広報誌「うるおい」第320号 2016年11月20日発行

目次 山梨ライトハウスから皆さんへ山視協から山視民協からことばのミニ解説うるおい俳句教室暮らしのヒント用具部からのお知らせ
新しい図書の紹介 デイジー図書点字図書デイジー雑誌テープ雑誌点字雑誌

ライトハウスから皆さんへ

 11月は白い杖愛護運動月間です。この運動の目的は、県民の一人ひとりが目の不自由な人たちを正しく理解し協力するとともに、目の不自由な人たち自らも積極的に自立し、進んで社会活動に参加することのできる「ユニバーサル社会」の実現を目指す県民運動です。
運動の目標は大きく4項目あります。
1 安全な移動環境のバリアフリー
2 生きがいある自立就労支援の拡大
3 文化情報サービスのバリアフリー
4 交流・啓発活動の拡大
 各支援団体、報道機関を通じてこの運動の趣旨及び活動内容を周知し理解を深めています。
 白い杖愛護運動月間の初日11月1日には、甲府駅並び富士山駅前で白い杖・盲導犬の啓発キャンペーンを実施しました。
 11月6日には、県立盲学校体育館において山梨県福祉保健部障害福祉課山本盛次課長より奉仕者知事表彰、白い杖愛護作文・生活体験文の表彰が行われ、最優秀作文の発表がありました。
 高校生の部最優秀に選ばれた大橋君は、登山で白い杖を持った方と出会い、そのチャレンジ精神に感銘を受けたエピソードを鋭い観察眼をもって書いています、その時の情景が見えるような作文でした。
 表彰式後は、青い鳥成人寮の前庭で福祉祭が地域の方々との交流、地域福祉の向上を目的として行われました。
 西幼稚園の可愛い園児の太鼓の演奏で幕を開け、ライトハウス利用者によるダンスやコーラスそして模擬店には長い列ができるほどの盛況ぶりでした。中でも今回初めて青い鳥ホームの皆さんによるマッサージ奉仕が行われました。無資格業者をなくし、積極的に本物のマッサージを知っていただこうという取り組みです。多くの方々に体験していただきました。
 今年で62回目となる白い杖愛護運動です。広く県民の皆さんに視覚に障害をもつ方々についてご理解をいただき、障害者が安心して生活できる共生社会を実現していきたいと切望します。

山視協から

視覚障害者のホームからの転落は後を絶たない。県内の駅ホームでも危険な箇所が。  副会長  矢崎 繁

 8月15日(月)に発生した東京メトロ銀座線、青山一丁目駅での盲導犬使用者の転落事故の記憶も新しい中、10月16日視覚障害者の男性が近鉄大阪線河内国分駅のホームから転落し特急にはねられ死亡という痛ましい事故が発生しました。事故に遭われた方のご冥福をお祈りいたします。
 日盲連では、青山1丁目での盲導犬利用者の事故を受け、東京都内の視覚障害者の鉄道駅での利用状況と「危険と思われる東京都内の駅ホームの緊急アンケート」を実施し、その結果を踏まえ、第1回鉄道駅ホームの安全問題意見交換会と記者会見を開催されました。
 さて、県内の駅はどうでしょうか?私は盲導犬を使い駅を利用しています。盲導犬は訓練所において基本的に利用者の左側を歩くよう訓練されています。
 駅のホームでは混雑しているときとか駅ホームの中ほどに障害物「自販機やいす、エレベーター、階段などが配置されており線路との幅が狭いなど危険なところが多いのも事実です。特に混雑しているときなどは、人などをよけながら移動をしているときに自分の立ち位置を見失うときもあります。
 東京メトロ銀座線、青山一丁目駅での事故のニュースを聞き、ホームでの移動について反省させられました。それまでは階段の脇など狭い通路で自分が線路側を歩いていたときもあったように思いますが、その後は遠回りでも必ずホームの内側を歩くように心がけています。
 盲導犬は点字ブロックとは関係なく左隅を歩く訓練を受けています。ですから、盲導犬が線路側を常に歩くこととしていましたが、以前 「そこに立っていると危ないですよ」盲導犬を連れ、JR甲府駅のホームで電車を待っていたところ、女性から声を掛けられたことがあります。ホームの内側に立って電車を待っていたつもりでしたが、危険箇所を示す点字ブロックより線路側の、ホーム端に立っていました すぐに声を掛けてもらって助かりました。
 私たちは、進行方向を盲導犬の誘導や点字ブロックのほか、音などから判断します。ただ、反響が多いところや人混みなどでは誤りやすいことも多いです。
 一方、ホーム内側を示す内方線付きの点字ブロックの敷設は中央線では山梨、竜王、石和温泉駅の3駅と少ないのが現状。JRでは駅舎建て替えなどに合わせて順次増やす計画だという。身延線は38駅中10駅に設置され、今後増やしていくとのことですが早急の設置が望まれます。
 これからも、電車利用の際は余裕を持った移動を心掛け安全に駅のホームなど利用していきたいと思います。

山視民協から

点字制定記念日に寄せて 事務局長 桜林正司

 本会が加盟している全視協は、今回、「視覚障害者の文字・点字に理解を!」と題する次のようなビラを作成しました。
 11月1日は日本点字制定記念日、そして今年は、1890年の日本点字制定から126年になります。
 最近、運賃表、駅などの手すり、洗濯機、電車内ドアの合わせ目・可動式ホーム柵、缶入り飲料などに点字表示を見かける機会が増えてきました。点字は、視覚障害者の大切な文字であり、私たちは、点字による情報の拡充を求めています。点字は、私たちの生活と社会参加・文化の向上を支えるとともに、視覚障害者と関係者の運動によって、選挙の点字投票、点字教科書、点字郵便の無料化が制度化されて、少しずつではありますが、普及の歩みを進めています。
 しかし、視覚障害者が平等に生活し、社会に参画するために現状はきわめて不十分です。食品の点字表示はほとんどありませんし、レストランや食堂に点字のメニューはまれです。情報の8割以上は視覚情報だとされています。具体的で確定的な情報は文字によります。
 点字を社会に広げる運動に、多くの皆さんにご参加いただきますよう心から訴えます。以上がこのビラの要旨です。
 さて私は60年近く点字に親しむ中で、これまで山梨ライトハウスを始めいくつかの点字図書館を通じ、多くの本を読み、また預貯金の明細や、電話や電気料金のお知らせなど可能な限り点字サービスを便利に利用してきました。確かに先のビラにもあるように日常生活面では、点字の役割は不十分ですが、点字書を読みながらいつも感じることは、音声では聴き取りにくい言葉や、書物の内容を十分理解するのに点字は不可欠であるということと、たくさんの点訳ボランティアの皆さんとそれを支え、普及に携わってくださる図書館職員の方々へ言葉では言い尽くせない大きな感謝です。
 点字を使用されているうるおい読者のみなさまはいかがでしょうか。ご意見をお聞かせください。

ことばのミニ解説

今月は、カタカナ語の中から「カミングアウト」と「アウティング」について調べてみました。

カミングアウトとは、「若い女性の社交界デビュー」「自分の秘密を告白する」という意味があるそうですが、日本では、病気を告白したり自分が同性愛者だったり髪の毛がかつらだったりと、社会の偏見を受ける事があるため自分の中で秘密にしておきたい事を告白するものが多いようです。

アウティングとは、本人の了承なく、第三者に公言してしまうこと。他人の秘密を暴露する事を言います。これも他人の性的特質を他人に暴露してしまうことが多いとされます。少し前の事ですがある大学生が、自分は同性愛者であることを親友に話したところアウティングされ自殺してしまった事件がありました。親友の方は、自分はどのように接していけばいいのか分からず友達に相談したところ広まってしまったようです。

うるおい俳句教室 越石 一彦 選評

井口 貞子
寒暖に迷いて忙し冬囲い
(評)今年は富士初冠雪の日が大月では夏日になるなど、寒暖の差が著しい年になりました。この句を読んでうんうんと頷いている人もきっと多いのではないでしょうか。

好奇心強き三歳宮参り
(評)七五三参りの風景、きっと元気のよい男の子でしょうね。情景から三歳宮参りで季感はわかりますが「宮参り」を「千歳飴」とすると「季語」としてはっきりしそうです。

埜村 和美
柿熟るる大会を待つ合唱部
(評)澄み切った秋の日の合唱コンクールの様子でしょうか。「柿」から「合唱部」への飛躍が見事です。いざ本番、まさに機が熟しました

SLの汽笛尾を引く菊日和
(評)この句も「SL」から「菊」へと展開を図りました。これぞ取り合わせの妙。五感全体で秋を感じている様子が良くわかり、実際の情景が目に浮かぶ佳句です。

加藤  隆
紅葉の良さが心に滲みけり
(評)紅葉を前にして心に感じたままを一句にしたためました。「良さが」と曖昧な表現は避け、「紅葉の薄く心に滲みけり」と具体的に表現するとよいと思います。

高坂 康平
鳥居焼ぶどう祭りに花を添え
(評)勝沼のぶどう祭りの風景ですね。鳥居焼がいよいよ美しさを増してきました。「花を添え」をさらに具体的に、「鳥居焼ぶどう祭りに浮かびをり」とすると焦点がはっきりします。

信濃路で好みのリンゴ買い求め
(評)「信濃路で」を「信濃路や」と切ってみましょう。説明的な表現から詩的表現に変わってきます。

小松 瑛
ばたばたと駆ける子供に秋の風
(評)「ばたばたと駆ける子供」と「秋の風」の取り合わせは新鮮な捉え方だと思います。読者はどう感じるでしょうか。駆け抜けた後の寂しさを強調するなら「ばたばたと駆け抜ける子や秋の風」となりましょうか。

小川 賢治
霜降や空からの声聴いてみる
(評)季節とともに生活している様子がよくわかる自然詠です。冬の訪れを悲愴感ではなく清々しく叙した佳句です。

石井 迪男
舎利殿の屋根そり返る秋の空
(評)秀句です。反り返る屋根と澄み切った秋空の取り合わせが絶妙です。しっかりとした観察から格調高く詠み上げました。

中牧 洋子
物言えぬ子がとめくれし赤い羽根
(評)秀句です。淡々と事実を叙して感想は読者に委ねました。感情的な表現はどこにもありません。俳句はこれでよろしいと思います。

わが家にも縄張り知らせ百舌が来る
(評)俳句の技法としての擬人法が見事に決まった面白い俳句です。「縄張り知らせ」と言い切ったことが奏功しました。

「総評」

 今月も晩秋から初冬にかけての季節感豊かな佳い句に恵まれました。
 今回は、俳句の素材としての取り合わせにおいてとても新鮮な作品が目立っていたと思います。季語を詠うのではなく、季語から思い切って飛躍することは大変難しいことですが、成功すると一句の世界が格段と広がっていきます。これからも「飛躍ある一句」に挑戦していきましょう。
 次回は、もう十二月ですね。一年のなんと早いことでしょうか。年末に向けての一句、楽しみにお待ちしています。

「峡深く暮れんと欲し木守柿」 一彦

それでは、25日締め切り厳守で、ご投句をお待ちしております。

暮らしのヒント

今月の暮らしのヒントは「家庭の火災予防」についてです。

 11月に入り、朝夕の冷え込みが一層厳しくなってきました。澄んだ空気が心地良いですが、冷え込みがつのるにつれて、空気は乾燥してきます。また暖房器具の使用も増えることから、火災件数が多くなります。消防庁によると、暖房器具による火災は近年増加傾向にあるそうです。暖房器具を使用する際には、以下の点に注意をしましょう。

① 暖房器具の置き場所は、燃えやすいものがなく、動線の邪魔にならない場所を決め、なるべく位置を固定して使用するようにしましょう。1台の器具を移動して使うときも、安全に使用できる位置はどこか部屋ごとにしっかり把握しておくことが大事です。

② 器具についたホコリや汚れが原因になって、不完全燃焼や異常燃焼による火災が発生することも考えられます。使用前には、コンセントや付属品などを含め、できるだけキレイに掃除をしましょう。また、たこ足配線はほこりがたまりやすく、発熱を起こし火災へ繋がる危険性があるのでやめましょう。

③ 人のいない部屋で作動していた暖房器具が火災を引き起こすケースもあります。光熱費も無駄になりますから、部屋を離れるときは、エアコンでもストーブでも「OFF」にするルールをご家庭で決めておきましょう。

 火災の原因は暖房器具の点検不足や誤操作など、人為的ミスによるものが多くを占めます。使用開始前には、取扱説明書をもう一度確認しましょう。

新しい図書の紹介

◎デイジー図書

歴史

11-1

清水 幾太郎(シミズ イクタロウ)著 8:45
清水幾太郎 人間の記録 189

内容 オーギュスト・コントの研究が世に認められ、社会学者・評論家としての道を歩んだ著者。少年の頃の思い出、学生運動、結婚など、自身の心の軌跡を綴る。(厚生労働省委託図書)

11-2

土光 敏夫(ドコウ トシオ)著 4:55
土光敏夫 人間の記録 190

内容 昭和の実業家であり、財界人であった著者が、生家の思い出や、社長として経営を再建した東芝のこと、エネルギー問題に取り組んだ話などを綴る。(厚生労働省委託図書)

11-3

南方 熊楠(ミナカタ クマグス)著 8:48
南方熊楠 人間の記録 84

内容 菌類の研究などで知られ、日本民俗学の先駆者でもある著者。彼の著作から、自らの半生を綴った「履歴書」と、自伝的なことが語られた書簡をまとめる。 (厚生労働省委託図書)

社会科学

11-4

佐藤 隆久(サトウ タカヒサ)著 7:31
日米の架け橋

内容 福祉や教育の分野で障害のある人々に多大な影響を与えた、ヘレン・ケラーと塙保己一。この二人の盲偉人が残した輝かしい功績の裏には、周囲の理解と大きなサポートがあった。長年の研究によって集めた資料とともに独自の視点から解説。 (県立図書館委託図書)

11-5

松井 進(マツイ ススム)著 6:25
見えない目で生きるということ

内容 目が悪かろうと頭が悪かろうと、視覚障害者はそれを前提に生きていかなければならない。決して頑張っているのではなく、「見えない目で普通に生きている」だけ…。「当たり前」の生活を綴る。 (県立図書館委託図書)

11-6

THOGO(トーゴー)著 2:07
山梨あるある

内容 東京の隣に位置しながらも関東圏の文化とは一線を画し、独自の道を歩み続けている山梨のあるあるネタを一挙公開。(音訳者 志村 理恵)

11-7

村木 厚子(ムラキ アツコ)他 5:52
女性官僚という生き方

内容 日本的長時間労働の典型だった霞が関が、いま大きく変わろうとしている-。採用・登用政策で女性が大幅に増える霞が関。次官や専門職など様々な女性官僚が、リアルな生き方・働き方を語る。(音訳者 関根 正子)

自然医学

11-8

細川 正夫(ホソカワ マサオ)監修 4:42
食道がんのすべてがわかる本

内容 転移・再発が多い食道がん。より確実に治すには? 発がんのしくみ、進み方・広がり方、症状から、検査、治療方針の立て方、手術、化学放射線療法、治療後のリハビリや食事までをわかりやすく説明。 (厚生労働省委託図書)

11-9

岡 寛(オカ ヒロシ)他監修 4:10
全身を激しい痛みが襲う 線維筋痛症がよくわかる本

内容 最新の知見を満載した、線維筋痛症の入門書。症状や痛みのしくみ、発症のしかた、治療の進め方、治療薬、運動療法などについて解説。よりよく暮らすためのヒントも紹介。(厚生労働省委託図書)

自然医学

11-10

水木(ミズキ)しげる 著 2:42
ゲゲゲのゲーテ

内容 水木しげるの人格形成に多大な影響を与えたゲーテ。そんな賢者の言葉を、水木が何度も繰り返し読んだ「ゲーテとの対話」の中から厳選して紹介する。水木しげるインタビューも収録。(音訳者 桜井凱子)

11-11

石井 好子(イシイ ヨシコ)著 5:28
石井好子 人間の記録 192

内容 フランス・パリでシャンソン歌手としてデビューし、帰国後も日本シャンソン協会を設立するなど、音楽界に貢献した著者が、うたにまつわる思い出を綴る。(厚生労働省委託図書)

11-12

美空 ひばり 著 4:42
美空ひばり 人間の記録 191

内容 天才少女歌手、天才子役として数々のレコードや映画でヒットを飛ばし、戦後の日本人の心を癒し、希望を与えた著者が、デビュー時代からの軌跡を綴る。 (厚生労働省委託図書)

11-13

榎本 健一(エノモト ケンイチ)著 5:50
榎本健一 人間の記録 182

内容 エノケンの愛称で親しまれた著者。オペラで培った音楽センスと独特なギャグの数々、テンポのよさで、新感覚の喜劇を作り上げた「喜劇王」の半生記。(厚生労働省委託図書)

11-14

ミヤコ 蝶々 著 8:58
ミヤコ蝶々 人間の記録 183

内容 一座の座長として7歳から芸の道に入り、舞台女優として活躍。タレントとしても名を博し、上方漫才と喜劇界を支えてきた著者が、自身の半生を綴る。(厚生労働省委託図書)

11-15

岡本 綾子 著 8:05
岡本綾子 人間の記録 193

内容 日本女子ゴルフ界の基礎を築いた第一人者である著者が、プロゴルファーへの道、プロの世界の厳しさ、ツアーのエピソード、腰痛との闘いなどを綴る。(厚生労働省委託図書)

文学

11-16

飯野 文彦(イイノ フミヒコ)著 9:12
ゾンビ・アパート

内容 「ねえ、4号室の山本さんって、何者なの」 アパート、演芸場、深夜の山奥、学校、警察病院…。いつかあなたは「それ」に出会う。モダン・ホラーの鬼才が描く、9つの恐怖。『獅子王』掲載ほかを単行本化。(音訳者 佐藤 美代)

11-17

五木 寛之 著 9:44
親鸞 完結篇(下)

内容 人間親鸞、ついに完結!信心と家族愛の間でゆれ動く、親鸞の真の姿。東国へ向かった息子と、地元の弟子たちとの対立とは!(音訳者 横内 藤子)

11-18

野坂 昭如(ノサカ アキユキ)著 8:43
野坂昭如 人間の記録 188

内容 CMソングの作詞やコント・テレビの台本を書くなど、多彩な才能を発揮し、幅広く活躍する著者が、養父母の思い出や戦時下の話など、その半生を綴る。(厚生労働省委託図書)

11-19

埴谷 雄高(ハニヤ ユタカ)著 7:29
埴谷雄高 人間の記録 181

内容 小説家であり評論家であった著者が、ロシア文学の読書遍歴や、少年期から文学的原風景となった戦前・戦中期の左翼体験や獄中体験などを綴る。(厚生労働省委託図書)

11-20

堂場 瞬一(ドウバ シュンイチ)著 12:01
暗い穴

内容 連続強盗事件で逮捕された相沢が「桧原村に死体を埋めた」と自白。供述通り遺体は発見されたが、近傍から死亡時期の異なるもう一つの遺体が見つかり…。謎の真相を、追跡捜査係の西川と沖田は掴むことができるのか。(音訳者 祢津 彩子)

11-21

折口 良乃(オリグチ ヨシノ)著 6:22
探偵事務所ANSWER

内容 女性に覗き見されている-。女子大生の響子は、怪しさ満点の探偵事務所ANSWERを訪ねるが、所長の明石屋は「お前は当たりだ」と言い放ち…。一見不可解に思える現代の都市伝説をイケメン霊能探偵がシニカルに解き明かす。 (音訳者 岡 澄子)

11-22

大村 智(オオムラ サトシ)著 3:46
自然が答えを持っている

内容 2億人の命を救った男を育んだものは、小さな自然あふれる故郷と愛する芸術だった-。世界的科学者・大村智が自身の原点を綴ったエッセー集。ストックホルムでのノーベル賞受賞講演も収録する。(音訳者 原野由美子)

◎点字図書

総記

11-1

小国 綾子(オグニ アヤコ)著 全2冊
?(疑問符)が!(感嘆符)に変わるとき

内容 新聞記者ってどんな仕事?など、女性新聞記者がその質問に答えます。「できることで、できないことがある。できないことで、できることもある」ということを信じられる仕事だと。(厚生労働省委託図書)

歴史

11-2

JTBパブリッシング 編 全3冊
ココミル 伊勢 志摩

内容 お伊勢まいりや昔町巡り、風景などが魅力の伊勢志摩のみどころ、グルメ、みやげを紹介。(寄贈 ワコール労働組合)

11-3

大谷 美和子(オオタニ ミワコ)著 全2冊
神谷美恵子(カミヤ エミコ)

内容 ハンセン病の患者に寄り添い、人間の存在意義を考察し、「生きがい」ということばを創出した神谷美恵子のこころの軌跡を描く。(厚生労働省委託図書)

社会科学

11-4

金子  修(カネコ オサム)文 全1冊
みつけちゃ王 てんじ手作り絵本

内容 人々がみんなで喜ぶことをみつけて暮らしている、みつけちゃ王国。いつも前向きに考える王さまといっしょに、工夫する楽しさや、視覚障害者のためのデザインなどをみつけてみましょう。点字を併記した楽しい絵本。(県立図書館委託図書)

11-5

総務省法令データ提供システム 全1冊
私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律
サイバーセキュリティ基本法 都市農業振興基本法

内容  平成26年11月27日公布の「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」、平成27年9月30日改正の「サイバーセキュリティ基本法」、平成27年4月22日公布の「都市農業振興基本法」を収録。(厚生労働省委託図書)

11-6

総務省法令データ提供システム 全1冊
障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律施行令 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律施行規則 障害者差別禁止指針  合理的配慮指針 他

内容 表題ほか、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本方針」「国土交通省所管事業における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針」を収録。(厚生労働省委託図書)

11-7

務省法令データ提供システム 全1冊
空家等対策の推進に関する特別措置法 建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律

内容  平成26年11月27日公布の「空家等対策の推進に関する特別措置法」と、平成27年7月8日公布の「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」を収録。(厚生労働省委託図書)

11-8

総務省法令データ提供システム 全2冊
不正競争防止法 不当景品類及び不当表示防止法

内容 平成27年7月10日改正の「不正競争防止法」と、平成26年11月27日改正の「不当景品類及び不当表示防止法」を収録。(厚生労働省委託図書)

文学

11-9

ニール・ゲイマン 著 全5冊
墓場の少年

内容 ある夜、一家が殺害された。たったひとり、生き残ったよちよち歩きの赤ん坊が迷い込んだのは、真夜中の墓地。この日から、墓地の幽霊たちの愛情溢れる、世にも奇妙な子育てが始まった…。幽霊に育てられた少年の冒険と成長を描き、カーネギー賞とニューベリー賞をダブル受賞した、ゲイマンの最高傑作。 (厚生労働省委託図書)

11-10

田中 章義(タナカ アキヨシ)著 全1冊
十代に贈りたい心の名短歌100

内容 日本人なら知っておきたい名歌や若い人の共感を呼ぶ作品を万葉の時代から現代まで、厳選してご紹介します。 (厚生労働省委託図書)

11-11

斉藤 洋(サイトウ ヒロシ)著 全2冊
西遊記 11 火の巻

内容 三蔵法師一行は、火焔山という火の山を越えなければ、西へ進むことができない。火を消すためには、芭蕉扇という扇が必要だ。孫悟空は扇を借りるため、山の洞窟に向かうが、そこにいたのは、悟空に深い恨みをもつ者だった…。世界最強のファンタジー・アドベンチャー「西遊記」第11弾! (厚生労働省委託図書)

11-12

オルレブ・ウーリー 作 全4冊
太陽の草原を駆けぬけて

内容  1941年、ロシア占領下のポーランドに暮らしていた5歳のエリューシャと家族は、戦争で故郷を追われた。母や姉弟とともに、たどり着いたのはカザフスタンの小さな村。少年は新しい友だちをつくり、言葉をおぼえ、狩りをならい。たくましく成長していく。終戦後イスラエルへ渡るまでの波瀾の歳月を、実話をもとに描く。(厚生労働省委託図書)

11-13

ヘス・カレン 作 全2冊
リフカの旅

内容 1919年、ロシア兵の迫害をのがれアメリカを目指すユダヤ人の一家。12歳の末娘リフカは途中かかった病いのため一人ヨーロッパに足止めされる……。アメリカ入国までの困難と不安や夢を、故郷に残った大好きな従姉に宛てた手紙で綴る。2012年フェニックス賞受賞作。(厚生労働省委託図書)

11-14

斉藤 洋(サイトウ ヒロシ)文 全2冊
<シェイクスピア名作劇場1> ハムレット

内容 夜ふけに現れる亡き国王の幽霊。 父を暗殺した犯人を知った王子ハムレットは、思い悩み、あの有名なセリフをつぶやく。 陰謀、ロマンス、策略、嫉妬……そして復讐。人々を魅了する要素が すべて織り込まれた「あらゆる文学の祖」といわれるシェイクスピア作品。その中でも四大悲劇のひとつ「ハムレット」を名ストーリーテラー、斉藤洋が十代から大人まで楽しめる文章で小説化。(厚生労働省委託図書)

◎デイジー雑誌

厚生労働省 委託 声の広報 厚生 2016年9・10月号 1枚

◎テープ雑誌

厚生労働省 委託 声の広報 厚生 2016年9・10月号 1巻

◎点字雑誌

全国盲ろう者協会 寄贈 協会だより No.27 2016年8月14日 1冊
厚生労働省 委託 平成26年 社会福祉施設等調査の概況 1冊
厚生労働省 委託 平成26年 福祉行政報告例の概況 1冊
厚生労働省 委託 点字 厚生 257号 2016年9・10月号 1冊

≪用具部からのお知らせ≫

 秋も深まり季節の移り変わりを肌で感ずる今日この頃となりましたが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
 今月は、白い杖愛護月間です。これにちなみ、日ごろからご愛用頂いている白杖の使用上の注意点やお手入れ方法をご紹介します。

1 手で握る部分(グリップ)のお手入れ
ゴムグリップの巻いてある杖は、2~3か月に一度くらいは、中性洗剤をスポンジに含ませて洗い、陰干しをして下さい。また、夏など手汗をかいた場合は、ベビーパウダーを薄くつけると良いでしょう。
2 白杖の柄(シャフト)
携帯用は、4~7本のシャフトから出来ています。路面の凸凹の衝撃は、シャフトのつなぎ目で吸収されます。シャフトに触って分かるヒビが入っていたら修理が必要です。
また、つなぎ目にほこりなどが付着したまま、抜き差しすると、傷が付き、抜きにくくなったりしますので、折りたたんでいる際は、専用の巾着などの袋にいれると良いでしょう。
1本に組み立てる際は、上から一本一本丁寧に差し込みましょう。束ねた杖をパタパタと床へおろし、トンと石突をついて一本にされる方がいますが、シャフトのつなぎ目に細かい傷がつきますので、注意しましょう。
3 折りたたみ杖の中ゴム
日常の注意点としては、折りたたむ際は必ず、杖の真ん中に近いシャフトから折り、たたんで下さい。こうしてたたむと均等にゴムが伸びますから、ゴムのもちが良くなります。冬は、出来れば温かい部屋で、1本にしておくことが理想です。杖にとって折りたたんでいる時が、ゴムが一番伸びているので、長い間折りたたんだままにしておくことは、避けたいものです。
4 石突
石突は、常に路面へ接する所ですから、一番消耗します。
石突のほとんどは、ナイロンで出来ています。寒い冬は、温度差で割れることもあります。出来れば、いつでも変えられるように予備が手元にあるといいですね。

 11月は白い杖愛護月間です。ご自分の杖の日ごろの使い方を見直し、点検してみてはいかがでしょうか? 
ライトハウスにお持ち頂ければ、ユーザーさんの代わりに点検をしますので、どうぞ。なお、ご来館の際は、必ずお電話をお願いいたします。