広報誌「うるおい」第324号 2017年3月20日発行

目次 山梨ライトハウスから皆さんへ山視協から山視民協からことばのミニ解説うるおい俳句教室暮らしのヒント用具部からのお知らせ
新しい図書の紹介 デイジー図書マルチメディアデイジー図書点字図書デイジー雑誌テープ雑誌点字雑誌

ライトハウスから皆さんへ

育つか同行援護

 山梨ライトハウスでは、同行援護従事者養成研修を実施しています。昨年9月に一般課程を受講した方々は20事業所から33名、10月の応用課程は14事業所から18名でした。
 山梨県には、127事業所が居宅介護・重度訪問介護などのサービスを行う中、同行援護のサービスを行っている事業所は29事業所に留まっています。
 同行援護サービス事業がはじまって5年が経過します。同行援護が定着しないのにはこんな理由があるからでしょうか。
1 事業者への報酬の低さ(伴いヘルパーの不足)
2 市町村による支給決定の格差
3 サービスの利用が相談支援事業所の相談支援専門員の計画相談支
援を受けて利用計画を作成する煩雑さと情報不足等

 同行援護は視覚障害者にとって外出の自由、移動の権利を制度で保障しているものです。外出時において、障害者(児)に同行し、移動に必要な情報を提供するとともに、移動の援護、排せつ及び食事等の介護その他外出する際に必要な援助を行う、と解釈されています。
 同行援護従事者には、ガイドヘルパーにはなかった、代筆や代読を含む情報の提供がサービス内容に加わりました。また、同行援護は障害者総合支援法の自立支援給付に含まれるため、国が費用負担をする事業ですから日本全国で統一された同じサービスが受けられるというメリットがあります。
ライトハウスにある、青い鳥ホームまた青い鳥ケアホーム(グループホーム)の皆さんは日々の生活において必要に応じて同行援護のサービスを使って、自分の行きたいところへ出かけていけるなど、生活にうるおいが増しています。
 どんなに良いサービスであっても、使いづらかったり、使われなければ絵に描いた餅です。ライトハウスとしては、同行援護を視覚に障害を持ち移動に支障をきたしている方々に広く情報提供していきたいと考えています。
山視協をはじめとする当事者団体が同行援護の情報を共有し、多くの方々に使われることにより、サービスを提供する事業所(従事者)が増え、そのことにより益々視覚障害者の移動の自由が保障されることを願っています。
 来年度もライトハウスでは、同行援護従事者養成研修を行う計画です。市町村へは勿論、各事業所へも研修の参加を促していきたいと考えています。日程等はホームページでお知らせする予定です。新たな事業所が増えていくことを期待しています。

山視協から

読者と青い鳥奉仕団との交流お楽しみ会に参加して  理事 名取利一

 去る2月19日、ライトハウスにおいて読者と青い鳥奉仕団との交流お楽しみ会が開催されました。
 私は、今回初めて参加させていただきましたが、奉仕団と当事者を合わせ63名と大勢の参加者があり、充実した楽しいひとときを過ごすことができました。
 初めに自己紹介があり挨拶を聞いていると、奉仕団の活動の一つとして点訳や音訳に大勢の方が協力して頂いていることを聞いていましたが、中には忍野村や高根町などから来たという人もおり、地域性に関係なく私たちは大勢の方に支えられていることを改めて知ることができました。
 次に、山視協の会長である堀口さんによる「てんしき」という落語を楽しみました。落語の話の内容は、あるお寺の住職が医者から質問された「てんしき」という言葉をきっかけに、小坊主が様々な人にてんしきとは何かを聞き歩き、「てんしき」がおならだと知った小坊主が住職をだますというもので、会場は大いに笑いに包まれました。
 その後、昨年の青い鳥奉仕団の50周年記念式典でお披露目された、活動内容の情熱がこもった歌が会場で披露され、すなおに答えると間違いだという、トンチ混じりのクイズや、全員で「今日の日はさようなら」などの歌を合唱し、楽しいひとときを過ごしました。
 頃から青い鳥奉仕団の方々には、さまざまな活動や情報提供など、私たち視覚障がい者にとってはなくてはならない存在であり、感謝の一言に尽きません。
 今後もこのような催しものには参加して行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

山視民協から

視覚障害者の身障手帳等級の改善について   副会長 伊東一敏

 今号は視覚障害者の身障手帳等級の改善についてお伝えします。
 晴眼者も弱視者も、物を見るのは主に良いほうの目ですが、現行の身障手帳の等級では両眼の視力の和で等級が決められています。
 本会が加盟する全視協は、弱視者の実情に即して良いほうの目の視力による手帳等級に改めるよう、数年前から他の団体と共に運動を進めてきました。そしてこれにより3級から、福祉など各種の制度がより多く受けられる2級に上がることになれば、生活の向上につながっていくことになります。
 去る1月23日、中央労働委員会会館で、「第1回視障者の認定基準検討会」が開催され、全視協の3人の理事が傍聴しました。検討会は、日本眼科学会・日本眼科医会による「視覚障害認定基準の改定に関する取りまとめ報告書」を土台に、意見  交換が行われ、1から4級までの改定案が示されました。以下は視力の程度による障害等級、カッコ内は改定案です。
現行2級 0.02から0.04(0.02から0.03)
3級 0.05から0.08(0.04から0.07)
4級 0.09から0.12(0.08から0.1)
となっており、等級の視力の程度が引き下げられています。
 これにより、3級から2級に上がる弱視者はわずかであり、ほとんどの人が現状の等級のままです。しかも一部の人は今より等級が下がるということも生まれてきます。
 では幾つかの具体的なケースをみていきます。良いほうの視力を右目とします。3級から2級に上がる者、現行、3級 視力の和が0.05(右0.03・左0.02)改定案2級(0.03)、3級に据え置かれるケース」現行3級0.05(右0.04・左0.01)改定案(0.04)で3級のままです。等級が下がる場合、現行の2級(右0.04、左0)改定案0.043級・現行の3級、(右0.08左0)改定案(0.08)で4級となります。
 変えるのは両眼の視力の和から良いほうの視力にすることで障害等級の視力は現行どおりとすれば等級が下がる人も生まれないし、かなりの人が3級から2級になることができます。
 弱視者の皆さんなど、これについての要望や意見などを伊東、電話055-285-2124までお寄せ下さい。

ことばのミニ解説

 今月は、忘れもの防止にも役立つといわれている「オノマトペ」について解説したいと思います。
オノマトペとは、シャーッ・バキッ・ドドドドなどといった擬声語(擬音語・擬態語)を意味するフランス語です。表現しにくい動きや物事も理屈や意味でなく、音で一瞬においてイメージが出来ることから、動作がうまくできるようになったり、記憶の定着に役立ちます。
◎卵の片手割りがうまくできるオノマトペ
【キュッ】(卵をしっかりつかむ) 【コンコンコン】(たたいてひびを入れる) 【カパッ】(持った手を広げて割る)
◎忘れもの防止オノマトペ
【ピピピ】+忘れたくない物を口に出す
動作と一緒にオノマトペを口ずさむことで、口に出さないでおこなうよりもスムーズにできるそうなので、是非お試しください。

うるおい俳句教室 越石 一彦 選評

井口 貞子
啓蟄や名知らぬ小鳥地で鳴ける
(評)啓蟄は二十四節季の一、今年は三月五日です。地中の虫や動物が這い出してくる陽気ですね。作者はこの季節をしっかりと把握していて小鳥が「地で鳴ける」と的確に表現しました。切れ字の「や」もよく効いています。

ドレミファソ触れし球根歌ひゐる
(評)秀句です。春の大地に球根を植える作者の夢と喜びを、球根が「歌ひゐる」と擬人化して成功しました。「ドレミファソ」の上五の明るさが新しく、また、春らしい一句になりました。

埜村 和美
耐えること諭すがごとく牡丹の芽
(評)まだ春浅き牡丹の芽を作者はしっかりと捉えています。来たるべき季節に向け、確実に膨らんでいる牡丹の芽が映像としてはっきり浮かんでくる佳句です。

白杖に微かな鼓動草萌ゆる
(評)秀句です。白杖に伝わる「微かな鼓動」を通して「春の大地の大いなる変動」を見事に詠み上げました。「草萌ゆる」という季語の選択も適切です。

加藤  隆
春彼岸母が喜ぶ墓参り
(評)加藤さんらしいとても「まっすぐな」俳句ですね。上五、中七、下五の最初の音を「HA」で揃えて、読んでいて気持ちの良い作品です。

高坂 康平
自らの卒業証書和紙の里
(評)地元の和紙によって作成された卒業証書でしょうか。紙質が素朴でとても味わい深く、また、数えきれない思い出も和紙の中に込められていることでしょう。

女雛連れ嫁いで里へ夫と孫
(評)上五、中七と「夫と孫」という「下五」の関連性が曖昧になってしまいました。ここはお孫さんはそっとしておいて「夫の里へ女雛を連れて嫁ぎけり」とするとすっきり伝わって来ます。

小松 瑛
立春や小手をかざして空を見る
(評)春先の様子を「小手をかざして」と具体的な仕草を通して詠んだ佳句です。周りはまだまだ冬の景色そのもの、しかし、空の明るさ、眩さは確実に春が近づいていることを物語っている一句です。

小川 賢治
ひな祭り女雛の顔を拭いてやる
(評)「女雛」とありますので上五の「ひな祭り」は別の言葉に置き換えましょう。「ぼんぼりや女雛の顔をふいてゐる」とすると、ぼんぼりの灯に、ほんのりと女雛の顔が見えてきそうです。

ふらここや空に向かって手を伸ばせ
(評)「ふらここ」は遊具のぶらんこのことで春の季語とされています。「手を伸ばせ」という表現から、一番高いところで春を積極的に捕らえようとしている作者の思いが伝わってくる佳句です。

石井 迪男
春寒や並ぶ地蔵の赤ずきん
(評)おそろいの赤いずきんを纏った地蔵が並んでいる情景が「春寒」という季語をよく捉えています。「取り合わせ」は近すぎても遠すぎてもだめ、掲句はこの「取り合わせが」が大変おもしろい佳句です。

中牧 洋子
猫の手を払いつつ編む残り糸
(評)中牧さんには情景を非常に具体的に捉えた作品が多く、また、それが俳句の力強さにもなっています。掲句は、編み物にじゃまな猫の手を払いながらも、猫に対する愛情がひしひしと伝わって来る秀句です。また、「毛糸編む」は冬の季語ですが、「残り糸」という措辞から春の訪れが微かに感じられる作品となっています。

春浅き空に煙となりし友
(評)悲しいことを淡々と一気に詠んだ俳句です。「春浅き空」に悲しみのすべてを包括させました。「春浅し」と切ると重すぎる一句となるため、「春浅き空に」とさり気なく表現しています。

「総評」

 今回は、春の訪れにおける自然の明るさと作者の喜びに溢れた佳句に恵まれました。前向きで力強い作品が多く、あらためて皆さんの俳句に向かう情熱に触れた気がします。私も俳句をやっていてよかったなとつくづく思っています。
心を打つ俳句には、「真実な情景」「真実な心情」が不可欠です。皆さんの俳句には、この「情景」と「心情」が具体的に一句の中に溢れており、それがまた俳句の力強さとなっています。今後も自信を持って作句していきましょう。
次回はさくらも開花して春爛漫の頃でしょうか。今から楽しみにしています。

「風を生み風に迷ひて山火かなり」 一彦

それでは、25日締め切り厳守で、ご投句をお待ちしております。

暮らしのヒント

今月の暮らしのヒントは「春冷え予防について」です。

 冬から春にかけて暖かくなったかと思えば、急に冷え、気候は大きく変化します。この急激な気温の変化にからだがついていけずに、体調不良を起こす方も多いのではないでしょうか。春の冷えを放っておくと、夏の暑さに対応できる体力が損なわれますから、冷えの予防をしっかりすることが大事です。
① 下半身を温める
特に足元の温めは年間を通じて大切です。足元を温め、血液の循環を良くすることで不調を抑えることができます。また、熱の逃げやすい首や脇の下、足の付け根を覆い、保温することでも下半身の冷えを解消できます。レッグウォーマーやソックス、腹巻やスカーフを上手に使い冷え対策をしましょう。
② 食べ過ぎに注意
肉食や甘いものを多く摂ると血液が濁り、血流が滞り、からだを冷やす原因になります。からだが冷えているとからだの機能も衰えてしまい、デトックス効果も半減してしまいます。からだを温める食事を心がけ、よく噛み、ゆっくり食べることを意識しましょう。満腹中枢が刺激され、必要以上の食べ過ぎを防ぎます。
③ ビタミンEを摂る
ビタミンEは抹消の血管を広げ、血液を通りやすくする働きがあります。積極的に摂取することで、血液が足元やつま先などに行き渡り、冷えの解消につながります。アーモンドやヘーゼルナッツなどのナッツ類、うなぎや筋子などの魚類はビタミンEを多く含んでいます。
昼間暖かくても、夜は冷え込みが厳しいのがこの季節。衣服も軽やかなものを身につけたいところですが、いきなり春仕様にするのではなく、少しずつ軽めにすることを意識しましょう。

新しい図書の紹介

◎デイジー図書

3-1

高橋 真理子 著 4:16
人はなぜ星を見上げるのか

内容 20年もの間、プラネタリウムや星・宇宙を仕事のパートナーとしてきた著者。「星と人をつなぐ」仕事をするに至った背景と、20年間の多くのかけがえのない出逢いによって生み出された仕事の記録を綴る。(音訳者 原野 由美子)

3-2

小野寺 史宜 著 7:06
その愛の程度

内容 人類最大級の難問「愛を証明せよ」。職場の親睦会のバーベキューで娘が溺れるのを見て川に飛び込んだのだが腕の中にいたのは、別の女の子だった。「お父さんは私をたすけてくれなかったもん」。その日から、血のつながりのない娘は口をきいてくれなくなり、七歳上の妻との関係もぎくしゃくし始めてしまう。 期待の新鋭が描く、新しい家族と愛の形。(音訳者 西山 良子)

3-3

酒井 順子(ジュンコ)著 8:02
地震と独身

内容 2011年3月11日以降、震災をめぐる家族の物語は様々な形で語られてきた。一方で、あまり聞こえてこない独身者の声。地震は彼らにどんな影響を与えたのか?(音訳者 坂爪 宏子)

3-4

池田 政一 著 38:42
新・古典の学び方

内容 第1章 基本思想/第2章 経絡と経穴/第3章 蔵象/第4章 病因/第5章 病理と病証/第6章 四診法/第7章 治療。(厚生労働省委託図書)

3-5

中野 信子 著 4:49
脳はどこまでコントロールできるか?

内容 日常の現象を中心にとりあげ、脳の生理的な構造や機能を解説するとともに、脳をどのようにコントロールしたらもっとラクに、もっと楽しく、よりよく生をまっとうできるかを紹介する。(音訳者 佐藤 美代)

3-6

崔 善愛(サイ ゼンアイ)著 4:25
ショパン 花束の中に隠された大砲

内容 花束のような華麗な音楽のかげに、祖国独立への情熱と亡命者の悲しみを忍ばせたショパン。その生涯を、かつて帰国の権利を奪われた在日のピアニストが共感をこめて描く。 (音訳 斉藤 由喜子)

3-7

青木 淳悟(アオキ ジュンゴ)著 6:17
学校の近くの家

内容 正門から徒歩1分。窓からは教室が見える。小学生の視点で立ち上がる、驚くべき世界像。三島賞作家による全く新しい「小学生小説」。(音訳者 佐藤 總(さとし))

3-8

小手鞠(コデマリ) るい 著 13:22
アップルソング

内容 終戦直前、焼け跡から助け出された赤ん坊。彼女はアメリカに渡り、報道写真家として人間の愚行と光をその手で切り取っていく-。(音訳者 窪田 ますみ)

3-9

片山 恭一(カタヤマ キョウイチ)著 7:30
新しい鳥たち

内容 発見してしまった。人類の希望を。この世にギブアップして、おさらばする決行直前、見知らぬ若い男が訪ねてきた。『世界の中心で、愛をさけぶ』の著者が放つ、愛の実践的普及小説。(音訳者 佐々木 泰子)

3-10

利重 剛(リジュウ ゴウ)著 1:09
ブロッコリーが好きだ。

内容 俳優・映画監督である利重剛のブログで人気の「日々の泡」を初の書籍化! くすりと笑えてぐさりと刺さる、ひとことエッセイ集。(音訳者 内藤 文子)

3-11

畠中 恵(ハタナカ メグミ) 著 6:34
おおあたり しゃばけシリーズ 15

内容 江戸の大店長崎屋の病弱若だんなは、この夏も寝込んでばかり。父上の仕事の手伝いをもっとしたいのに、なかなか上手くいかない。一方、菓子作りの修業中の親友・栄吉はようやく美味しい「あられ」を作れた! それなのに、なぜか栄吉の婚約が窮地に!?若だんなは彼を救えるの?(音訳者 武藤 紀子)

3-12

佐伯 泰英(サエキ ヤスヒデ)著 7:26
声なき蝉 上  空也(くうや)十番勝負 青春篇

内容 『居眠り磐音(いわね) 江戸(えど)双紙(ぞうし)』。今年1月、51巻で完結を迎えたが、最終章は、主人公・坂崎磐音の元から空也がひとり武者修行に旅立ったシーンで幕を閉じた。その空也の“その後”を描いた作品
(他館複製図書)

3-13

佐伯 泰英(サエキ ヤスヒデ)著 7:43
声なき蝉 下  空也(くうや)十番勝負 青春篇

内容 瀕死の状態で薩摩入りを果たした空也は前薩摩藩主の御側御用を務めた渋谷と孫娘に命を救われる。試練に立ち向かう若者の成長を描いた著者渾身の書き下ろし青春時代小説。(他館複製図書)

3-14

佐伯 泰英(サエキ ヤスヒデ)著 7:17
流鴬(りゅうおう)  吉原裏同心 25

内容 吉原会所に「裏同心」を希望する女性が現れた。若い「女裏同心」に戸惑う会所の面々。一方、札差から託された遺言には、薄墨(うすずみ)太夫(だゆう)にかかわる衝撃の内容が書かれていた-。(他館複製図書)

3-15

河野 多惠子 著 1:47
考えられないこと

内容 現代日本文学を切り拓いた作家の最後の作品集。独り身のまま戦死した兄の友人をめぐる表題作はじめ、87歳で書かれた短篇3作、初めての詩3篇、日記を収録する。『新潮』ほか掲載を収録。(音訳者 大村 早百合)

3-16

工藤 美代子 著 7:14
後妻白書 幸せをさがす女たち

内容 いくつになっても恋愛や結婚、性生活も美容もあきらめない。「後妻という生き方」を選んだ女性たちを赤裸々に描いた入魂のノンフィクション。(音訳者 井口 登美子)

3-17

石黒 久人(イシグロ ヒサト) 文 1:35
超救助犬リープ

内容 ボーダー・コリーの災害救助犬リープがある災害現場に出動したとき、“担当”が死んでしまう。次の被災地に派遣されたリープは、そこで“担当”のにおいをかぎつける。(音訳者 守屋 良子(りょうこ))

3-18

寺地 はるな 著 5:36
ビオレタ

内容 婚約者から突然別れを告げられ、道端で大泣きしていたところを拾ってくれた菫さんの営む雑貨店「ビオレタ」で働くことになる。そこでは「棺桶」なる美しい箱に、お客はさまざまな思い出を詰め、菫さんの庭に埋めていく。不器用で自信のなかった妙だが、ビオレタで出会った人々や家族との交流の中で少しずつ変化していく。(音訳者 薬袋 礼子)

3-19

なかにし 礼 著 2:50
闘う力 再発がんに克つ

内容 2年半前に先進医療の「陽子線治療」で、がんを克服した著者だったが、新たながんが。「俺には陽子線がある」。ところが、同じ場所には陽子線は当てられない。心臓がよくない著者には、手術は受けられないはずだ。絶望に打ちひしがれ、一度は「緩和ケア」を選択しようと考える。だが、医師たちのアドバイスによって、開腹手術を決断。そこから著者の人生が、大きく旋回する。その後「抗がん剤治療」に切り替わるが、再発がん消滅までに、いったい何が起こったのか!(音訳者 志村 理恵)

3-20

原田 宗典 著 4:46
メメント・モリ

内容 死を想え。生からの一瞬の暗転である、静かに確固たる死を。夢想だにしなかった出来事の連続である、かくも恥多き人生のただ中で…。(音訳者 加賀美 綾子)

3-21

嶺里 俊介 著 12:22
星宿る虫

内容 山中で見つかった老婆の遺体は、光を放つ虫の大群に覆われ、流れ出す血液は黄に変色していた。周囲には何故か讃美歌が響き、虫は列をなし夜空へと…。警察は法医昆虫学者の御堂(みどう)玲子(れいこ)に調査を依頼する。(音訳者 山本 孝子)

3-22

佐伯 泰英 著 7:05
お断り 鎌倉河岸捕物控 29の巻

内容 豊島屋(としまや)十(じゅ)右(う)衛門(えもん)の祝言の話で持ち切りの中、山城(やましろ)淀藩(よどはん)の家来が辻斬りに遭ったらしい。だが淀藩はそれをひた隠しにしていた。一方、万引き騒ぎが起き、中年の侍が取り調べられたが…。シリーズ第29弾。(他館複製図書)

◎マルチメディアデイジー図書

テキストデータ、画像データ、音声データが入っています。

3-1

島尾 新 著 2:33
雪舟 新潮日本美術文庫 1

内容 室町時代に活躍した画家・雪舟。日本独自の水墨画風を確立した彼の作品と、その画業を解説する。本文テキスト、画像も収録したマルチメディアデイジー。(厚生労働省委託図書)

3-2

大久保 純一 著 1:56
東洲斎写楽 新潮日本美術文庫21

内容 江戸時代中期に活躍した浮世絵師・東洲斎写楽。彼の作品と、その画業を解説する。(厚生労働省委託図書)

3-3

鍵岡 正謹 著 2:08
棟方志功 新潮日本美術文庫 44

内容 昭和期に活躍した棟方志功。熱気みなぎる版画を生み出した彼の作品と、その画業を解説する。(厚生労働省委託図書)

3-4

近藤 武夫 編著 4:39
学校でのICT利用による読み書き支援 -合理的配慮のための具体的な実践-

内容 発達障害のある生徒に対し、学校で取り組まれているICT(情報通信技術)を活用した支援の実例を紹介。(厚生労働省委託図書)

3-5

野村 茂樹  池原 毅和 編 12:02
Q&A障害者差別解消法

内容 「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」の基本用語等を概説し、場面ごとの具体的な問題をQ&Aで解説。本文テキストも収録したマルチメディアデイジー。(厚生労働省委託図書)

◎点字図書

3-1

岸見(キシミ) 一郎 著 全3冊
アドラーに学ぶ  生きる勇気とは何か

内容 人はどのように生きる勇気を失うのか、失われた勇気をどのように回復するのか?人間の悩みのすべてといわれる対人関係のみならず、生きる勇気を失わせかねない老い、病気、死にいかに対処するかを考察する。 (点訳者 松浦 敬子)

3-2

加藤 諦三(タイゾウ)著 全2冊
心が強い人少し弱い人

内容 あなたが持つべき4つの心の武器とは? もっと安心感が欲しい人、人生の満足感を高めたい人へ、この世で一番大切な“自己実現”のかなえ方を伝える。(点訳者 町田 純江(すみえ))

3-3

斎藤 薫(カオル) 著 全2冊
人を幸せにする美人のつくり方

内容 つらい時ほど「女に学ぶ」! 女性の心を強くする29人の“勇敢な女たち”に注目し、大人の女に必要な「愛」と「美」と「使命感」の絶妙バランスを説く。(点訳者 根津 春奈)

3-4

ジャック・キャンフィールドほか 著 全1冊
神さまからのおくりもの こころのチキンスープ

内容 「こころのチキン・スープ」シリーズのクリスチャン・ファミリー編。掲載された30話の一話一話が神の愛、神への愛に基づいたものとなっている。(点訳者 長瀬 由美子)

3-5

吉永 小百合 著 全3冊
旅に夢みる

内容  ふるさと東京、思い出の映画ロケ地…。かつて訪れた思い出の街を心をこめて綴った一冊。99年刊「吉永小百合街ものがたり」の第2弾。TBSラジオの放送をまとめる。(点訳者 内田 節子)

3-6

馬場 錬成(レンセイ)著 全2冊
大村智(さとし)ものがたり 苦しい道こそ楽しい人生

内容 いつも新しいことに挑戦し、全力を挙げて一生懸命やっていると、応援してくれる人も出てきて、いい結果につながります-。大村智がノーベル生理学・医学賞を受賞するまでの道のりを描く。大村智からのメッセージも掲載。(点訳者 小田切 洋子)

3-7

クークリン・ スーザン 著 全4冊
カラフルなぼくら

内容 アメリカ在住の性同一性障害の若者たちは、どのように肉体的・精神的に自らの性と向き合っているのか。幅広い人種・宗教・階層から選ばれた6人へのインタビューを通して「自分らしい生き方」に触れる翻訳ノンフィクション。(厚生労働省委託図書)

3-8

総務省 全1冊
個人情報の保護に関する法律

内容 個人情報を取り扱う事業者の遵守すべき義務等を定め、個人の権利利益を保護することを目的とした法律。平成28年5月27日改正内容全文。(厚生労働省委託図書)

3-9

総務省 全1冊
自殺対策基本法 地震防災対策特別措置法 本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律

内容 平成28年3月30日改正の「自殺対策基本法」、平成28年6月3日改正の「地震防災対策特別措置法」など、全3法令を収録。(厚生労働省委託図書)

3-10

総務省 全1冊
総合法律支援法

内容 法による紛争の解決に必要なサービスを受けられるようにするための総合的な支援の実施及び体制の整備について定めた法律。平成28年6月3日改正内容全文。(厚生労働省委託図書)

3-11

総務省 全6冊
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

内容 医薬品等の品質、有効性及び安全性の確保等に必要な規制、指定薬物の取り扱いなどについて定めた法律。現行の平成27年6月26日改正内容全文。(厚生労働省委託図書)

3-12

総務省 全1冊
短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律 過労死等防止対策推進法 専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法

内容 平成26年4月23日改正の「短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律」、平成26年6月27日公布の「過労死等防止対策推進法」、平成26年11月28日公布の「専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法」を収録。(厚生労働省委託図書)

3-13

打越 暁(ウチコシ アキラ)著 全1冊
いのちの力を高める9つの呼吸法

内容 体の生理機能の中で、呼吸だけが唯一自分でコントロールできる機能です。呼吸器専門医が、誰もが気軽に継続できて、しかも確実に効果のある健康法として、9つの呼吸法を紹介します。 (点訳者 鶴見 貴美恵)

3-14

内藤 いづみ 著 全2冊
いのちの不思議な物語

内容 患者にとって自宅とは人生の最期にふさわしい、魂が許しあえる場所である-。在宅ホスピス医である著者が、在宅で亡くなった患者と家族の物語を核に、「いのちの不思議」を感じた13の物語を綴る。永六輔との対談も収録。(点訳者 小西 てつ子)

3-15

スーザン・プライス 作 全2冊
24の怖い話

内容 イギリスの人気児童文学作家による短編集。西欧に伝わる怪談話をアレンジしたものや、オリジナルの怪談物語を収録。(厚生労働省委託図書)

3-16

ミーガン・リクス 作 全3冊
戦火の三匹

内容 1939年9月、英国がドイツに宣戦布告した。ロンドンで暮らす12歳のロバートは妹と共に、両親と離れて祖母の元へ疎開することになった。ペットの犬と猫の3匹はロンドンの知人宅へ預けられるが、そこでは恐ろしい運命が待ち構えていた。(厚生労働省委託点字図書)

3-17

ライ・バリ 著 全1冊
おいぼれミック

内容 インド系移民にして善良なるシク教徒のシン一家。その隣の家に住むのは、偏見に満ちた人種差別主義者のとんでもないじいさん。イングランド中部の多文化都市レスターを舞台に、二つの家族がくり広げる涙と笑いの異文化交流物語。 (厚生労働省委託点字図書)

3-18

樋口 直哉 著 全5冊
キッチン戦争

内容 フレンチ・レストラン「Cachette カシェット」(隠れ家)のキッチンで働くことになった滝沢葉月(はづき)。オーナーの「女性のシェフが活躍する世界をつくりたい!」という計画に戸惑うが、次々に起こる難問に向き合いながら、葉月の「美味しい闘い」が始まる。(点訳者 天野 宰子)

3-19

沢田 俊子 文 全1冊
目の見えない子ねこ、どろっぷ

内容 つぐみの家に迷い込んできた子ねこは、病気で、目がつぶれかかっていました。子ねこを助けるためには、手術で目玉をとらなければならなくて…。実話をもとに描く、目が見えない子ねこと、女の子の物語。(点訳者 千野 寿美子)

3-20

五十嵐 かおる ほか 著 全2冊
いじめ  行き止まりの季節

内容 高校受験直前。少しでもいい成績、内申点が欲しいとクラスの全員がライバルだ。そんな中、主人公は塾のテストでカンニングをしてしまう。それが塾の友だちにばれて、秘密にする代わりにあることを要求され…。(点訳者 小泉 ゆう子)

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海野 碧(ウミノ アオ) 著 全6冊
漆黒の象

内容 元刑事で、流行らない喫茶店のマスター・井出(いで)亮(りょう)二(じ)は、副業で私立探偵のまねごとをしている。大手製薬会社の社長から、研修医時代に不妊患者に提供した精子から生まれたはずの五人の息子を探して欲しい、という奇妙な依頼を受けたのだが――。(点訳者 鶴見 貴美恵)

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佐藤 さとる 作 全2冊
てのひら島(じま)はどこにある

内容 いたずらぼうずの太郎は、自分に似ているいたずら虫のクルクルをはじめ、たくさんの虫の神さまたちが住むてのひら島を想像する…。豊かな想像力が生んだ名作ファンタジー。1965年刊の一部加筆。(点訳者 渡辺 庸子(ようこ))

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石黒 佐近(サコン) 著 全2冊
山峡(さんきょう)

内容 シベリアに抑留され、昭和24年に帰国した主人公は、山峡にひっそり生きていたが…。抑制のきいた姿勢で、太平洋戦争の道筋に翻弄された日本国民の悲惨な運命を描く。やまなし文学賞受賞作品。(点訳者 鷹野 由美)

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吉沢 久子(ヒサコ) 著 全2冊
自分のままで暮らす

内容 勇気を出して外に出る、「できないこと」をいちいち気にしない、お金の使いどころを見極める…。歳を重ねた自分を受け入れて、肩の力がうまく抜けた今だからこそできる楽しみ方、感じ方、自分らしい生き方について綴る。(点訳者 小西 てつ子)

◎デイジー雑誌

厚生労働省委託 厚生 第245号 2017年1・2月 1枚

◎テープ雑誌

厚生労働省委託 厚生 第245号 2017年1・2月 1巻

◎点字雑誌

厚生労働省会 委託 平成28年度 地域保健・健康増進事業報告の概況 1冊
厚生労働省 委託 平成28年度 交通安全白書(概要版) 3冊
厚生労働省 委託 厚生 第259号 1冊
日本盲人キリスト教伝道協議会 信仰 2017年3月 1冊
全日本鍼灸マッサージ師会 月刊東洋療法 2017年2.1発行 1冊
全日本鍼灸マッサージ師会 月刊 東洋療法 2017.3.1 1冊
オンキヨー株式会社 他 第14回 オンキヨー世界点字作文コンクール入選作品集 1冊

≪用具部からのお知らせ≫

 桃のつぼみも膨らみ始めた今日この頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?そろそろ春らしいおしゃれがしたい頃ですよね。
   
今月は、音声色彩識別装置「にじいろリーダー(RB-J100)」をご紹介します。
 この商品は、マッチ箱ぐらいの立方体で手のひらサイズのかわいい識別装置です。キーホルダーになる厚めのリボンと金属の輪がついていてカバンの持ち手などに取りつけることができます。ケース側面に小窓があり、識別したいものを当て音声ボタンを押すと、色を教えてくれます。
約40種類の色を識別します。「とてもこい青」「うすい赤」など、代表的な色だけでなく微妙な色の違いも区別します。厚みがないものや柔らかいものは二重に折ってから、色を読み取らせて下さい。折り目やしわがないようにすると、より正確に読み取ることができます。
音量調節は4段階で調節可能です。
※本商品は衣服などの一般家庭用品の色の判別を補助するための器具です。精密な測色計ではないため、使用する環境や対象物によっては正確に判別できないことがあります。

≪ 仕様≫
大きさ:(横幅)70×(縦幅)42×(厚さ)15mm
重さ:38g(電池込)
使用電池:単4電池1本
保証期間:1年間
製造元:エドモンドソンエンジニアリング(アメリカ)
輸入発売元:株式会社アメディア
取扱説明書 :音声(一般CD)
販売価格 19,800円
今回ご紹介した商品は、用具部で体験できますので、ぜひどうぞ。

◎お知らせ
2月28日付でプレクストークに関する連絡が販売店より入りましたのでお知らせいたします。
メーカーのシナノケンシ株式会社がプレクストークPTR-2・PTN2
の製造・販売を終了しました。
修理対応について
製品の修理につきましては、従来通り受付を継続いたします。
後継機種について
PTR2、PTN2それぞれ後継機種発売に向け準備を進めており
発売時期は2017年6月頃を予定しております。とのことです。
ご購入をお考えの方は6月まで待ってはいかがでしょうか。