広報誌「うるおい」第318号 2016年9月20日発行

目次 山梨ライトハウスから皆さんへ山視協から山視民協からことばのミニ解説うるおい俳句教室暮らしのヒント用具部からのお知らせ
新しい図書の紹介 デイジー図書マルチメディアデイジー図書録音図書(一般CD)点字図書デイジー雑誌テープ雑誌点字雑誌

ライトハウスから皆さんへ

富士吉田市立看護専門学校での講義を終えて
山梨ライトハウス歩行訓練士 野中 健

 過日、富士吉田市立看護専門学校に於きまして「視覚に障害がある方の手引き」というテーマで講義をする機会を与えて頂きました。
 学生の皆さんにはアイマスクを用いた疑似的な障害体験を通じて、視覚に障害のある方を手引きする際にどのような声掛けや動きが分かり易いのかを考えるきっかけを掴んでもらいたいと考えていました。
 当日はちょうど“梅雨の晴れ間”といった具合で実技をするには大変な陽気でしたが、「アイマスクを付けたまま歩く」という特別な体験に高揚していたのでしょうか、疲れた様子は見せず私の話に興味を持って聞いていたように感じました。実技中も学生同士で活発に感想や意見を交換する姿が見られ、講義を進めながら正直ほっとしておりました。
 学生の皆さんには、手引きの方法を学んでもらうのも勿論良いのですが、視覚障害の方が困っていたときに「どうされましたか」「何かお手伝いしましょうか」といった相手を思いやる一言をかける、そのきっかけになったならどんなに素晴らしいだろうと考えておりました。
 学生の大半は山梨県出身でしたので、「将来皆さんが務めた先で目の不自由な方を見かけたなら、今回の経験でどんなことを感じたか思い出してみて下さい」と言って講義の結びとさせて頂きました。地道な活動ではありますが、県内在住の視覚障害の方々にとってより暮らしやすい社会を目指す、その一助となれば嬉しく思います。

 (前号の山視協藤野様の手記を読ませていただきました。将来看護師の仕事に就く学生へ、視覚に障害を持つ方々を理解していただくため、ライトハウスでは上記のような取り組みを始めています。視覚に障害があっても安心して看護が受けられ、療養出来ることを願っています。)

お知らせ

第29回三団体交流秋季大運動会

日 時 平成28年10月2日(日) 午前9時~午後3時
場 所 山梨県立盲学校グラウンド 雨天同体育館
内 容 綱引き 味覚の秋 福拾いなど11種目

第62回白い杖愛護運動月間行事
① 白い杖・盲導犬キャンペーン

日 時 平成28年11月1日(火) 午前7時30分~8時30分
場 所 甲府駅南口及び北口 他郡内地区2ケ所
内 容 啓発パンフレットとふれあいの鈴などの配布、広報車による甲府市内での啓発活動

②白い杖福祉の集い

日 時 平成28年11月6日(日) 午前10時~11時30分
場 所 山梨県立盲学校体育館
内 容 奉仕者知事表彰
白い杖愛護作文・生活体験文表彰
最優秀作文発表
*甲府駅からの送迎の時間帯については、10月11日からのテレフォン情報222-1122をお聞き下さい。

③山梨ライトハウス福祉祭

日 時 平成28年11月6日(日) 午前11時30分~午後3時
場 所 青い鳥成人寮前庭
内 容 ふれあい広場 朗読 リズムダンス 合掌 お楽しみ抽選会 屋台コーナーふれあい体験広場 囲碁教室 点字ミニ講座など

山視協から

視覚障がい者の歩行の手助けについて  理事 酒井弘充

 地下鉄銀座線の駅で、先月盲導犬を連れた視覚障がい者の男性がホームから転落して、お亡くなりになるというとても悲しい事故がありました。ここに心からご冥福をお祈りいたします。
 私はこの痛ましい事故を考えてみた時、ふたつの大きなポイントがあるように思えます。それは周囲の声かけのタイミングと視覚障がい者本人の方向感です。
 これまで盲導犬の各種啓蒙活動によって、「かわいぃ~」と言ったり、頭をなでたりしてはいけません。犬の集中力を奪わないように。見守っていてください。という話が周知されていく過程で、誤解を生じるように広まってしまったのではないでしょうか。
 確かに、歩行中に盲導犬を見つめたり、呼んだり、体を触られることはとても困ります。でも、盲導犬を連れている視覚障がい者当人には声をかけていただきたいのです。
 そして、本当に危ないときはためらわずに「危ない!」と叫んだり、場合によっては腕をつかんでいただきたいのです。
 盲導犬も人も完璧ではありません。時には勘違いをしたりボーッとしたりすることもあります。盲導犬にもカバーしきれない場面はたくさんあるのです。
 盲導犬を連れているから大丈夫だろうと判断せず、日頃から盲導犬と一緒に歩いている視覚障がい者の方へ「お手伝いは必要ですか?」等と積極的に声をかけてください。
 声をかけるといえば、白杖歩行をしている視覚障がい者もおなじです。特に慣れていない場所では、声をかけていただいたことで助かる場面がとても多いです。そして、忘れていただきたくないのは、案内を終えて立ち去る時は、その旨を伝え、 今いる位置や体が向いている方向を教えていただきたいことです。
 視覚障がい者は自分の立ち位置やどの方向を向いているかを把握するのが難しく、逆にそれが少しずれてしまうだけで迷ってしまうことが多々あります。
 私も先日、甲府駅バスターミナル1番のりばでバスを待っていると、かなり遠く離れた所にバスが停車しました。行き先案内は流れていましたが、遠いので聞き取れません。ラルフとバス乗り口まで行き、運転手さんに尋ねると、自分の目的のバスではありません。そこでUターンをして元の場所へ戻ろうとしたところ、方向がわからなくなり、のりばが見つかりません。車がすぐ横を通る中、ラルフと一緒にロータリーの中を迷ってしまいました。
 親切な女性の方に手引きをしてもらい難を逃れましたが、後で振り返りますとバスが離れていただけでなく、出発しやすいようにかなり斜めに停車していたため、バスを降りて反対へ向きを変えた時、元の方向を失い、ラルフにのりばを探させながら歩きましたが、分からなくなってしまったようです。
 一方、声をかけていただくことがかえって支障になる場面もあるのです。よく知っている道を歩く時は、周囲の情報を耳で集め、方向を確かめ、目印となる道の凹凸を探しつつ集中して歩いています。
そんな慣れた道を迷っていない時に、バスの時間を気にしながら急いでいる場面での、声かけがかえって支障になることもあるのです。声をかけていただいた人の方へ顔を向けることで、方向感がわずかにずれ、その後迷ってしまうこともあります。
 では、いつ声をかければ、どうしたらいいのでしょう。それはやはり視覚障がい者を観察していただき、スムーズに歩いているようであれば見守る。危ないときや行ったり来たり周囲の様子をうかがっているようなら声をかけることではないでしょうか。
 そして、場合によっては、大変失礼ながら声をかけられても顔を向けられない時もあるということを広く世の中の方が知っていただくことではないでしょうか。
 お互いの都合を分かり合う。それが本当の共生社会につながるものだと思います。

山視民協から

視障者の実態を知らせ・あはき法19条を守ろう 副会長 伊東一敏

 今号は、視障者の職業と生活に関わる問題についてお伝えします。
 平成医療学園とその設置校である宝塚医療大学・平成医療専門学校・横浜医療専門学校・福島医療専門学校は昨年の12月中に請願あんまマッサージ師指圧師(あま指師)養成施設の認定申請を行ったところ、厚労大臣は、あんまマッサージ指圧師・はり師・灸師法(あはき法)の19条の規定によりこれを不認定にしました。
 これに対し平成医療学園らは、19条は憲法22条の職業選択の自由などに違反しているとしてこの不認定処分を取り消すことを求め、国を相手に裁判を東京・大阪・仙台の地裁に起こしました。
 19条とは、「視障者の生計の維持が著しく困難とならないよう、厚生労働大臣又は文部科学大臣が必要と認めたときは、医道審議会の意見を聞いた上で、あマ指師学校の非認定をすることができる」と書いています。
 ただし、19条が学校設置者の職業選択の自由を制限するため、視障者の職種が拡大してマッサージ等職種に依存する必要がなくなるまでの間または視覚障害者の所得保障水準が向上してマッサージ等職種に依存する必要がなくなるまでの当分の間の措置とする。
 ところが医療学園らは19条を撤廃する理由として、視障者の職業としてコンピューター関連の仕事など職業選択が開けているので、あはき師を履修する生徒は激減している。視障者の雇用環境は大きく変化して職業選択の道は大きく広がりつつある。
 障害者の年金制度も拡充されているなどと言っており、マッサージに頼らなくても生活ができる。だから19条は必要がなくなった、職業選択の自由を認めろと言う主張です。
 こんな視障者の現実を無視した暴論と主張を認めたら、こうした養成施設が各地につくられ、視障者の仕事と生活を著しく困難にする多くの晴眼マッサージ師が生み出されていきます。
あはき以外に生活手段を持てない多くの視障者の厳しい実態を多くの人たちに知らせ、あはき法19条を守るために国を支援してこの裁判に勝利しなければなりません。そのために、全視協と日盲連が協力して運動を進めていくことになりました。裁判は9月から始まりました。

ことばのミニ解説

今月は有名人が言った名言集ランキングの中から「人生の名言」と「夫婦の名言」を紹介したいと思います。

人生の名言より(アインシュタイン)
 「挫折を経験した事がない者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ。」「過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望をもつ大切なことは、何も疑問を持たない状態に陥らないことである。」
おとなしく、きまじめな性格のアインシュタインらしい言葉ですね。アインシュタインは、自分は天才であるといささかも思っていなかったようです。
(太宰治)
「疑いながら、ためしに右に曲がるのも、信じて断乎(だんこ)として右へ曲がるのも、その運命は同じ事です。どっちにしたって引き返すことは出来ないのだ。」「学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなのだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。」太宰治の作品は、共感を持つ内容、人柄に魅力を感じる人が多いようです。

夫婦の名言より(グレタ・ガルポ)
「結婚をしないで、なんて私は馬鹿だったでしょう。これまで見たものの中で最も美しかったものは、腕を組んで歩く老夫婦の姿でした。」こんな夫婦でいたいものです。
(グレタ・ガルポとはハリウッド映画女優です)
(瀬戸内寂聴)
「同床異夢(どうしょういむ)とは同じ布団で寝ていても同じ夢はみられないことです。愛の情熱は三年位しか続きません。夫婦は苦楽を共にして愛情を持ち続けるのです。」この言葉に共感するひとは多いのではないでしょうか。

うるおい俳句教室 越石 一彦 選評

井口 貞子
たたく窓開きてうれし風の秋
(評)暑かった夏も終わり、爽やかな秋風が窓をたたく様子を一句にしました。「うれし」と直接的な感情表現はなるべく我慢して「秋風のたたきし窓を開きけり」と事実だけを述べて「うれし」は一句の最後に隠しておくと奥行きのある句になります。

孫自慢できて幸なり秋夜長
(評)秋の夜長にお孫さんの自慢話をしている幸せなひと時を素直に表現しました。「夜長」だけで秋の季語となりますので「孫自慢できて幸なる夜長かな」と詠嘆するとさらに幸せ感が伝わってきます。

埜村 和美
新涼や父に揃える庭草履
(評)秀句です。父のために真っ直ぐに揃えた草履に初秋の涼しさを感じ取った埜村さんの感性は素晴らしいと思います。切れ字の「や」がよく効いています。

鈴の音空へ吸われし秋遍路
(評)澄み切った青空へお遍路の鈴の音が拡がっていく様子がよく出ています。「空へ吸われし」はややオーバーな表現ですので「鈴の音空へ奏でる秋遍路」くらいでいかがでしょうか。

加藤  隆
紙芝居読みの見事や処暑の風
(評)「処暑」は立秋から十五日目にあたる二十四節気の一つです。どことなく感じる秋の微妙な気配に紙芝居の澄んだ声が漂っているという、この取り合わせの妙がとても見事な一句となりました。

高坂 康平
夏の夜は寝不足つもるオリンピア
(評)「夏の夜は」を「夏の夜や」と切るとオリンピックの夜が一層強調されます。

墓参り友の墓石に酒をかけ
(評)生前に酒を酌み交わした友への思いがよく表れています。「友の墓石に」で墓参りとわかりますので、思い切って季語を替えて「いわし雲友の墓石に酒をかけ」などとすると句柄がさらに拡がりそうです。

夏涼し河鹿ごろごろ尾白川
(評)「涼し」だけで夏の季語となります。「河鹿」も夏の季語です。「夏涼し」を別の言葉に替えてみましょう。

小川 賢治
山の日にはじめての朝迎えけり
(評)「山の日」を季語としてさっそく一句、小川さんやりますね。順番を入れ替えて「はじめての「山の日」の朝迎へけり」とすると云いたいことがはっきりと伝わります。祝日とわかるよう山の日は「カギカッコ」で括ってみましょう。

夏休み子どもの声を聞いて起きる
(評)五七六になってしまいました。「夏休み子どもの声に目覚めけり」これで五七五になりました。

古屋  保
思い出や母の団子の月見かな
(評)懐かしいですね、母の作る月見団子。私の家では一個がかなり大きく、団子というよりむしろ饅頭のようでした。この句には切れ字が二つ入ってしまいましたね。一句に原則切れ字は一つ。焦点をはっきりさせるためです。「思い出の」とすると月見に焦点が合います。

石井 迪男
慈しみ満ちてぶどうの房重し
(評)秀句です。先月は「三伏」という難しい季語を「犬の舌」で象徴した石井さん。今回は「慈しみ」という情緒を、実り豊かな「ぶどうの房」で受け止めました。一句の奥に自然の恵みへの感謝の気持ちがしっかりと隠れていて見事な作品です。

中牧 洋子
かがり火に若き鵜匠の影揺れる
(評)先月は、まねきんの浴衣帯を「折り紙のような」と表現した中牧さん。今回は生き生きとした若き鵜匠の姿をかがり火の影で表しました。先月と同様に頭の中だけでは作れない一句です。対象をしっかりと捉えています。

「総評」

 立秋を過ぎてまだまだ暑い日が続いています。しかし、皆さんの俳句からはすでにしっかりと秋の訪れを感じ取っている様子がよくわかります。それは「季語」が生きているからだと思います。よく、「季語」が動く、動かない、と言いますが、皆さんの俳句はどれも季語が大切に扱われていて一句の中心を成しています。ですから季語は動きません。「季語」が生きているということは「季感」がしっかりしているということ。これは「うるおい俳句」の伝統でしょうか、とても素晴らしいことだと思います。
次回はもう秋本番といった頃でしょうか。秋ならではの一句、楽しみにお待ちしています。

「甲斐路かな海遥かなるいわし雲」 一彦

それでは、25日締め切り厳守で、ご投句をお待ちしております。

暮らしのヒント

今月の暮らしのヒントは「非常食の備蓄方法について」です。

 皆さんは、「ローリングストック法」という言葉を知っていますか。ローリングストック法とは、災害などもしもの時に備えて買い揃えた備蓄食を定期的に食卓に並べて消費していき、消費した分をその都度買い足ししていくという備蓄方法で、内閣府の防災情報ページでも紹介されました。
 非常食として、缶詰などの長期保存が効くものを揃えているご家庭は多いでしょうが、買いっぱなしで、管理に目が行き届かず、いざという時に賞味期限が切れていて使いものにならないということがよくあるそうです。
ローリングストック法では普段から備蓄食を食べる機会があるため、緊急時に備蓄食を食べる際の不安も少なく、防災に対する意識も普段の生活の中で家族全員が自然と共有できます。また、食糧を定期的に消費することから、賞味期限は1年保管できれば十分とされ、普段食べているレトルト食品も備蓄食の候補に入れることができ、食事のバリエーションが増えるのでおすすめです。
 ローリングストック法では、冷蔵庫やキッチン周りに保管している食糧を合わせて、まず1人1週間分の食糧を想定します。1週間分の全てを備蓄食で補うのではなく、最初の2日間は冷蔵庫、冷凍庫内のご飯やパン、野菜、冷凍食品等を食べ、3日目以降からは乾物やインスタントヌードル、レトルト食品、フリーズドライ食品などの備蓄食を食べて1週間を凌ぎます。
 また、食材とともに必要となるのが、水とカセットコンロ、ボンベです。これらは取り出しやすい場所に置いておくと慌てません。いざという時に備えてご家庭の備蓄方法を一度見直してみてはどうでしょうか。

新しい図書の紹介

◎デイジー図書

哲学

9-1

石井 ゆかり 著 3:58
愛する人に。

内容 星占いWebサイト『筋トレ』主宰の著者が、約10年間の星占いで、多くのユーザーから寄せられた相談に「返信」として、愛に関する15のテーマを綴る。(音訳者 小林 直美)

社会科学

9-2

日盲社協書籍製作委員会 編 6:55
国際協力のパイオニアたち

内容 途上国の視覚障害者に対する日本の国際協力は、過去50年間で大きく広がり、高い成果をあげている。執筆者7名は、協力事業に直接関わっており、事業を始めたきっかけ、苦労話、喜び、課題などが収録。(寄贈 日盲社協)

文学

9-3

熊谷 達也(クマガイ タツヤ)著 7:55
微睡み(マドロミ)の海

内容 2010年春、東北の港町の美術館で働く笑子が身を投じたのは、元担任と元教え子、二人の男性との激しい性愛。在りし日の「被災地」の姿と生命を燃やして恋する男女の姿を描いた、肉体の純愛小説。(音訳者 佐々木 泰子)

9-4

西村 賢太(ニシムラ ケン太)著 3:30
無銭横町

内容 古書店に通いつめる若き日の貫多。田中英光の初版本や手紙を購うため、日雇い仕事に精を出すのだが。彩り豊かな六篇を収録。(音訳者 志村 理恵)

9-5

橋本 長道(ハシモト チョウドウ)著 7:56
サラは銀の涙を探しに

内容 人は、「才能」を超えて、どこまで自分と闘い続けられるか。コンピュータ将棋と人間との対局を織り交ぜつつ、人類の限界を超えて勝負に身を投じる棋士の姿を描く。(音訳者 田中 由貴子)

9-6

村田 沙耶香(ムラタ サヤカ)著 3:29
コンビニ人間

内容 コンビニ店員としての時間だけが、私を「正常」にする。人間の本質に切り込む衝撃作。(音訳者 佐々木 泰子)

9-7

冲方 丁(ウブカタ トウ)著 4:11
もらい泣き

内容 やるせない気持ちと和解するために。冲方丁が贈る、心の処方箋。実話を元に創作した感涙のショートストーリー&エッセイ33編を収録する。(音訳者 小泉 進)

9-8

姫野(ヒメノ)カオルコ 著 6:43
部長と池袋

内容 表題作をはじめ、「慕情と香港と代々木」「青春と街」など、ある光景の中の思い出、旅情を綴った作品と、アイロニカルな「巨乳と男」などの作品を収録。(音訳者 河口 恵)

9-9

熊谷 達也(クマガヤ タツヤ)著 7:26
ティーンズ・エッジ・ロックンロール

内容 2010年、宮城県仙河海市。軽音楽部の扉を叩いた高校生・匠は運命の少女と出会った。彼女の存在に刺激され、匠は一つの目標を見つける。地元の縁を巻き込みながら少年たちは成長する。そして、3月11日。愛する故郷、大好きな音楽、憧れの恋、訪れるあの“波” (音訳者 加藤 昌子)

◎マルチメディアデイジー図書

歴史

9-1

石井 栄二(イシイ エイジ)著 28:07
書きこみ教科書詳説世界史 世界史B

内容 「詳説世界史 改訂版」に準拠した自習用テキスト。教科書の記述にそって歴史の流れをつかみながら、同時に重要な歴史用語をおぼえることをめざして編集。(厚生労働省委託図書)

社会科学

9-2

川井 竜介(カワイ リュウスケ)著 5:12
社会を生きるための教科書

内容 アパートの契約から、税金や社会保険の手続き、労働条件の確認に結婚や子育て、親の介護や生命保険、お金の管理まで。学校では教えてくれないけれど、社会人になると必要な知識をわかりやすく解説。(厚生労働省委託図書)

9-3

ブリジット・ラベ 他 著  
じぶんと他人

内容 おやつを食べるように気軽に楽しく、哲学にふれてみませんか? 身近な例を用いて「じぶん」と「他人」のかかわりについて考える。(厚生労働省委託図書)

9-4

杉山 由美子 著 4:00
今からはじめる!就職へのレッスン

内容 働いていく上での心がまえと姿勢とは? 就職が決まった学生、学生の就職を支援する人、企業の採用担当者、専門家へのインタビューとともに、今からはじめることができ、働くことを考えるときに役立つレッスンを紹介。(厚生労働省委託図書)

9-5

福井 公子(フクイ キミコ)著 3:58
障害のある子の親である私たち

内容 障害がある人は家族が面倒をみて当たり前。社会の「障害者の親」に対する眼差しは、多くの親たちを疲弊させている。重い自閉の子をもつ著者が、親たちの息苦しさとその解き放ちの物語を記す。(厚生労働省委託図書)

工業工学

9-6

高野 紀子(タカノ ノリコ)作 2:26
テーブルマナーの絵本

内容 親も子も知っておきたい和食・洋食・外食のテーブル作法を、わかりやすく紹介。(厚生労働省委託図書)

芸術

9-7

入江 宗敬(イリエ ソウケイ)著 2:42
実践!はじめての茶会

内容 茶会の約束事、1月から12月までの月々の趣向などを紹介するとともに、うち解けた茶会を催すことの楽しさも伝える。(厚生労働省委託図書)

語学

9-8

森山 卓郎(モリヤマ タクロウ)著 5:31
コミュニケーションの日本語

内容 プレゼンテーションや日常会話で、自分の思いをきちんと伝え、相手をしっかり受けとめる“伝え合い”を豊かにするための楽しいヒントを収録。(厚生労働省委託図書)

9-9

佐々木 昭則(ササキ アキノリ)著 10:24
大学院入試小論文の書き方

内容 大学院、社会人大学院、法科大学院入試など、文系・理系のジャンルを問わず、どの類型にも応用できる共通の論述のルールを中心に、小論文の書き方を解説。(厚生労働省委託図書)

※ご紹介しましたマルチメディアデイジー図書は、パソコンで再生すると、音声の他に文字や画像を同時に表示できるので、弱視や学習障害の方々に活用頂けます。今回のマルチメディアデイジー図書には、予め「EasyReaderExpress」(簡易再生ソフト)が付加されていますので、このソフトを利用してパソコンで再生できます。

◎録音図書(一般CD)

哲学

9-1

藤枝  宏壽(フジエダ コウジュウ)著 CD2枚
老いて聞く安らぎへの法話

内容 「安らぎと満足」はいずこに?こころ豊かな「安らぎと満足」はいずこに?本書は、やさしくそんな世界を与えてくれる。(寄贈 安らぎ法話ダーナの会)

◎点字図書

哲学

9-1

岸見 一郎 著 全5冊
アドラー人生を生き抜く心理学

内容 トラウマを振り切り、強い意志と勇気と希望をもって、人生を力強く生き抜いていこう! 明白でしっかりした理論と実践が調和する、アドラーの「個人心理学」の真髄を、その人生と織り合わせながら紐解く。(点訳者 松浦 敬子)

9-2

やました ひでこ著 全2冊
捨てる勇気!

内容:居心地のいい「引き算」生活で、人生に“ゆとり”と“ごきげん”がやってくる。「断捨離」の著者やましたひでこが、「引き算」のある暮らしについて綴る。(点訳者 天野 宰子)

社会科学

9-3

日盲社協書籍製作委員会 編 全3冊
国際協力のパイオニアたち

内容  途上国の視覚障害者に対する日本の国際協力は、過去50年間で大きく広がり、高い成果をあげている。執筆者7名は、いずれも協力事業に直接関わっており、事業を始めたきっかけ、苦労話、喜び、課題などが収録。(寄贈 日盲社協)

9-4

吉田 文和(ヨシダ フミカズ)著 全4冊
政治のキホン100

内容 政治家や役人は何をしているの? 国会や内閣の仕組みって? 政党どうしの関係は? 新聞やニュースは難しすぎるという人のために、難しい用語も丁寧に解説。 (厚生労働省委託図書)

9-5

総務省法令データ提供システム 全2冊
社会保険労務士法

内容 社会保険労務士の制度を定めて業務の適正を図り、事業の健全発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的とした法律。(厚生労働省委託図書)

9-6

総務省法令データ提供システム 全2冊
学校教育法 学校教育法施行令

内容 平成27年6月26日改正の「学校教育法」と、平成27年12月16日改正の「学校教育法施行令」を収録。(厚生労働省委託図書)

医学

9-7

内山 真(ウチヤマ マコト)著 全3冊
睡眠のはなし

内容:なぜ眠くなるのか、どうして夢を見るのか、どのくらい眠れば健康的なのか…。素朴な疑問から、不眠、睡眠障害、うつ病まで、臨床の現場に立つ第一人者が最新成果を踏まえて人間学的にアプローチする、睡眠学入門の決定版。(点訳者 安原 久美子)

芸術

9-8

大村 智(オオムラ サトシ)著 全2冊
人生に美を添えて

内容:ヒーリング・アートの先駆け、海外の美術館巡り、追憶の女流画家たち…。世界的科学者であり、女子美術大学名誉理事長でもある著者が、「美」との触れあいについて綴る。月刊誌『美術の窓』連載に加筆・修正し単行本化。(点訳者 清水 みち子)

文学

9-9

宗田  理(ソウダ オサム)著 全1冊
ぼくが見た太平洋戦争

内容 勤労学徒450名が犠牲になった豊川の大空襲、救助が来なかった三河の大地震、食糧不足で空腹、ダニやシラミとの闘い、B29の機銃掃射…。太平洋戦争の戦時下、愛知県で中高時代をすごした著者が、戦争体験を語る。(厚生労働省委託図書)

9-10

フィリップ・リーヴ 作 全2冊
オリバーとさまよい島の冒険

内容 オリバーは、行方不明になった両親を探すため海の冒険に出かける。イギリスの人気童話作家がおくる奇想天外アドベンチャー。(厚生労働省委託図書)

9-11

E・ネズビット 作 全1冊
メリサンド姫 むてきの算数!

内容 昔、人間と妖精が一緒に暮らしていた頃、ある国にかわいらしいお姫さまが生まれ、メリサンド姫と名づけられましたが……。悪い妖精がかけた呪いに、姫と王子が算数マジックで立ち向かう物語。(厚生労働省委託図書)

9-12

ジョイス・L・ブリスリー 作 全2冊
ミリー・モリー・マンデーとともだち

内容 ミリー・モリー・マンデーは、ピンクと白のしまもようの服をきた元気な女の子。仲良しの友達と一緒に、ブラックベリーを摘みに行ったり、いつも楽しく過ごします。長年親しまれてきた童話『ミリー・モリー・マンデーのおはなし』の姉妹作。(厚生労働省委託図書)

9-13

青山 七恵(アオヤマ ナナエ)著 全5冊
わたしの彼氏

内容 大学2年の繊細美男子、鮎太朗。女たちはみな彼に恋をする。けれど、いつも振られるのは鮎太朗の方。自分を慕い続ける同級生には、どうしても心が惹かれない…。恋する心の不思議・普遍・歓びを描く。(点訳者 小佐野 みど里)

9-14

赤川 次郎 著 全4冊
恋愛届を忘れずに

内容:新人OL・恭子は憧れの上司から会社の重要書類を届けるおつかいを頼まれた。しかし、レストランでまさかの盗難! 偶然知り合ったカップルとともに書類の奪還を目指すのだが-。(点訳者 渡辺 庸子)

9-15

辻村 深月(ツジムラ ミズキ)著 全4冊
図書館で暮らしたい

内容:作家になる前から、作家になってから、夢中で追いかけてきた小説、漫画、アニメ、音楽、映画、美味しいもの…etc.すべてが詰まった、読むと元気になれるエッセイ集!(点訳者 須山 昌枝)

9-16

辻今井 絵美子(イマイ エミコ)著 全4冊
夢の夢こそ

内容:尾道に芝居小屋が建った。忠三郎はこけら落としの宴で市村屋の後添い・お夕と出逢う。町の重鎮が後添いを娶ったことは誰も知らなかった。市村屋に探りを入れるうち、いつしか2人の縁は深まり…。(点訳者 古屋 玲子)

9-17

キャスリン・ラスキー著 全4冊
ファオランの冒険 5

内容:ファオランたちオオカミが暮らす最果ての地を、大災害が襲った。すべてが変わってしまった地を前に、ファオランは旅立ちを決意する…。「ガフールの勇者たち」の続編。(点訳者 須田 千文)

9-18

加藤 シゲアキ 著 全4冊
Burn. ーバーンー

内容:人間らしい心を失ってしまった天才子役、魔法使いのようなホームレス、愛に満ちた気さくなドラッグクイーン。渋谷・宮下公園でめぐり逢った3人は、幸せな時は永遠に続くかと思われた。だが無慈悲で冷酷な力が3人に襲いかかり、やがて大きな炎が燃え上がる。(点訳者 井口 みづほ)

◎デイジー雑誌

厚生労働省 委託 声の広報 厚生 2016年7・8月号 1枚
農林水産省 委託 平成27年度 食料・農業・農村白書 1枚

◎テープ雑誌

厚生労働省 委託 明日への声 厚生 2016年7・8月号 1巻

◎点字雑誌

内閣府 委託 平成27年度 障害者施策の概況(障害者白書) 1冊
広島市市民局 平和推進課 寄贈 平和宣言 2016 1冊

≪用具部からのお知らせ≫

 季節は少しずつ夏から秋へ移り変わろうとしている、今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今月は、防災の日にちなみ、防災グッズをご紹介いたします。
まず始めに、日本点字図書館わくわく用具ショップオリジナル商品「視覚障害者用防災メッシュベスト」の紹介です。
蛍光の緑色の目立つメッシュ生地のベストです。XXLサイズですので、洋服の上から着用できます。前身ごろに「目が不自由です。手を貸してください!」、後ろ身ごろに「BLIND Please Help」と書かれています。着用するときは、上からかぶります。なお、ポケットはありません。
大きさ:肩幅400×着丈670×身巾650㎜
素材:ポリエステル100%
価格:1,850円(税込)
もう1種類のベストは、日本盲人会連合の「視覚障害者用防災ベスト」です。
濃い黄色でポリエステル素材のベストです。後ろのみに青色で「盲人のための国際シンボルマーク」とその下に「私は目が不自由です」と書いてあります。リユック等を背負った時に、背中のマークが隠れた時には、付属品の視覚障害者表示カードを前に付けて着用します。
前面にファースナーがあり、前面の左右と後面の表示のすぐ下には、ポケットがあります。その他に笛が付いてきます。
大きさ:M、L、LLの3種類(用具部在庫Lサイズのみあります)
素材:ポリエステル100%
色:濃い黄色
価格:5,500円(税込)
地震、火災、豪雨、竜巻など非常時のためにいかがでしょうか?備えあれば、憂いなしですね。