広報誌「うるおい」第321号 2016年12月20日発行

目次 山梨ライトハウスから皆さんへ山視協から山視民協からことばのミニ解説うるおい俳句教室暮らしのヒント用具部からのお知らせ
新しい図書の紹介 デイジー図書点字図書

ライトハウスから皆さんへ

 産業技術総合研究所によって開発された、新しい視覚障害者歩行訓練システムについて。
 今までは、実際に町に出て、指導員の指導を受けながら、周りの音を頼りに、周囲の様子を知るための訓練をうけていました。しかし、訓練初心者は恐怖心を感じることが多く、危険を伴う場合もありました。そこで、実際の環境に出る前段階の訓練として、この訓練システムが開発されました。
 この訓練では、実際の町をパソコン内に再現した仮想訓練環境を使用します。訓練生はコントローラを付けたヘッドホンを着用します。ヘッドホンから聞こえる音は、3次元音響技術を用いて、実際の町の環境と同じ聞こえ方を再現しています。
訓練生の位置情報はコントローラに内蔵された、移動の様子を計測するセンサーによって把握され、町のどのあたりを歩いているか、パソコン画面の地図上に表示されます。指導員は、仮想訓練環境の様子を画面で確認しながら指導を行えるようになっています。
 また、ノートパソコンを用いて小型化されたため、訓練生は実際に歩くことができます。ただし、実際に町を歩くのではなく、体育館や校庭など広く安全な場所で、街を歩く感覚を養うことができます。
実際に頻繁に行って訓練を受けることのできない場所、空港、海外の建物なども、このシステムをつかうと再現できるそうです。
この訓練システムでは、ノートパソコン、ヘッドホン、市販のゲーム機のコントローラ(広範囲測位用)を用意し、訓練用プログラムを使用することによって、低コストで訓練を始められます。
 将来的には、初心者が最初に受ける歩行訓練として、普及していくと考えられます。待たれるところです。
うるおい読者のみなさん、今年一年ありがとうございました。良いお年をお迎えください。

<お知らせ>
1 盲人福祉センターの休館のお知らせです。
12月29日木曜日から新年1月4日水曜日までが休館となります。それに伴い、図書の貸出し受付の締切りは12月22日木曜日です。受付開始は来年1月5日木曜日からです。よろしくお願いします。

2 山梨ライトハウスは、ホームページをリニューアルいたしました。
今後も一層、社会福祉法人としての取り組み、また各施設のサービス情報をわかりやすく発信していきたいと考えています。ぜひホームページをご覧いただきご意見、ご感想をお聞かせ下さい。

3 盲人福祉センターの坂東事務員が青い鳥老人ホームへ異動
坂東事務員は平成11年4月に山梨ライトハウスに入職、成人寮で
7年間、平成18年から盲人福祉センター事務員として図書の貸出し担当を務めるとともに、視覚障害者の情報ネットワーク「サピエ」を利用し、読書の奨励や各情報を点字・音声データ等において提供してきました。この度、青い鳥老人ホームへ異動になりました。
本人から皆様へ「これから調理師の資格を活かして高齢者の健康管理に努めます。長い間ありがとうございました。」と、ごあいさつがありました。

山視協から

ユニバーサルシアターについて  理事 小田切浩子

 12月1日は映画の日です。映画鑑賞といっても、テレビやDVD、最近ではシネマデイジーの作品数も増え、家庭で気軽に楽しむことができるようになりました。
私も映画は好きです。たまには映画館にも足を運びます。前の方の席に座るのですが内容をすべて理解できるとはいいがたいです。でも音響が良く、日常を離れて、映画の世界に深く入り込むことができますし、連れがいる場合には一つのポップコーンを一緒につまんだり、映画が終わった後、感想を語り合ったりすることもあります。
 そこで今回は、ユニバーサルシアターについて、紹介させていただきます。
 今年の9月に全国初のユニバーサルシアターが東京の北区田端にオープンしました。運営母体は2001年から目の不自由な人たちと共に映画鑑賞を楽しむために、言葉による映像の解説(音声ガイド)をいち早く手がけ、視覚障がい者の映画鑑賞をサポートしてきた「バリアフリー映画推進団体City Lights」というボランティア団体です。
 目の不自由な人たちだけでなく、耳の不自由な人や車いすの人、子育て中のママなど、さまざまな理由で、映画館に行くことをためらってしまっていたどんな人も、安心して映画を楽しめる、ひらかれた映画館を作りたいとの思いで、車いすスペースや親子鑑賞室を設けました。座席数20の小さな映画観ですがイヤホン音声ガイドや字幕付き上映を常時行う、ユニバーサルシアターが誕生しました。シアターのところどころに、木や緑のぬくもりのあるものを置き、床には人工芝を敷き、屋内にいながら野外上映を味わっているような、自然と一体となってリラックスできる空間を演出しています。予約をすれば田端駅からの誘導も受けられます。
以上インターネットからの情報を紹介しました。
 私は別会場で行われたプレイベントに参加してチャップリンの「街の灯」を鑑賞しました。この映画は音声ガイドなしには楽しむことができません。まるで活弁士のような音声ガイド、特にボクシングシーンのガイドは見事でした。目の見える人が聞いても十分に楽しめる質の高いものだと感じました。チャップリンの映画は初めて観ましたが、映画自体はもちろんのこと音声ガイドもとてもわかりやすくて楽しめました。
山梨には、ユニバーサルシアターはありませんが、音声ガイド付き映画の上映は時々あるようです。
 来年は「シネマ チュプキ タバタ」へ行ってみたいです。
 ご興味のある方は「シネマ チュプキ タバタ」で検索してみてください。

<お知らせ>
バリアフリー落語のご案内

日 時 2017年2月19日(日)
第一部 13時30分~13時50分 2席
第二部 14時~14時30分 2席
主 催 東京エレクトロン韮崎文化ホール エントランス
場 所 韮崎市藤井町坂井205 電話0551-20-1155
木戸銭 無料
出演者 にらさき落語会 4名
第一部 ふられ亭粋雀  こっこ亭かたくりこ
第二部 椿じゅう亭とっと娘  清風亭 一笑
申し込み 電話0551-22-2754穂阪和宏まで
申し込み期限は2017年2月1日
交 通 韮崎駅から、韮崎文化ホール入口経由のバス路線があります。
韮崎駅発12時25分 乗車時間約5分 運賃200円

山視民協から

「うるおい」山視民協この1年  副会長 伊東一敏

 今号は、本会からこの1年うるおいに掲載していただいたものをお伝えします。

1月 昨年起こった視障者の交通死亡事故、それをなくす安全対策が急がれます。
2月 お母さんたちの声が県に届き、重度障碍児の医療費窓口無料(中学3年まで)が復活しました。4月より実施されています。
3月 国土交通省が、ハイブリッド車などの接近を音で知らせることを義務化する方針を示しました。
4月と8月 南アルプス市視覚障害者福祉会の運動により、同市は県内で初めて地デジラジオを日常生活用具として給付しました。そこでこの成果を、ほかの市町村に広げるために会員と山視民協読者が住んでいる6市2町に4月に明らかにした内容の要望
書を出しました。そして、8月に掲載したその回答では、前向きに検討する1市を含め5市・1町が検討したいとしています。
5月と6月 岡山短期大学の准教授の山口雪子さんが視覚障害を理由に教壇を追われました。同准教授の復職を求めて厚生労働・文部科学大臣に対し請願署名を行い全国で約7000筆を集めました。山梨では本会が会員外の視障者などに呼びかけ106筆
を集め運動の前進に貢献しました。
7月 本会が加盟する全視協が出した無免許マッサージの追放と接骨院の不正請求などをなくすなどの宣伝ビラの主な内容を知らせました。
9月 あんまマッサージ指圧師(あまし師)養成校を新設しようと平成医療学園とそのグループ校が出した申請が不認定にされたとして国を相手に視覚障害者の生活と職業を守ってきた、あはき法19条は憲法に保障された職業選択の自由に反するとして裁判を起こしました。
10月 地下鉄東京メトロ銀座線青山1丁目の駅で、盲導犬を連れた50代の全盲の男性がホームから線路に転落し電車にはねられて死亡しました。このような事故を防ぐために全視協は、国土交通省に対し、すべての駅に可動式ホーム柵の設置を要求しています。
11月 点字制定記念日に当たり、書き手の桜林事務局長が自身の体験から多くの本を読み、生活を支えてきた点字について語り、点字が視障者の大事な文字であることを再認識したという観想が寄せられました。

ことばのミニ解説

来年は、酉年なので鳥に関連したことわざなどを紹介したいと思います。

烏合の衆(うごうのしゅう)とは、まとまりのない寄せ集めの集団のことを言います。カラスの群れがてんでに集まったり散ったりすることから規律も統制もないものたちが集まった群衆を指して言うようです。

一富士二鷹三茄子( いちふじにたかさんなすび)とは、夢に見るもの、特に初夢に見ると縁起が良いとされるものを、めでたい順に並べた句です。
 江戸時代からのことわざで、徳川家康に縁の深い駿河の国の名物を、日本最高峰の富士山、富士に棲む名鳥の鷹、他国よりも早く産出する初茄子を並べたとされる説が有力だそうです。それで一番目に富士山・二番目に鷹・三番目になすが現れる夢を見ると縁起がいいと言われているそうです。皆さんの初夢に一つでも入った夢をみたいものですね。
 初夢は、江戸時代には大みそかの夜から元旦の朝にかけて見る夢でしたが、現在では元旦の夜から2日の朝にかけてみる夢、または2日の夜から3日の朝にかけて見る夢だと言われ、地域によって大分違うようです。

うるおい俳句教室 越石 一彦 選評

井口 貞子
背負われて氷柱くじきし音過る
(評)氷柱を前にして幼き日が蘇りました。母に背負われて氷柱を折った一瞬の音が、現在の作者の心の中に確かな響きとなって届いたという佳句です。温暖化の影響か最近は氷柱をあまり見かけなくなりました。淋しい気がします。

出窓打つ雨よ急かすな旅支度
(評)旅支度に逸る作者の気持ちを出窓打つ「雨」のせいにしているとてもユニークで明るい俳句となりました。ただ季語がありませんので、「雨よ急かすな」を「時雨急かすな」とする等、季節感を出しましょう。

埜村 和美
湧水に溶かす絵の具や紅葉山
(評)秀句です。「湧水に溶かす絵の具」という措辞がいいですね。澄み切った空気の中に映える紅葉の様子が一気に伝わってきます。

なぞりたる句碑のかな文字菊日和
(評)菊日和という秋の一日の美しい瞬間を、句碑をなぞる指先の感触でとらえた佳句です。また、「かな文字」というやわらかな措辞によって穏やかな日の光りが一層強調されました。

加藤  隆
紅葉の思い出が浮く里の山
(評)先月と同様に紅葉を前にして心に感じたままの一句となりました。作者には紅葉に対する思い出が幾つもありそうです。その思い出の中から一つに絞って具体的に表現するとさらに俳句がよくなります。

高坂 康平
年金と相談しつつお歳暮を
(評)年末の実生活を俳句にしました。気持ちはお金では買えません。大切な人への思いがよく表れています。

吊るし柿障子に踊る影絵かな
(評)吊るし柿が障子に揺れる様子を「踊る影絵」のようだと表現しました。晩秋の夕暮れの一瞬をしっかりと捉え一句にまとめています。

小川 賢治
七五三一張羅着て写真撮る
(評)幼子の成長の喜びを「一張羅」に託したとても素直な一句です。家族一人ひとりの笑顔がはっきりと伝わってくる佳句です。

石井 迪男
ひそやかに光りの落ちる秋の暮
(評)知らぬ間に静かに暮れていく秋の一日の様子を「ひそやかに光りの落ちる」と的確に表現しました。読者を納得させる佳句です。

煮こごりや遠く偲ばる母の味
(評)すべての読者が懐かしい母の味を思い出していることでしょう。私の場合は砂糖がたっぷり入った甘いポテトサラダでしょうか。「偲ばる」は「偲ぶる」と文語表現にすると格調が高くなります。

中牧 洋子
白鷺のゆくてに広き柿畑
(評)たわわに実った柿の畑に向かって一羽の白鷺が飛んでいくという色彩色豊かな一句となりました。「白鷺」は夏の季語となっていますが、一年を通して見かけますし、一句を構成するコントラストからも「白鷺」でなくてはならないと思います。

「総評」

 佳句の条件として「作者の感動が感じられる」「読者の体験を思い起こさせる」等があります。皆さんの俳句からも、想像からではなく、確かな経験、体験を通しての「感動」がしっかりと伝わってきます。どんなに表現力が優れていても一句に作者の「感動」の感じられない俳句はつまらない俳句と思います。季節感のしっかりした感動ある俳句をこれからも作っていきましょう。

「湯豆腐のほろりと崩れひとりかな」 一彦

それでは、24日締め切り厳守で、ご投句をお待ちしております。

暮らしのヒント

今月の暮らしのヒントは「台所シンクのお手入れ」についてです。

 今年も大掃除の時期がやってきました。一年の汚れをしっかりと落とし、綺麗な家で新年を迎えたいですね。今回は台所シンクのお手入れのポイントをご紹介します。
お手入れの手順としては、まず、シンクにぬるま湯をかけて汚れが落ちやすい状態にします。ステンレス製シンクの場合は、クリームクレンザーを付けたスポンジで筋目に沿って平行に、均等の力でこすります。目に逆らったり、部分的に強くこすったりすると、汚れも落ちにくく、筋目を崩すことにもなります。ステンレス以外のシンクの場合には、台所用の中性洗剤を付けたスポンジで円を描くように均等に磨きます。粒子の粗いクレンザーや金属たわし、ナイロンたわしを使うとシンクの表面を傷つけてしまうことがあります。また、金属たわしの鉄分が付着すると、もらいさびの原因にもなりますので使用しないようにしましょう。
 排水口のお手入れには、ロングたわしが便利です。また、排水口手前の細かい部分や生ゴミをためるダスター、三角コーナーは使い古しの歯ブラシで丁寧に洗います。生ゴミの臭いが気になる場合には重曹を入れることで改善されます。シンク、排水口、ダスター、三角コーナーなどの掃除が終わったら、水を掛けて綺麗に洗い流します。
 ここではカビの発生や繁殖を防ぐため、水を使うのがポイントです。すべて洗い流し終えたら、乾いた雑巾で水滴を拭き取りましょう。
 水の拭き残しがカビや曇りの原因となるので、大掃除が終わった後はキッチンを使い終わるたびにシンクについた水滴を軽く拭き取るクセを付けると、綺麗なシンクを維持することができます。ぜひ一度お試し下さい。

新しい図書の紹介

◎デイジー図書

自然医学

12-1

小山 慶太(コヤマ ケイタ)著 10:50
光と重力 ニュートンとアインシュタインが考えたこと

内容 孤独の中で次々と大発見を成し遂げたニュートン。一人で特殊相対性理論を作り上げたアインシュタイン。ともに孤独を愛し、研究に没頭することを好んだ二人の天才をとらえたテーマ「光」と「重力」を通して、彼らの思考に迫る。(厚生労働省委託図書)

12-2

足立 和郎(アダチ カズロウ)著 8:14
化学物質過敏症を工夫で乗りきる 1 改訂 住まい対策実践編

内容 化学物質過敏症(CS)発症者のための重要情報・注意点・改善対策を提示。シックハウス対策・リフォームの問題点・緊急避難方法など、発症者の体験事例をもとに、住まい環境の改善策の数々を明らかにする。(厚生労働省委託図書)

12-3

足立 和郎(アダチ カズロウ)著 8:19
化学物質過敏症を工夫で乗りきる2 改訂 暮らし対策実践編

内容 化学物質過敏症(CS)発症者のための重要情報・注意点・改善対策を提示。発症者の体験事例をもとに、生活改善・生活用品の選択など暮らしの対策を指し示す。著者がひとりの患者として思うことも綴る。(厚生労働省委託図書)

12-4

山内 一也(ヤマウチ カズヤ)著 4:40
エボラ出血熱とエマージングウイルス

内容 エボラはどこから来たのか、なぜ致死率90%と高いのか、治療や予防法はあるのか、日本は大丈夫なのか。ウイルスハンターや医師たちの苦闘の歴史を振り返り、ウイルス専門家の立場からエボラ出血熱の現在を紹介。(厚生労働省委託図書)

芸術

12-5

大村 智(オオムラ サトシ)著 4:12
人生に美を添えて

内容 ヒーリング・アートの先駆け、海外の美術館巡り、追憶の女流画家たち…。世界的科学者であり、女子美術大学名誉理事長でもある著者が、「美」との触れあいについて綴る。 (音訳者 佐々木 泰子)

12-6

沢木 耕太郎(サワキ コウタロウ)著 8:18
銀の街から

内容 朝日新聞連載の映画エッセイを単行本に。邦洋を問わず主題や社会背景、作意、役者他、著者独自の人生観や思索を交えて語る。 (音訳者 矢ケ崎 治代)

文学

12-7

宇江佐 真理(ウエザ マリ)著 9:25
擬宝珠(ぎぼし)のある橋 髪結い伊三次捕物余話15

内容 髪結い伊三次捕物余話シリーズ最終巻。(音訳者 武藤 紀子)

12-8

佐伯 泰英(サエキ ヤスヒデ)著 6:56
柳(やなぎ)に風(かぜ) 新・酔いどれ小籐次 5

新兵衛(しんべえ)長屋界隈で、小籐次を尋ねまわる怪しい輩がいるという。小籐次と因縁のある者が絡んでいると調べ上げた空蔵(そらぞう)だが、そこで行方を絶った。シリーズ第5弾。(他館複製図書)

◎点字図書

歴史

12-1

松崎 敏弥(マツザキ トシヤ)著 全2冊
毎日読みたい美智子さま

内容 苦悩の中、考え尽くしたうえで生まれた解決策、愛情あふれる叱咤激励の数々…。“生き抜くための哲学”に満ちた、美智子さまの81のおことばに解説を添えて紹介。ご成婚直後に書かれた“美智子さまの恋文”も全文掲載。(点訳者 数野 勝子)

12-2

グレッグ・ルイス 他著 全2冊
現代のヒーロー ベン・カーソン

内容 貧しさに立ち向かって偉大な業績を遂げたひとりの医師の成長物語。 (点訳者 長瀬 由美子)

社会科学

12-3

尾木 直樹(オギ ナオキ)著 全2冊
親子共依存

内容 反抗期のない子ども、大学選びや就活に子ども以上に熱心な親。互いに自立できない親子共依存関係が増えている。「最優先すべきは個々の自立」と唱える著者が、日本の教育システム、家族観、世界観について根底から問いなおす。(点訳者 宮澤 越美 )

芸術

12-4

ドリーン・ラパポート 文 全1冊
ヘレン・ケラーのかぎりない夢

内容 目も見えず、耳も聞こえず、ことばも話せず、闇と沈黙の世界に暮らしていたヘレン・ケラー。夢の実現に向けて挑戦しつづけたその力づよい生涯を、ヘレンの希望に満ちたことばでつづる。(点訳者 上野 元子)

文学

12-5

川上 健一(カワカミ ケンイチ)著 全5冊
ライバル

内容  幼馴染の二人は、高校のゴルフ部員。実力をめぐりライバル視する二人の友情を描く青春小説。(点訳者 片山 賢爾)

12-6

藤野 恵美(フジノ メグミ)著 全4冊
ふたりの文化祭

内容 スポーツ万能の男子高校生潤と、同じクラスで図書委員の女子高生あやは、盛り上がりに入れずにいた。文化祭で一緒にお化け屋敷をやることになったふたりだったが、性格の違いにちぐはぐし…。『小説野性時代』連載を単行本化。(点訳者 山田 栄子)

12-7

野中 弓子(ノナカ ユミコ)著 全1冊
句集 鈴の音

(点訳者 萩原 公子)

12-8

太田 道夫(オオタ ミチオ)著 全1冊
句集 医の道

(点訳者 河西春美、寄贈 長澤 誠 様)

≪用具部からのお知らせ≫

 いよいよ年の瀬になりましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今月は、カレンダーを2種類ご紹介いたします。
1つ目は、「2017ユニバーサルデザインカレンダー、やさいとくだもの」です。形状は月めくり式の卓上兼壁掛けカレンダーです。点図デザインのテーマは、「やさいとくだもの」です。左側に点字と墨字でカレンダー・祝日・大安を、右側に野菜と果物を点図で描かれています。
表紙:ピーマン・パイナップル
1月:はくさい
2月:いちご
3月:かぶ
4月:たけのこ
5月:アスパラガス
6月:えだまめ
7月:とうもろこし
8月:オクラ
9月:ぶどう
10月:いね(こめ)
11月:かぼちゃ
12月:れんこん

≪仕様≫

•大きさ:(幅)210×(厚さ)60×(高さ)156mm(A5版リング製本×13枚綴り)
•重さ:約80g
•メーカー:社会福祉法人視覚障害者支援総合センター 就労継続支援B型施設チャレンジ
販売価格 800円(送料別)

次に紹介するカレンダーは、「2017年 白黒反転カレンダー」です。マンスリー式(見開き1ヵ月)で、日曜始まりの曜日配列、日曜・祝日は白い四角の中に黒抜きの文字、土曜日は白の四角で縁取りがされています。記載情報は必要最低限に絞り、見やすさを第一に考慮したデザインとなっています。予定などを書くための白いシールが60片付属しています。各ページ上部には、各月の季節を表した鉄腕アトムのイラストが描かれています。
アトムをナビゲーターにすることで、障害のある人もそうでない人も、いつも献身的に人のために活躍するアトムの姿に『やがておとずれる明るい未来』をイメージしていただけたらとの思いが込められています。高齢者や弱視の方向けです。

≪仕様≫

・サイズ:B3サイズ(515×364mm)
・販売価格 1,300円(送料別)
今回ご紹介したカレンダーの見本が、用具部にありますので、興味のある方はどうぞ。なお、商品は、ご注文頂いてからの発注になります。ご注文頂いてから1週間位入荷に時間がかかりますので、予めご了承下さい。