおい俳句教室 越石 一彦 選評

埜村 和美
篳篥の音色溶けゆく青葉中
(評)笙、龍笛とともに篳篥は雅楽を代表する楽器であり、その音色は「地」に存在する「人」の声を表すといいます。掲句は篳篥の音色と大地に溢れる青葉の取り合わせがとても新鮮です。荘厳な杜の中で雅楽に耳を澄ましている作者を想像できます。

荷を解けば母の煮物と青葉の香
(評)どんなに時が経ようとも母の料理の味とふるさとの匂いは決して忘れられるものではありません。しかし作者は母の味が「懐かしい」とか、故郷の青葉の匂いを「思い出す」等の表現を一切使っていませんね。このように俳句では作者の想いは直接語らないもの。これから俳句を始めようとしている方はぜひ掲句を参考にしていただきたい。

加藤 隆
高遠を思ふが如く花吹雪
(評)俳句では具体的な固有名詞を出すことによって説得力のあるまた、臨場感あふれる表現が可能となります。掲句においても桜の名所である「高遠」と表記したことで桜への感動が一層伝わって来ます。

小川 賢治
夏浅し目に見えぬもの来てゐたり
(評)世の中、目に見えるものだけがすべてではありません。作者には春から夏に向かう大いなる自然の営みが確かに見えています。掲句は、句意と句柄から、季語を「夏浅し」とせず「春尽や」または「夏きざす」等とするとさらに格調高い一句になると思います。納得がいくまで季語を選択していきましょう。

夏草や生い茂るまま手に負えぬ
(評)見たまま、感じたままをストレートに一句にしています。飾り気がない分、説得力が増していますね。これも俳句ならでは。「草いきれ」、匂いまで迫って来そうです。

石井 迪男
薫風や声を限りの応援歌
(評)「声を限りの」という措辞が、季語である「薫風」とよくマッチしています。初夏の清々しさが応援歌を通して確かに伝わって来ます。

清里の山に誉れのバラのカフェ
(評)掲句も「清里」という固有名詞を出すことによって、夏の高原の爽やかさが一層強調されています。読者にもはっきりと清里のカフェの情景が見えていることでしょう。

中牧 洋子(ひろこ)
若緑纏ひ山々よみがへる
(評)新緑によって古里の山肌が一斉に変化した様子を「よみがえる」と措辞しました。春の「山笑う」から夏の「山滴る」へ確かに移っています。作者は新緑のシャワーを浴びつつ、見たまま、感じたままを一句にしたためました。

古屋 保
梅雨季節長旅終えて戻り来る
(評)「梅雨」と「長旅」の取り合わせが絶妙。作者の旅後の倦怠感が梅雨空を通してよく表現されている一句です。鎌倉や京都の寺院の紫陽花巡りなら梅雨の時期でも乙な旅行かなと思わず想像してしまいます。

「総評」

 今月もうるおい俳句らしい「生き生きとした」作品が揃いました。「俳句は作者の想いは直接語らない」ことが大切。「俳句では固有名詞が有効」な手段であること。「俳句は見たまま、感じたままを飾らずに表現する」ことが説得力に繋がること。「季語と一句を納得がいくまで推敲する」こと。これらが今月のポイントでしょうか。
次回は「梅雨明け」「盛夏」の候でしょうか。自分らしい夏の一句楽しみにしています。

「月見草掬へさうなる盆地の灯」 一彦

それでは、25日締め切り厳守でご投句をお待ちしております。

暮らしのヒント

今月の暮らしのヒントは、「熱中症の予防」です。

 夏本番を前に、じっとりした湿気とともに気温もぐんぐん上昇してきます。体が暑さに十分順応できていないこの時期から夏に向けて、特に注意したいのが「熱中症」です。熱中症を防ぐために、日常生活の中では、次のようなことに気をつけましょう。

(1)暑さを避けましょう
屋外では、日陰を選んで歩いたり、日傘をさしたり、帽子をかぶったりしましょう。また、屋内での熱中症を防ぐため、扇風機やエアコンを適切(設定温度28度以下、湿度60%以下)に使ったり、すだれやカーテンで直射日光を防いだりして、暑さを避けましょう。

(2)服装を工夫しましょう
汗を吸収してくれる吸水性に優れた素材の服や下着を着ましょう。また、えり元はなるべく緩めて、熱気や汗が出ていきやすいように通気しましょう。 太陽光の下では熱を吸収して熱くなる黒色型の衣類は避けましょう。

(3)こまめに水分を補給しましょう
暑い日には、知らず知らずのうちに汗をかいているので、こまめに水分を補給することが大事です。たくさん汗をかいたときは、スポーツドリンクや塩あめなどで水分とともに塩分も補給しましょう。

(4)急に暑くなる日に注意しましょう
梅雨の合間に突然気温が上がった日など、体がまだ暑さに慣れていないときは暑い日に熱中症が起こりやすくなります。暑さには徐々に慣れるように工夫しましょう。

新しい図書の紹介

◎デイジー図書

6-1

畠中 恵 著 6:49
とるとだす

内容 長崎屋の主が死んだって!それって、若だんなのおとっつぁんのこと?長崎屋にいったい、何が?何より、病弱若旦那に跡を継げるの?だ、大丈夫かな…?おまけに、骸骨も襲ってくる。(音訳者 武藤 紀子)

6-2

湊(みなと) 正和(まさかず) 著 2:21
ありえた人生

内容 かつての親友、同僚、上司、愛人、そして別れた妻。夢の中で彼らが告げた真実は、俺の存在意義を揺るがすものだった。人生というテーマに真正面から挑んだ、湊文学の最高傑作。(音訳者 山村 元子)

6-3

日明 恩 著 11:28
優しい水

内容 見えざるバイオハザードの恐怖。魚が全滅したバケツの中に“白いもやもやしたもの”を見つけたひろし洋。喧しい近所の犬や仲良くなれない友達にその水を飲ませると…。少年の好奇心によってもたらされた見えざるモノが、日本を揺るがす。(音訳者 名取 芳武)

6-4

岡本 学 著 4:09
再起動

内容 僕は親友と宗教法人を起業した。修行をつめば人格を再起動できる、そんな教義の教団は順調に発展、しかし思いがけない展開に…。(音訳者 川手(かわて)京子)

6-5

青木 祐子(ゆうこ) 著 8:49
嘘つき女さくらちゃんの告白

内容 美人イラストレーターの失踪。ライターの朝倉は、彼女に関わってきた人々へのインタビューから、彼女の真実に迫ろうと考える。盗作、経歴詐称、結婚詐欺。全ての嘘を残して、姿を消した彼女が本当に欲しかったものとは?
 (音訳者 平間 恵美子)

6-6

奥田 貞子(ていこ) 著 4:00
空が、赤く、焼けて

内容 瀬戸内の島で原爆投下の8月6日を迎えた著者は、その翌日、広島にわたり、兄の子どもたちを探して町中を巡る。そこで出会った子どもたちの死に立ち会い、彼らの最期の言葉を克明に綴った日記。(音訳者 渡辺 和子)

6-7

五木 寛之 著 5:52
金沢あかり坂

内容 五木文学の集大成。古くて新しい「愛」の小説。恋にひたむきな女と、夢を追いかけた男。失って初めて気付く恋の輝きを描くオリジナル短篇集。(音訳者 笹本 洋子)

6-8

青木 奈緒ほか 著 4:33
うっとり、チョコレート

内容 身も心もとろけるようなチョコレートの甘い味と香りを堪能できるエッセイアンソロジー。38人の名手によるバレンタインのステキな?悲惨な?思い出が詰まったロマンチックな一冊。(音訳者 田中 由貴子)

6-9

佐伯 泰英 著 7:11
流れの勘蔵(かんぞう)鎌倉(かまくら)河岸(かがん)捕物(とりもの)ひかえ控 32

内容 江戸は秋、瀕死の怪我を負った亮吉(りょうきち)が回復に向かい、政次(せいじ)たちはほっと一安心。ある日、板橋宿で分限者やぎろう妓楼の子どもばかり狙った拐(かどわか)しが三件起きたが、その一味が江戸へ潜り込んだらしい。政次たちは早速動きだすが、そこに影の探索方も参入して…市井の平和を守るため、決死の闘いが火ぶたを切る!平成の大ベストセラーシリーズ、ここに感涙の終幕。(他館複製図書)

◎テキストデイジー

サピエ図書館に登録されているテキストデイジーデータは、活字による読書が困難な方への情報提供を目的として原本の文字(テキスト)と画像のみが入った図書です。サピエ図書館に会員登録された方が、データをダウンロードして、ご利用いただけます。山梨ライトハウスで製作したテキストデイジーを紹介します。

6-1

富安 陽子 作
アヤカシさん

内容 不思議な存在が「見えてしまう」能力を持つ、小4のケイと大学生のメイおばさん。アヤカシを名乗るおじいさんに導かれて、世にも奇妙な体験を重ねていき…。(テキストデイジー編集部)

6-2

鎌田 洋(ひろし) 著
ディズニーそうじの神様が教えてくれたこと

内容 ディズニーランドの清掃キャストの感動物語。東京ディズニーランドを舞台に、ウォルト・ディズニーが最も信頼した清掃員、「そうじの神様」ことチャック・ボヤージン氏と、カストーディアル・キャスト(清掃スタッフ)たちが繰り広げる感動物語。「働くことの本当の意味」を問いかける。(テキストデイジー編集部)

6-3

沢田 俊子 文
目の見えない子ねこ、どろっぷ

内容 つぐみの家に迷い込んできた子ねこは、病気で、目がつぶれかかっていました。子ねこを助けるためには、手術で目玉をとらなければならなくて…。実話をもとに描く、目が見えない子ねこと女の子の物語。(テキストデイジー編集部)

6-4

ジャン・ジオノ 著
木を植えた人

内容 たった一人で希望の実を植え続け、荒れ地から森を蘇えらせた孤高の人。ひたすら無私に、しかも何の見返りも求めず、荘厳ともいえるこの仕事を成しとげた老農夫、エルゼアール・ブフィエの高潔な魂が、読む人の胸をうつ。(テキストデイジー編集部)

6-5

レイチェル・カーソン 著
センス・オブ・ワンダー

内容 子どもと一緒に自然を探検し、発見の喜びに胸をときめかせる。「沈黙の春」の著者がおくるメッセージ。テキストデイジー編集部)

6-6

野田 道子 作
点子ちゃん

内容 小学4年生の一平のクラスに、色白で妖精のようにかわいい全盲の女の子が転校してきた。いつも点字の本を読んでいる“点子ちゃん”をめぐって、クラスは大さわぎに…。ほんとうの優しさ、勇気とは何かを描いた物語。(テキストデイジー編集部)

◎貸出おすすめ図書

今月は、2009年から11年までの直木賞受賞作品はいかがでしょうか。

S6-1

道尾 秀介 著 10:35
月と蟹

内容 「ヤドカミ様、僕の願いを叶えて」。行き場のない思いを込めた他愛ない儀式がやがて…。子供たちの切実な心が胸に迫る俊英の傑作!(他館複製図書)

S6-2

池井戸 潤 著 11:09
下町ロケット

内容 佃(つくだ)航平(こうへい)は宇宙工学研究の道を諦め、実家の町工場を継いでいたが、経営はまさに崖っぷち。だが世界最先端の技術で特許出願をしていた佃製作所に、ロケット開発という思わぬ展開が…。(他館複製図書)

S6-3

木内(きうち) 昇(のぼり) 著 11:04
漂砂(ひょうさ)のうたう

内容 明治10年。根津遊廓に生きた人々を描く長編。御一新から十年。御家人の次男坊が、出自を隠し根津遊郭で働いている。変わりゆく時代に翻弄されながら、谷底で生きる男と女を描く長編小説。(他館複製図書)

S6-4

中島 京子 著 7:55
小さいおうち

内容 昭和初期、女中奉公にでた少女タキは赤い屋根のモダンな家と若く美しい奥様を心から慕う。だが平穏な日々にやがて密かに“恋愛事件”の気配が漂いだす一方、戦争の影もまた刻々と迫りきて。晩年のタキが記憶を綴ったノートが意外な形で現代へと継がれてゆく最終章が深い余韻を残す傑作。(他館複製図書)

S6-5

佐々木 譲(じょう) 著 8:00
廃墟(はいきょ)に乞う

内容 自宅療養している刑事の元に厄介な相談事が次々舞い込む。休職中の刑事が北海道全域を駆け回る全6編の連作小説集。(他館複製図書)

S6-6

白石 一文 著 6:33
ほかならぬ人へ

内容 妻や恋人とのズレてしまった関係をくぐりながら、愛すべき本当の相手を見つける姿を描いた恋愛小説。表題作ほか1編を収録。(他館複製図書)

S6-7

北村  薫 著 7:33
鷺と雪

内容 士族令嬢が解き明かした写真のからくりとは。令嬢と女性運転手「ベッキーさん」が活躍する全3編を収録。(他館複製図書)

◎点字図書

6-1

早尾(はやお)貴紀(たかのり)著 全3冊
国ってなんだろう? ―あなたと考えたい「私と国」の関係―

内容 そもそも「国」とは私たちにとってなんなのか。日本は、イスラーム国は、どんなふうにしてできた、どんな国なのか…。戦争やテロ、国内外の紛争、難民など現代が抱える問題を取り上げ「国」と個人の関係を解き明かし、これからの社会のあり方を考えます。関連する触地図も多数掲載しています。(厚生労働省委託図書)

6-2

小川 泰平(たいへい) 著 各2冊
ニッポンの刑事

内容 刑事ドラマの登場人物ではなく、実際の刑事たちは、犯人を見つけ出すためにどんなことしているのか。元刑事の著者が、自分の経験や同僚の刑事たちから聞いた話をもとにリアルな捜査活動を伝えます。刑事になるために必要なこと、「尾行」や「聞き込み」など捜査の方法や捜査の裏話も紹介します。(厚生労働省委託図書)

6-3

伊藤 親臣(よしおみ) 著 各2冊
空から宝ものが降ってきた!―雪の力で未来をひらく―

内容 著者は雪を資源として活用する「り利せつ雪」の専門家。冬に貯めた雪を使う雪冷房、肉や米のおいしさを引き出すゆきむろ雪室貯蔵システムなど、雪利用のいろいろな成果と興味深いエピソードやじゃまもの扱いされがちな雪が新たなエネルギーとなることを豊富な実例をあげてわかりやすく紹介。利雪技術で雪国の暮らしを、そして世界を変えたいという著者の思いが伝わってくるノンフィクション。(厚生労働省委託図書)

6-4

はせ みつこ 編 全1冊
おどる詩 あそぶ詩 きこえる詩

内容 子どもによる作詞から近・現代の名詩にいたるまで六十余篇を選出したアンソロジー。言葉の持つ様々な魅力が詰まっており、声に出して読んで楽しく心おどる詩の数々。『しゃべる詩 あそぶ詩 きこえる詩』『みえる詩 あそぶ詩 きこえる詩』に次ぐ第三集です。(厚生労働省委託図書)

6-5

ゼナッティ ヴァレリー 著 全1冊
バイバイ、わたしの9さい!

内容 あとひと月と6日で10歳になるタマラは、ある日、新聞でこんな言葉を見つけた。「世界では、4秒に1人が、飢えで命を失っています。」ひっくりかえりそうなほど驚いてニュースを見てみたら、なんと世界は不幸であふれていた。今すぐどうにかしなくちゃ!と、考えに考えてタマラが思いついたのは…。(厚生労働省委託図書)

6-6

片山 令子 著 全1冊
ようふくなおしのモモーヌ

内容 町からやって来たきつねのモモーヌは、シナモン村の丘の上、中庭のある小さな家で洋服直しの店を始めます。モモーヌと店を訪れる村の動物たちの、心あたたまる物語です。(厚生労働省委託図書)

6-7

総務省 著 全2冊
刑法 ストーカー行為等の規制等に関する法律 再犯の防止等の推進に関する法律

内容 平成28年6月3日改正の「刑法」、平成28年12月14日改正の「ストーカー行為等の規制等に関する法律」、平成28年12月14日公布の「再犯の防止等の推進に関する法律」を収録。(厚生労働省委託図書)

6-8

池上 彰 著 全3冊
改訂新版 日銀を知れば経済がわかる

内容 リーマン・ショックで世界の金融界が大混乱した2008年秋。その後、日銀は、デフレ脱却のための異次元緩和やマイナス金利導入など、、強力な金融緩和策を推し進めてきた。原本は、最初に出版された2009年以降のデータを更新し、その間の日銀の動きを加筆した改訂新版。日銀誕生から最新の政策までを池上彰が丁寧に解説する。 (厚生労働省委託図書)

6-9

エリオット・シュレーファー 作 全5冊
ボノボとともに ―密林の闇をこえて―

内容 夏休みに、父と暮らすアメリカから母のいるコンゴ民主共和国にやってきた14歳のソフィーは、ボノボ(ヒトに最も近いとされるサル)の保護センターを経営する母のもとで、オットーと名付けたボノボの子の世話をすることになる。もうすぐアメリカに帰国するというある日、内戦が勃発。混乱の中、母と離ればなれになったソフィーは、オットーと共に密林の奥深くへと逃げ込む。二人は次々に襲いかかる危機に立ち向かい懸命に生きのびてゆく。(厚生労働省委託図書)

6-10

中川 洋典(ひろのり) 聞き手 全2冊
焼き肉を食べる前に。―絵本作家がお肉の職人たちを訪ねた―

内容 普段の生活で当たり前に食べているお肉は、もともとは生きた動物の肉体であり、食肉業という職についた人の手によって食べ物になっている。「殺すということだけにこだわってしまうから、そこで仕事をするすべての人が傷ついてしまうんだよ…。」食肉業についている9人の職人たちの、屠畜という仕事に対する思いや喜び、悩みを丁寧に伝えるインタビュー集。(厚生労働省委託図書)

6-11

総務省 全2冊
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律

内容 組織的な犯罪に対する処罰の強化、犯罪による収益の隠匿行為等の処罰、犯罪による収益の没収・追徴の特例等を定めた法律。平成28年6月3日改正。(厚生労働省委託図書)

6-12

総務省 全2冊
マンションの建替え等の円滑化に関する法律

内容 マンションの建替え又は除却する必要のあるマンションに係るマンション敷地売却の円滑化を図ることを目的とした法律。平成26年6月13日改正。(厚生労働省委託図書)

6-13

平野 真理子 著 全3冊
美宇は、みう。夢を育て自立を促す子育て日記

内容 平野美宇はこうして育った!卓球界で大注目の平野美宇選手の母が、娘と二人三脚で卓球の道を歩んできた軌跡をつづる。花まる学習会代表・高浜(たかはま)正伸(まさのぶ)との対談「これからの生きる力、家族の形」も収録。(点訳 青い鳥奉仕団点訳部)

6-14

佐藤 愛子 著 全2冊
上機嫌の本

内容 苦労の中で上機嫌に生きるために楽天家になった。楽天家になったことが更に苦労を増やし、それが更に私を楽天家にした-。人間万事塞翁が馬。ままならない人生を上機嫌で乗り越えてきた佐藤愛子の、元気が出る本。(点訳者 谷戸 政枝)

6-15

真藤(しんどう) 順丈(じゅんじょう) 著 全7冊
夜の淵をひと廻り

内容 住民洗脳騒動や連鎖する失踪事件など、ある街の交番で住民を見守るシド巡査のもとには、奇っ怪な事件が呼び寄せられ…。サイコ・ミステリ。(点訳者 深田 春美)

6-16

名梁(なばり) 和泉(いずみ) 著 全6冊
マガイの子

内容 東京で美大生をしている私は、8年前に従兄が惨殺された事件の記憶がない。セクハラ講師問題で訪れた変なスクールカウンセラーに、「マガイ」の夢のことをつい喋ってしまう。一方、地元に居る高校生の弟は。(点訳 青い鳥奉仕団点訳部)

6-17

林 真理子 著 全7冊
アスクレピオスの愛人

内容 WHOのメディカル・オフィサーとして、感染症医療の最前線で働く美貌の女・志帆子。男たちの憧憬を一身に浴びキャリアも女も輝かせる志帆子には、決して語られることのない「秘密」があった…。(点訳者 中村 春美)

◎デイジー雑誌

青森県視覚障害者情報センター製作 1枚
ラジオ番組「耳の新聞」4月1、8日放送「マッサージ師の将来を考える」

◎点字雑誌

厚生労働省 委託 1冊
平成27年度 地域保健・健康増進事業報告の概況
厚生労働省 委託 2冊
平成27年 社会福祉施設等調査の概況
厚生労働省 委託 2冊
平成28年版 自殺対策白書(概要版)
厚生労働省 委託 2冊
平成29年版 自殺対策白書(概要版)
厚生労働省 委託 9冊
平成28年版 厚生労働白書
厚生労働省 委託 2冊
平成28年版食育白書(概要版)
厚生労働省委託 2冊
平成29年版食育白書(概要版)
厚生労働省 委託 3冊
平成29年版交通安全白書(概要版)
厚生労働省 委託 2冊
平成29年版高齢社会白書(概要版)
全日本鍼灸マッサージ師会 寄贈 1冊
月刊 東洋療法 290 2018.6.1発行
ニッポン放送 寄贈 1冊
点字・拡大文字番組表 平成30年度前期版(4月2日~9月30日)
TBSラジオ 寄贈 1冊
点字・拡大文字音声コード 番組表2018年4~9月春夏号
日本盲人キリスト教伝道協議会 寄贈 1冊
信仰 2018年5月号
公明党 寄贈 1冊
点字 こうめい NO.76

≪用具部からのお知らせ≫

今月は6月12日に出荷が決定しましたPTR3について、ご案内させていただきます。
以下はシナノケンシのホームページより
プレクストーク新製品PTR3の出荷再開日変更(日程前倒し)のご案内
この度、弊社では、2018年6月26日(火)予定としてご案内しておりましたPTR3の出荷再開日を、下記の通り2週間の日程前倒しとなる6月12日(火)へ変更させていただきます。
つきましては、改めてPTR3出荷再開に関するご案内を次の通りいたします。お客様各位におかれましては内容のご確認をいただけますよう何卒よろしくお願いいたします。

1.PTR3の出荷再開日:2018年6月12日工場出荷
・無線ネットワーク通信機能を搭載した仕様となります。
・お客様への具体的なお届け日は、既にご予約、または今後ご注文予定の弊社製品取扱の各販売店様へお問い合わせください。
・無線ネットワーク通信機能搭載仕様のため、有線LANケーブルは付属しません。今後はPTR3オプションパーツとして、別途ご案内します。
・従来の無線ネットワーク通信がない機能限定品の弊社出荷は終了しています。

2.PTR3に関するその他のお知らせ
①無線ネットワーク通信がない機能限定品の無償アップデートについて
・製品出荷再開と同じ6月12日以降より対応を開始する予定です。
・順次、弊社より無償アップデートユーザー登録をいただいておりますお客様へ個別でご連絡を差し上げ、実施日程について調整を進めさせていただきます。
・本項目は、無線ネットワーク通信がない機能限定のPTR3をお買い求めいただきましたお客様向けのご案内となります。
②機能拡張有料プログラムの発売について
・正式商品名が、「PTR3お楽しみ機能追加オプション」に決定しました。
・商品に関する詳しいご案内は、下記の弊社ホームページお知らせにてご確認ください。

タイトル:PTR3お楽しみ機能追加オプションのご案内
URL:http://www.plextalk.com/jp/2018/06/01/6771/
本ご案内についてのお問い合わせは、弊社プレクストークお問い合わせ窓口へお願いいたします。
電話番号 050-5804-1177
受付は 月曜日から土曜日 9時30分から17時まで承ります。以上が詳細でした。
昨年度PTR3をご購入いただいた方は、「従来の無線ネットワーク通信がない機能限定品」となりますので、シナノケンシからの連絡をお待ちください。