広報誌「うるおい」第309号 2015年12月20日発行

目次 山梨ライトハウスから皆さんへ山視協から山視民協からことばのミニ解説うるおい俳句教室暮らしのヒント用具部からのお知らせ
新しい図書の紹介 デイジー図書録音図書(一般CD)点字図書デイジー図書雑誌一般CD雑誌テープ雑誌点字雑誌

ライトハウスから皆さんへ

常盤大学「TEAM MASA」の活動

 11月に茨城県水戸市において、関東地区点字図書館協議会秋期研修会が茨城県立点字図書館の主管で行われました。その時の講演で「さわれる冨嶽三十六景」を制作した、「TEAM MASA」茨城県常盤大学の中村正之教授とコミュニティ振興学部の学生に、制作にいたるまでのお話を聞く機会を得ました。
 「さわれる冨嶽三十六景」の展示は、今年2月に山梨県立博物館で行われ、視覚障害の方々や、一般の方々も多く来場されたということです。
中村教授と学生たちの共通認識は「さわって楽しむ展示資料をすべての人に普及すること」そして「すべての人の幸せ」というキーワードを大切にして「様々な障がいをおもちの方も健常者と同じ手法でミュージアムを楽しんでもらいたい」と話されています。
 2011年、中村教授は命にかかわる大きな病気をし、7ヶ月もの入院を余儀なくされました。そんな時一通のメールに励まされます。「私たち視覚障害者何人かで話をしたのですが、触ることができないもの、例えば星座それから喜怒哀楽の顔の表情のような、私たちが手で触れても何もわからない写真などを、立体コピーなどを使って一緒に触って楽しめるような仕掛けを作ってくれる人がいる、このことが私にとってどれだけかけがえのない存在か…中略…視覚障害者のためにこんなことを考えてくれる人はなかなかいません。判りにくいとか、説明が必要と言われても、先生めげずにどんどんいろんなものを立体にしていっていただけませんか」最後にこう結んでいます「とにかく先生の視覚障害者に対する影響は大きいと思います。また本当にありがたい存在です」中村教授はその時「どうしてもやらなければ」という気持ちにかられたといいます。
 視覚障害者のために、触れる資料を作っている所はないかと探し、アメリカのヤンキース天文台で、視覚に障害のある高校生に、天体写真を加工し、触れて星の形が判るようにしている、との情報を得ます。すぐにアメリカに行き、ヤンキース天文台の夏期講習に参加しています。中村教授は帰国後、天体写真や人の喜怒哀楽の顔をスウェルペーパー(熱膨脹紙)に印刷し展示を行い、手で触れて判りにくいところ、分かりやすいところの感想を聞き、それをもとに工夫を重ねてきました。
また、芸術作品のコピーはいろんな制約がある中、山梨県立博物館では視覚障害者の方々にと冨嶽三十六景(所蔵)を中村教授に提供しています。(山梨県民としてうれしく思いました)それを機に「TEAM MASA」の活動はスタートされました。
 常盤大学の中村教授と学生達の視覚障害者のための取組にとても感動し、あまり表には出ないお話を聞く機会に恵まれました。

<お知らせ>

1 今年も小鳩文化カレンダーが、YBS山梨放送様よりご寄贈がありました。今回のカレンダーは各地の「ふるさとの富士」が四季の写真と点字で詳解されています。とてもきれいなカレンダーを皆様にお届けいたします。

2 盲人福祉センターの休館のお知らせです。
12月29日火曜日から新年1月4日までが休館となります。それに伴い、図書の貸出し受付の締切りは12月22日火曜日です、受付開始は来年1月5日からですのでよろしくお願いします。
今年一年ありがとうございました。良いお年をお迎えください。

山視協から

マイナンバーとは・・・?  副会長 矢崎 繁

 皆さんにはすでに通知カードが届いているでしょうか。私のところにも11月上旬に届きました。すでにメディアなどの情報でご存知の方も多いと思いますが、復習のつもりで読んでください。
 マイナンバーとは、全ての国民が持つ12桁の個人番号です。日本在住で住民登録をしているすべての人に12桁の番号が割り当てられます。
 平成27年10月より国や地区、市町村など複数の機関に登録されている個人情報を、同一の人の情報であることを確認するための社会基盤、社会保障、税番号制度としてマイナンバー制度が施行されます。
 平成28年1月よりマイナンバーを利用して社会保障や税などの情報を管理することで行政の効率化、国民にとってより便利で公平な社会を実現することを目的としています。
 番号は一生使うもので、一人につき一つ、重複のないように付けられます。個人情報を有するため、乱数で生成され、家族間でも関連性はないようです。また、番号は本人の死亡などで利用されなくなっても他には使いまわさずに永久欠番となります。
 マイナンバーは原則として生涯同じ番号となり、変更はできません。ただし、番号が漏えいしたことで不正に用いられた場合は変更ができます。また、国外に転居し、再度入国した場合は、同じ番号を利用します。
 利用範囲は次のようになります。
1 年金の資格取得や確認、給付。雇用保険の資格取得や確認給付。ハローワークの事務、医療保険の給付の請求、福祉分野の給付、生活保護など。
2 税務署などに提出する申告書、届出書、調書に記載し税に関する事務など。
3 災害対策として被災者生活再建支援金の支給、被災者台帳の作成事務など。
 この他、社会保障、地方税、災害対策に関する事務やこれらに類する事務で、地方公共団体が条例で定める事務にマイナンバーを利用することができます。
 日本における番号制度は40年以上前から検討されていました。昭和55年には課税逃れを防ぐため、少額貯蓄等利用者カード制度を盛り込んだ所得制度改正案が成立しています。
 同じ名義で普通、定期、当座預金など複数の安全性を懸念し廃案となりました。
 しかし、平成19年に発覚した消えた年金問題により、番号による一元管理すれば、入力ミスや結婚で姓が変わるなどの理由により年金の記録が消えてしまうなどという問題は起こらなかったのではとの提起がされました。
 導入によって、情報提供ネットワークシステムを通じて行政機関や地方公共団体間の情報の連係が可能となることで、各種証明書の添付書類の取得手続きが省略され、手続き全体の効率化、簡素化が図られます。
 また、同姓同名や生年月日の一致が困難にしていた個人の特定の制度が改善され納税者のより正確な所得情報を把握し、負担を不当に免れることや、給付を不正に受けることを防ぎ適正な所得再分配を実現できるようになります。
 私たちの各種申請における添付書類の省略、給与支払い報告書の電子申告提出先一元化など、行政の手続きが簡素化されます。

山視民協から

自転車による視覚障害者の事故について  副会長 伊藤一敏

 今号は、表題のことについてお伝えします。
 自転車による視覚障害者(視障者)の事故が多発する中で、この問題を重視した本会が加盟する全視協は、今年会員へのアンケートを実施しました。回答者は126人(全盲108、弱視18)そして、次のような結果からその実態が見えてきました。
1 回答者の半数以上が、年に数回自転車事故にあっていますが、それを視障者だけの注意で防ぐことはできません。
2 外出頻度は、全回答者の半数が、ほぼ毎日ですが、事故にあうのが多いのは、それが月1~2回と少なめな人です。これは、歩きにくい道が外出を控えさせ、たまに出かけると、慣れないところに道路などの歩行環境の悪さが加わり、このような結果になったものと思われます。
3 ひき逃げ件数が多いという結果が出ていますが、相手が見えないことから、つい逃げてしまう行動につながりやすいとすれば、その悪質さが問われます。
4 ひき逃げ件数の多さに比べ、事故を警察に届け出る人が少ないのは、当事者であっても相手の姿や事故の様子がよく分からずに、現場の事情を的確に説明できないことなどによるものではないでしょうか。
5 何回も杖の破損を経験している人が多いことは、杖が身を守ってくれたともいえますが、けがなどにはいたらないような事故が日常的であることを示しているともいえます。
6 ひどい事故でも、謝罪より逃げる事例が多く、これは深刻な問題です。そして、加害者との関係で、交通弱者を守ることを警察や自治体等に強く訴え、安全対策の強化を求めていくことが大きな課題です。
 このアンケート結果は、自転車による視障者の事故を防ぐ対策の手掛かりになるものであり、私たちも、これを参考にして、どのような取り組みができるのか考えていきたいと思います。

ことばのミニ解説

 今月は、今話題になっている鉱物女子・女子会について調べてみました。
 鉱物女子と言うのは、磨かれた石ではなく、原石の好きな女性を指して言うそうです。
 女性なら原石を磨き上げた、ダイヤやサファイヤなどを好む女性が多いと思いますが、自然が作り出したままの石が好きな女性が急増しているようで、値段もお手ごろの為、鉱物を使って雑貨を作るワークショップや鉱物を見ながらお酒を飲む、鉱物バーやカフェもあり鉱物女子の憩いの場所になっているようです。

 女子会とは、女性だけで飲食店・ホテルなどに集まり、話をしたりお酒などを飲み宴会をすることをいいます。
 日頃の仕事や家庭のストレス解消するために、いつもより高いランチを集まって食べたり、最新のカラオケ店ではみんなで歌ったりするようですが、やはり女性だけあってインテリアなど部屋にもこだわったり、食事などは有名なシェフやパティシエがいるお店で行う人たちもいるようです。また気楽に話しができる、個室があるお店が人気だそうです。

うるおい俳句教室 加藤  勝  選 評

井口 貞子
夕映えや暫し聞きいし杵の音
(評)この俳句の中には厳密に言えば季語が入っていないが、杵の音を餅搗きの音として歳晩の句としました。夕映えが美しく日本の田舎の風景。

埜村 和美
膝の上に編む幸せや毛糸玉
(評)やさしい心根の人。また充実している人柄が感じられる。膝の上にある毛糸玉の幸せ。

加藤  隆
霜月三日信玄遺徳偲びかな
(評)信玄公の恩徳。人は石垣人は城。かの将棋頭による堤の補強等、治水の恩恵等色々。遺徳があった。霜月三日。

高坂 康平
文化の日初冠雪の駒は映え
(評)甲斐駒ケ岳に初雪が降り頂を染めた。その日は、文化の日であった。季重ねなんか感じない。自然な風景である。

小川 賢治
冬の雨手に伝はりし水の音
(評)敏感なすばやい感覚をもった人だ。よい句だと思う。春の雨でも一句となるが、この句は冬の雨が命である。

小松 瑛
霜枯れし桑の葉隅の吹きだまり
(評)桑の枯葉はひとかたまりとなると、まことにゴミらしいゴミである。それも霜に濡れている葉であればなおさらのこと。

古屋 保
紅白を歌いおさめて除夜の鐘
(評)紅白歌合戦はいまや国民的な娯楽番組。出場者も栄誉に思っているその芸人も歌い納めはそれらしき顔となる。そして視聴者は除夜の鐘を聞き新年を迎へる。

平田 一
剪定の終わりし庭の秋日和
(評)この句の剪定は少し気になる。正式には「春」の季語である。で、あるならば「小枝切り終はりし庭の秋日和」としたらどうでしょうか。検討して見て下さい。

中牧 洋子
朝日影ひいらぎの花つつましく
(評)ひいらぎは漢字では「柊」と書き冬の季語で小さな白い花をたくさんつける。またかすかながら佳香を発つ。朝日の光りを浴び、つつましい花。ただし、鰯の頭つけ門戸にさすと悪鬼を払うと云う。

それでは、25日締め切り厳守で、ご投句をお待ちしております。

暮らしのヒント

今月の暮らしのヒントは「冬の水分補給」です。

 寒くなりあまり汗をかかなくなる冬場は、のどの渇きを自覚しにくくなり水分摂取が少なくなります。尿や便、汗などで体から排出される水分は、季節が変わってもあまり変化はないので、夏場同様、冬場も水分補給は重要です。
 水分補給には体温調整や老廃物の排出、血液の流れを良くしてくれるなどの大切な役割があります。また、風邪対策にも水分補給は大切で、のどや鼻の粘膜をうるおしてウイルスの侵入を防ぐと同時に、侵入したウイルスを痰や鼻水によって体の外に排出する作用を助けます。
 また、水分補給により体内に新しい水分が取り入れられないと、古くて汚い水が身体中をめぐり、その結果、血液が悪くなり、いわゆるドロドロの血液となります。ドロドロ血液は、リンパ液の流れも滞らせるため、冷え性や肩こり、むくみ、乾燥肌を引き起こします。さらに、このドロドロ血液は、血管を詰まりやすくさせ、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす原因にもなります。
 これから忘年会やお正月を迎え、飲酒の機会が多くなります。アルコールには利尿作用があるため、飲酒が過ぎると体は脱水状態となります。アルコールを飲んだら意識的に水分を補給しましょう。
 1日の水分摂取量の目安は1~1.5ℓで、食事からの水分摂取を加えると2~2.5ℓくらいが目安となります。冷たい水は身体を冷やしますので、夏冬関係なく一年を通して、常温またはぬるま湯で摂取するのをおすすめします。

新しい図書の紹介

◎デイジー図書

200 歴史

井上 光貞(イノウエ ミツサダ)著 11:06
井上光貞 人間の記録 163

内容 古代政治史・仏教史の実証的研究をおこない、東京大学教授として約40年にわたり「国家と社会」を追究し続けた歴史学者が綴る、研究自叙伝。(厚生労働省委託図書)

内田 洋子(ウチダ ヨウコ)著 8:03
皿の中に、イタリア

内容 トマトピューレと夏。島の羊とチーズの味わい。人の縁をつないだ小粒のオリーブ…。食と共に鮮やかに浮かび上がる、人々の営みを綴る。(音訳者 関根 正子)

300 社会科学

ブレイン・ハーデン著 9:00
北朝鮮14号管理所からの脱出

内容 過酷な労働と飢え、拷問、処刑、密告が日常である、北朝鮮の「完全統制区域」。その内情を知る、世界でただ一人の脱北者の証言をもとに、収容所の驚くべき実態と奇跡的な脱出、そして脱北後の苦悩を迫真の筆致で描く。(音訳者 桜井 凱子)

森 達也(モリ タツヤ)著 5:09
視点をずらす思考術

内容 政治・憲法・メディア論等、様々な雑誌や書籍に寄稿した文章を収めた、心と脳を鍛錬するための一冊。(音訳者 跡部 秀子)

700 芸術

遠藤  実(エンドウ ミノル)著 6:28
遠藤実 人間の記録 158

内容 疎開先の新潟から上京し、東京で流しの演歌師をしながら独学で作曲活動を行ない、戦後歌謡史に残る名曲を生み出した著者の自伝。(厚生労働省委託図書)

木村 義雄(キムラ ヨシオ)著 14:10
木村義雄 人間の記録 157

内容 下町の下駄職人の家に生まれ、将棋の腕を頼りに成功への階段を上りつめて名人となり、将棋界に一時代を築いた棋士の自叙伝。(厚生労働省委託図書)

900 文学

松尾 清貴(マツオ キヨタカ)著 9:33
あやかしの小瓶

内容 大正14年、祖父が住む村でダムが決壊し、少女が犠牲になる。翌年、祖父の家の納屋で祖父に宛てられた少女の手紙を見つけた私は、ダムへと向かい…。ミステリ表題作と、近代文学の香り漂う青春小説「簡単な生活」を収録。(音訳者 田中 栄子)

井上 靖 著 7:39
井上靖 人間の記録 155

内容 壮大なスケールの歴史小説を描いた作家が、別離について、旅情について、詩について、その他思ったこと、感じたことについて自由に綴る。(厚生労働省委託図書)

草野 心平 著 7:30
草野心平 人間の記録 156

内容 「蛙」と「富士」をテーマにした詩を多く詠み、独自の世界を築きあげた詩人が、自身の青春時代をありのままに綴る。(厚生労働省委託図書)

佐伯 泰英 著 7:20
狐舞(きつねまい ) 吉原裏同心 23

内容 吉原裏同心の神守幹次郎に、かつて出奔した豊後岡藩から復藩の話が舞い込む。突然の話に訝る幹次郎だったが、そんな折り、吉原に出店を持つ呉服屋の主が殺された。難問山積の幹次郎はかつてない大捕物に豪剣で立ち向かう―。(他館複製図書)

中島 京子(ナカジマ キョウコ)著 3:46
妻が椎茸だったころ

内容 「人」への執着、「花」への妄想、「石」への煩悩。ちょっと怖くて愛おしい、5つの「偏愛」を描いた短篇集。(音訳者 深沢 允江)

杉江 松恋(スギエ マッコイ)著 7:22
路地裏の迷宮踏査

内容 書評家・杉江松恋による愉快なブックレビュー集。数々の傑作を著した53人の海外ミステリ作家たちの意外な交友関係や、執筆にまつわる知られざるエピソードを紹介(音訳者 河口 恵)

◎録音図書(一般CD)

700 芸術

日本コロンビア編 35枚組
美空ひばり大全集

内容 美空ひばりの輝かしい功績が収められた豪華35枚組。若い頃の可憐な歌声から円熟した自信みなぎる歌唱まで、ひばりの魅力をあますところなく堪能出来る。(寄贈 橋爪啓次様)

◎点字図書

100 哲学

川澄 祐勝(カワスミ ユウショウ)著 全2冊
叱られる幸せ

内容 人は叱られるたびにひとつずつ社会のルールを習得し、人生の障害を乗り越えていく力をたくわえていきます-。年間200万人が訪れる名刹の住職が心を込めて語る、人間の成長に不可欠なメッセージ。(点訳者 菊島 博 )

200 歴史

栩木 伸明(トチギ ノブアキ)著 全4冊
アイルランドモノ語り

内容 アイルランド文学者が、街角でみつけた不思議な「モノ」たちから、アイルランドの歴史や文化をひもといてゆく。第65回読売文学賞随筆・紀行賞受賞。(厚生労働省委託図書)

300 社会科学

島田 裕巳(シマダ ヒロミ)著 全4冊
脱しきたりのススメ

内容 結婚式からお中元、離婚、葬式まで、ニッポンのしきたりを鮮やかに斬る、博学卓識の痛快社会批評。(点訳者 天野 宰子)

小林 直樹 著 全2冊
わが子のスマホ・LINEデビュー

内容 ネット依存、架空請求詐欺、ウイルス、LINE疲れといった、スマートフォンならではのトラブルから子どもを守るためのガイド。わが子を守るスマホ・SNS設定、「炎上」させない対策とルールなどを具体的に解説。(点訳者 有賀 文枝 )

500 工学工業

田崎 晴明(タザキ ハルアキ)著 全4冊
やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識

内容 放射線や原子力についての基礎知識を整理し、放射線の被曝と健康への影響について、いま何がわかっていて、何がわかっていないのかをじっくりと丁寧に解説。(厚生労働省委託図書)

700 芸術

長澤 陽子 監修 全3冊
日本(にっぽん)の伝統色を愉しむ

内容 千種以上あるといわれる色の中から160色を取り上げ、季節ごとに色の名前の由来を紹介。(厚生労働省委託図書)

900 文学

村岡 恵理 著 全6冊
アンのゆりかご

内容 戦争へと向かう不穏な時勢に、翻訳家・村岡花子は、カナダ人宣教師から友情の証として一冊の本を贈られる。後年『赤毛のアン』のタイトルで世代を超えて愛されることになる名作と花子の運命的な出会いであった。多くの人に明日への希望がわく物語を届けたい。その思いを胸に、空襲のときは風呂敷に原書と原稿を包んで逃げた。情熱に満ちた生涯を孫娘が描く、心温まる評伝。(点訳者 渡辺 庸子 )

百田 尚樹 著 全12冊
錨を上げよ(下)

内容 なぜ自ら嵐に飛び込むのか。それとも、この男が嵐を呼び寄せるのか。大阪を飛び出した又三は、東京へ、そして日本最東端の地へ。そこでは、予想もつかない大展開が待っていた。又三の航海に終わりはあるのか?(点訳者 深田 春美 )

浜 嘉之(ハマ ヨシユキ)著 全6冊
報復連鎖

内容 大間からマグロとともに築地市場に届いた氷詰めの死体。麻布署警備課長に異動した青山は、同期の築地署刑事課長・龍に協力して情報収集するが、見えてきたのは新宿で凶暴化する「半グレ」元暴走族グループ、チャイナマフィアが絡みつく裏社会の報復…。日本社会の隙を世に問う、インテリジェンス警察小説シリーズ第3弾。(点訳者 鎌田 泰子)

渡辺 裕之(ワタナベ ヒロユキ)著 全6冊
偽証

内容  事件の発端は、一体なんだったのか。元特殊部隊員の自殺をきっかけに見直される、一年前に起きた極限状態のサバイバル訓練中の死亡事故。離島勤務から警務隊に召喚された朝倉は事件の痕跡を追い、北の大地に足を踏み入れる。(点訳者 山田 栄子)

原田 ひ香(ハラダ ヒカ)著 全4冊
三人屋

内容 朝は三女の喫茶店、昼は次女の讃岐うどん屋、夜は長女のスナック。時間帯によって出すものが変わるその店は、街の人に「三人屋」と呼ばれていた。三人姉妹の営む店はワケありだけど美味い!やっかいだけど温かい!心も胃袋もつかむ、おいしい人情エンターテインメント!(点訳者 瀧本 安恵 )

オルレブ ウーリー 作 全1冊
遠い親せき

内容  戦争で二人きりになってしまったウーリーとイグアルの兄弟。イスラエルの施設で暮らす二人のもとに、ある日、一通の手紙が届く。送り主は「お母さんのお姉さんの夫のお兄さんとその妻」。とにかく会いにいってみよう!迷わずそう決めた二人は、ある夜、牛乳を運ぶトラックの荷台に隠れ、「遠い親せき」が暮らすテルアビブを目指す。期待と不安ではちきれそうな兄弟のやりとりが胸を打つ自伝的物語。(厚生労働省委託図書)

阿部 公彦(アベ マサヒコ)著 全5冊
文学を〈凝視する〉

内容 人は「凝視する」行為のなかで何を見いだすのか? 「目の文化」としての近代を問い直し、新しい知の可能性に迫る文学論。第35回サントリー学芸賞受賞。(厚生労働省委託図書)

新藤 悦子(シンドウ エツコ)作 全2冊
ヘンダワネのタネの物語

内容 絵ばかり描いていて「ヘンな女子」といわれている直(なお)と、サッカーが得意でクラスの人気者のイラン人アリは5年生。ある時、直はアリからイランの料理や母親の実家のこと、そして「ヘンダワネ」(イランのスイカ)のタネに秘められた不思議な物語を聞く。でも、普段のアリは人前でイランの話は絶対にしない。直はアリが隠している心の秘密に気がついて…。(厚生労働省委託図書)

池田 茂光(イケダ シゲミツ)作 全1冊
山を祭る人々

内容 樋口一葉記念第二十二回やまなし文学賞受賞作品。(点訳者 菊島 博)

大崎 善生(オオサキ ヨシオ)著 全3冊
ロストデイズ

内容 恋をし、結婚し、子供を得た。幸せとともに、言い知れぬ不安も生まれた。東京からニース、ジェノヴァへ。見失った夫婦の絆をさがす物語。(点訳者 鶴見 貴美恵 )

◎デイジー図書雑誌

厚生労働省 委託 平成27年度版 障害者白書 1枚

◎一般CD雑誌

内閣府政府 広報室委託 明日への声 Vol.46 1枚

◎テープ雑誌

厚生労働省 委託 平成27年度版 障害者白書 6巻

◎点字雑誌

厚生労働省 委託 平成24年社会福祉施設等調査の概況 2冊
内閣府政府 広報室 委託 ふれあいらしんばん Vol.46 平成27年12月・28年1月 1冊
ニッポン放送 寄贈 点字・拡大文字番組表 2015.9.28~2016.3.27 1冊

≪用具部からのお知らせ≫

 いよいよ今年も残すところあとわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
 今月は、日本点字図書館(日点)オリジナル商品「指先が出るやわらか手袋」をご紹介します。
 この商品の特徴は、両手の親指、人差し指、中指の先に縦のスリット(穴)がある手袋です。手袋をはめたまま指先を出すことができます。スリットの位置は、親指が人差し指側、人差し指と中指は親指側で、それぞれ上から1cmほど下がった所にあります。スリットの長さは約2cmです。通勤・通学時やお買物の際、携帯電話やスマートフォン操作時、点字図書を読む時など、様々なシーンで便利にご活用いただけます。いちいち手袋を外すわずらわしさや、外すことによる紛失の心配がなく、指の部分が短く切れている手袋のように指先が常時寒さにさらされることもありません。
 素材はアクリル・ナイロン・ポリウレタンの混紡糸で、やわらかくて軽く、チクチクしないのが特徴です。手袋をはめた瞬間、ふんわりとした温かさに包まれます。
 サイズはS、M、Lの3サイズで、柄が入っています。Sサイズの色は、紺で、白色の雪の柄が入っています。Sサイズの手首の端には、白色のラインが入っています。Mサイズの色は、グレーかベージュで、グレーには白色の鹿の柄が、ベージュには茶色の鹿の柄が入っています。Lサイズの色は、黒で、白色の雪の柄が入っていて、雪柄の上下にある赤のラインがアクセントになっています。
 日点と香川県東かがわ市の手袋メーカーが企画・製作した、安心の日本製です。

≪仕 様≫
•大きさ:(Sサイズ)(高さ)約190mm、(Mサイズ)(高さ)約210mm、(Lサイズ)(高さ)約230mm
•素材:アクリル、ナイロン、ポリウレタンの混紡糸
•メーカー:株式会社マルミヤ手袋
•販売価格 :1,970円 (送料別)
用具部には在庫が、Lサイズ、Mサイズ(ベージュ)の各1つづつあります。
また、日点からご自宅へ直送することも可能です。但し、代金は配送業者への代引きとなりますので、価格に送料200円、代引き手数料330円がかかります。冬季限定で、無くなり次第販売終了しますので、ご了承ください。
それでは、皆様良いお年をお迎えください。用具担当の細川でした。